12月16日(土)の修練。

本日は専有道場でスタート。一段と寒さも厳しくなって来る中、鍛錬に励みます。

本日は欠席者や遅れて参座される方が多く、私自身も準備が遅く渋滞もあった事もあって、時間ギリギリに到着。御陰でと言うか、送りにみえたお母さん達とコミュニケーションも取れ、また寒い中でも「俺達、寒くない!」と上着も着ずにベランダに出て、歌を歌いながら窓ふきをしている小2男子達の姿に温かい気持ちで作務に取り組めました。

鎮魂行の瞑目の最中にMちゃんの携帯の着信音が鳴りましたが、その音がネコの声の様な設定にしてあり、後ろから笑い声が。鎮魂行が終わった後に、「平常心」と「不動心」という言葉を伝え、心の強さが有る人と無い人の違いを話し、身心を練磨する為の修行に励む事の大切さを伝えました。スタートが遅かった為に、連盟の会報を使った学科・法話に入る頃には14時15分に。技術のページにしようかと「実に帰る」のページを読みましたが、内容が「押小手(両手)」だった為、白帯達にはピンと来なかった様で。途中で切り上げ、急遽「ファミリーDEキラリ」のページを、皆で役割分担して読み込みました。ちょっと寸劇的な要素もあって、笑顔の中で締め括る事が出来ました。

場を変えて、易筋行を。ここ最近、逆突の際の後足の絞りが大事だなと強く思っているので、繰り返し逆突や逆手での受けの練習をしています。なかなか理解出来ない人・理解出来ていても上手く出来ない人と色々ありますが、粘り強くやってナンボでしょうから、繰り返しやるだけです。

今日は易筋行の時間が短い上に、2月の「芸能音楽発表会」での出し物を決める時間を取る予定にしていましたので、更にタイトなスケジュール。Mちゃんに指揮を取って貰い、全員の希望曲の中から2曲を選曲。その際のそれぞれの立居振舞いを見て、「自己確立」と「自他共楽」を心掛けた行動の在り方を説きました。

Mちゃんが送迎のお母さんの都合で16時で早上がりしたので、残り30分を白帯達の順・逆と逆・順の上中二連突の練習に割き、その後レの字での「内受突」と「上受突」を。こちらも理解度・再現度・習熟度にそれぞれ違いが有りますが、それでも全員にそれなりの進歩がみえるのが嬉しいところです。やや時間をオーバーしたので、「上受突(表)」がちょっとややこしい事を説明し一度やってみせたら、全員の顔に戸惑いの色が。「基本の順突・逆突・順蹴・逆蹴をしっかり練習していたら、難しい技でもいつの間にか出来る様になっているから、しっかり頑張ろう!」と言うと、「学科でやった押小手を見せて」とリクエストが。Nさんに相手をして貰いやってみせたら、驚きの声が。それでも「この技はかなり難しいし、しっかり掛けると結構痛い!それでもね。やっぱり投技は楽しいぞ~!こんな投技が出て来るまで、皆でしっかり頑張ろうな」と言うと、「楽しみだなぁ」と言った感じのニンマリ笑顔を見せる人間がチラホラ。ここら辺の意欲のある人間ならしっかりやって伸びて行ってくれるだろうとの期待を胸に易筋行を切り上げ、「お茶の時間」と致しました。

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