9月2日(土)の修練。

本日も泉田会館での修練。

今年は例年より涼しかったのか、お盆を過ぎた辺りから朝晩の過ごし易さを感じ始め、「暦ってやっぱり意味が有るんだなぁ」と実感していたんですが、9月に入って日中の暑さは有るものの、より一層の涼しさや風の心地良さを感じ始めました。夏の暑さ・冬の寒さに悩まずに済む、数少ない鍛錬に励み易い季節ですので、しっかり鍛えないといけませんね。

7月・8月に入門してくれた門信徒達に、構えや突き蹴りの際の身体操作から原理から教えたいので、一つ一つの事から細かくやり始めています。その中には、色帯組には「後輩」に対する気配り・目配りやアドバイスをする練習としての意味もあります。自分達が意識していない事はアドバイスも出来ませんし、それを受けている白帯達がいずれ自分達が後輩に伝える側に成るんだと意識出来れば、尚良いですね。

今日は開足中段構での軸の意識と、レの字の中段構での拳の向きと足の置き方~そこを意識してからの順突・逆突と行きたかったんですが、なかなか個性的な身体の動かし方をするメンバーが多く、サクサク進む事は出来ません。やはり伝える側も粘り強く、また出来ている部分もしっかり認識しながら付き合っていきたいものです。

法形演練では私が白帯組に付き、順突と逆突を・NさんがMちゃん・I君と明日に迫った一般二級試験の確認を。自由練習では役割を入れ替えて修練を進めました。

中学生女子2人も、充分とは言えない状態ながらもそれなりに積み上げは出来ました。明日はしっかりその成果を発揮した上で、自分達の課題を見付けて欲しいものです。白帯達の相手をしていたNさんも低学年達の集中力の散漫さに苦心しながらも、しっかりポイントを伝えて下さってましたし、本人たちの意欲・意識を高める為に目先を変える練習方法を見付け出す等、工夫をして下さってました。技術レベルも一朝一夕には挙がらないでしょうから、如何に本人達の自発的意識・意欲でそこに到達させるか。雰囲気創りも含めて、一工夫・二工夫あって然るべきでしょう。そこを「面白い」と思えてこそ、「後輩」との修練・鍛錬を楽しめる「器」を備えられるのだと再認識する機会となりました。

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