9月16日(土)の修練。

本日も泉田会館での修練。

台風が近付いているらしく朝から雨が降り続いており、窓から入る風に若干の肌寒さを感じながらも鍛錬に励みます。

泉田会館はややスペースが狭い為、作務に掛かる時間が短く済みます。なので今日のウォーミングアップは、早く参座してくれた人間のリクエストに応えてやる事を作りました。「決められた動き」が修練の大半を占める少林寺拳法。「飽き」や「窮屈さ」を感じる小学生も多い事でしょう。技術レベルや理法を丁寧に練り上げつつ、飽きられない様に気を付ける為には、雰囲気もそうですがやる内容のマンネリ化は上手く避けて行きたいものです。今日はスタート前に誰かが遊んでいた「蜘蛛歩き」を。実際やってみるとかなりキツそうな動きですが、やや競争的要素を加えると皆高めのテンションで行います。そのままの雰囲気で基本演練に繋げて行きたいものですが、はてさて。

法形演練では私が白帯組と正対構からの「内受突」の裏表を、Nさんに茶帯組を見て頂き「腕十字」と「屈身突」の復習を。自由練習ではまた役割を入れ替える等しながら行いますが、なかなか皆のテンションや集中力を維持するのも難しいものです。まあ修練中、常に集中しておくのは小学生には難しいものでしょうし、あまり堅苦しい雰囲気になり過ぎるのも私自身の「趣味に合わない」のですが、ダラダラ過ぎてもいけないでしょうから、都度何処かのタイミングでピシッと集中する瞬間を作りたいものです。ただ遊んでいてはいけないよなという側面と、皆で集まって楽しく遊べる事自体に意義があるという側面のどちらも兼ね備えつつ、伝えるべき技術と教えを徐々にながら伝えて行きたいものですね。

私の稚拙な指導ではなかなか簡単な事ではないですが、それをやってこその修行であり人造りの道なのでしょう。

 

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