12月2日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。空気は冷たいものの、お昼の日差しの暖かさを有難く感じながら鍛錬に励みます。

今日は夜から名古屋で愛知県連の所属長懇親会があり、私もそちらに出席する為に、修練を15時半で切り上げる事にしていました。その為新しい事をやるのではなく、今までの復習の時間に充てようと考えて修練をスタート。蟹足・十字足の復習を中心に基本演練を組み立てたんですが、単独でやるのもネタが切れて来たので、相対演練で門信徒間の親睦を図りつつ、少し頭の体操も入れようと、向かい合って運歩の復習を行ってみました。2列目の白帯組に号令を掛け、向かい合っている茶帯・黒帯は同じ運歩を逆方向に行う様にしたんですが、左右をどちらに動くか判断する事自体が難しくなって、茶帯組にはかなりハードルが上がり刺激に成った様ですし、向かい合っている白帯達には先輩が難しい中でも頑張ってやっている事で、楽しく且つ自分も頑張れる雰囲気になりました。ちょっとクイズ的な要素を入れると、知的好奇心の強い人間は集中力が上がりますね。逆に「難しい」と思っただけで、テンションを下げてしまう人間も居ますから、説明の仕方への工夫は欠かせてはいけないみたいですが。

新しい事をやる気は無かったのですが、今日は少年野球で休むだろうと思っていたR君が参座してくれたので、急遽「十字足」の延長線上として「全転換」をやる事にしました。白帯達にはかなり難解であり困難であろう「全転換」ですが、ホワイトボードを使用してあれこれ説明してから工程を3つくらいに分けてスタート。1工程目は全員何とかクリアしたものの、2工程目で移動を大き目にすると体の動かし方や向きの変え方や移動する場所で混乱する人間が続発。そんな中、大抵の動きで理解力の低いK君が、タイミングはゆっくり目ではあるものの移動する場所や向きは完璧にこなしていたのには、嬉しい驚きでした。これで3工程目の「打払受」を付けてもバッチリ決めてくれると有難いのですが。

出来なかった人間にとっては、辛く高いハードルだったかも知れませんが、その後の学科・法話でリクエストに応じて「いのちとは」のページを読み、先祖の誰が欠けても自分は存在出来なかったんだという事を説明し、その上で鎮魂行の信条に出て来る「報恩の誠」とは何ぞやという事を話しました。「自分を大切にする」とは、ただ安全に自分を守るのではなく、目の前に有る課題に対し精一杯取り組む事であると伝えると、その後の鎮魂行もなかなか良い雰囲気で進める事が出来、やや時間をオーバーしたものの、修練を切り上げ名古屋に向かう事が出来ました。県連懇親会の会場に向かう前に、名駅チャンスセンターで年末ジャンボ宝くじを買う予定でしたが、その大行列を見て断念。駅から少し歩いたどて煮のお店(こちらも行列)で持ち帰りでどて20本を購入した後無事に会場に到着。今年も多くの先生方から貴重な体験談を御聞きして、懇親会出席を終えました。

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