4月1日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。昨日からの雨が修練前になっても降り続ける程でしたが、そんな中でも鍛錬に励みます。

全く意識してなかったんですが、今日は雨という事で少年野球が中止になって久々にR君が土曜日に参座してくれた上に、弟の新2年生のR君が道衣姿で参座してくれました。

このR君。姉兄のRちゃん・R君が入門していた縁で、幼稚園の時からちょくちょく修練に顔を出してくれていたんですが、小学生に成る時に「野球をやりたい」=「土日に野球が有るので、週1回しか参座出来ない&試験や大会が日曜日に多い少林寺拳法はやらない」との流れで、入門して貰えませんでした。それでも道院の忘年会や強化合宿のバーベキューの時には顔を出してくれていたんですが、2月末の「アルコール付き作戦会議」時にNさんから「この前Rが『2年生に成ったら、習い事が二つ増える。一つは公文で一つは少林寺拳法。』と言ってましたよ」との御話を伺いまして。R君の入門が実現した折に、ある方策を練って入門者増を図ろうと相談していたんですが、1年ぶりのR君の道衣姿での佇まいや取り組み方に「質」の変化が感じられ、入門者増の観点とは別に「この子と少林寺拳法をやりたい」と思わせるものがありました。

法形演練では一般と新中学生二人は一般二級科目を・小学生とR君はキックミットでの当身をと分けたんですが、Nさんがスッと小学生達の方に行き、付きっ切りで指導されていました。「そうか~。あの分け方では上手く行かないと思って、フォローして下さったんだな」と思ったんですが、一番時間を割いていたのがR君との時間で。その内容たるや、「そんなにシゴいて大丈夫か?」と思わせる程の濃さでして。R君も弱音を吐く瞬間も有りながらしっかり取り組んでいたので、この辺りも1年前とは違うところでした。

自由練習では、一般は「送小手」から「送天秤捕」を。ホントは私の五段受験にも出た「吊落」まで行きたかったんですが、これは後日の「お楽しみ」に。小学生には少年三級試験の組演武・新中学生には一般二級試験の組演武をやらせ、「R君の考えた練習をやって良いよ」と伝えたら、後半15分は完全に野球になってました(泣)。「おいおい、待て待て」とたま~に天地拳の第一~第六まで通させたら、それもきっちりやった上でまた野球。それでも突き蹴りの時よりもはるかに大きい歓声の中で、「たまにはこんな日も良いか」と私もマニアックな「理」の探究を楽しみました。

お茶の時間には、土曜日は1ヶ月ぶりの参座となるKさんの手作りケーキと、福井にいる弟さん宅に御両親と行かれた時の御土産の御菓子を皆で堪能して、充実した本日の修練を切り上げました。

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