11月18日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。深夜3時頃から降り出した雨が止んだかな~という、やや肌寒い空気の中で鍛錬に励みます。

今週は、基本の時間に「蟹足」と「十字足」をやってまして。ホワイトボードを活用しての説明の後での反復練習で、意外に皆すんなりと理解し出来る様になってますが、横の移動を練習すると腰が浮いたり構えに不備が出たりし易いもの。運歩プラス当身を加える事で安定した状態での体捌・足捌と、常に攻撃と防御に備えた構えを意識させたいものです。蟹足をした後に逆蹴を付けると「転身蹴」と同じ様な動きになり、6月・7月の泉田子供会対象の体験会を経て入門してくれたメンバーには、その時体験した間合いを離しての「転身蹴」と今回の練習が繋がり、この数ヶ月で進歩した自分自身を実感する機会にもなった様です。

その後相対での運歩の練習に入り、「内受突」をしながら移動したり中段突に対して蟹足+打払受してからの順蹴で移動したりと、新たな動きも加えてみましたが、一部混乱して表情が曇る人間も居るものの、皆そこそこ様になっており、その進歩が嬉しい限りです。

自由練習では、茶帯組はNさんにみて頂き、各種投げからの「裏固」と「閂固」の練習を。白帯組は私が付いて、「天地拳第一系・単演」の3の兵馬立を意識しての鈎突と前受身に入る前の体捌の練習に当てました。金剛拳は、関節の軟らかい小中学生には手首を壊さない様に配慮する必要のある拳系になりますが、筋力・握力で無理から掛けたり引っ張ったりするのではなく、投げからの連絡技も含めて「理」に適った身体操作とコツを伝えて行きたいものです。

白帯達も割りと受身の練習を嫌がらないので、有難いところです。身体を痛めない様に、受身に対して恐怖心を抱かない様に気を配りつつ、上手く感覚を磨いていける様な伝え方を工夫ししなければいけないですね。今回の前段階の動きは割りとその後に繋がり易そうで、手応えアリ!後受身の前段階の「足上げ腹筋」も含めて、「良い方法」で「良い伝え方」をして、やっている本人の自発的な進歩への意欲を引き出したいものです。

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