5月5日(土)、一般のみの自主練。

本日は通常の刈谷北道院の修練はお休みなのですが、GWに毎年行っている一般拳士のみを対象にした、ちょっとキツめの「自主練」を行いました。

メンバーは、私とNさんと松平スポーツ少年団のW先生の3人で、内容は前半1時間半はミット打ち、その後1時間ガチ乱捕り、ラスト1時間半で「理の探究」という定番メニュー。例年連休初日に行うのですが、所用で武専前日の今日になってしまい、「二日続けてハードメニューはキツイなぁ」と始める前から若干弱気です。また日程調整が何度か変わった為に、公民館長さんにしっかり伝わっていなかったのか、泉田市民館に着いた時には、ホールには夜に行われる組長会議の机がセットされている状態でした。会議室にいらっしゃった公民館長さんに許可を頂き、机を四隅に寄せたのですが、まるで「ファイトクラブ」のリングの様に机に囲まれて、何となくテンションも揚がって来ました(笑)。

序盤のミット打ちは、突き・蹴りの単撃・連撃を左右・順・逆と進めていったのですが、30分過ぎた頃には私は息が上がっていました(泣)。それでも何とか一発一発を丁寧にと心掛けてやっていたのですが、いかんせん普段の鍛錬不足による体力の無さは、何ともならず。私だけでなくNさんの表情にも疲労が見て取れたのですが、ただ一人W先生だけが汗をかいていながらも、生気みなぎる空気を出していて、「若さってスゴイ!」と感嘆しました。

中盤は、防具一式を装着してのガチ乱捕り。私は最初に集中的にやらせて貰い、一本2分で御二人相手に3巡、1回目は攻撃を極力かわし、2回目は防御してから反撃を返し、3回目は自分から攻撃を繰り出し、とテーマを決めていたのですが、1巡目の1人目で既にスタミナ切れを起こしてしまい、「あと10分やるの?」とただひたすら我慢をする時間となってしまいました(泣)。それでも動けないなりに、何とかしようともがく事が自分を鍛える事にも繋がりますし、またお互い緊張感のある攻防の中で、心の揺れ動きを感じながら、鍛錬し合う時間は不思議な心地良さが有りました。

終盤は「理の探究」として、送りの法形の原理と送小手投との違いを研究。またR君の少年野球の送迎でNさんが30分早上がりした後も、W先生と4月の武専研究会で名誉教員の先生から教えて頂いた逆小手の研究を行いました。普段の小中学生達と一緒の修練では味わえない緊張感と痛みの中で、充実した汗をかけました。トイレで顔を洗った時に鏡で自分の顔を観て、顎に紫色のあざが出来ていたのには、ビックリして腰が抜けそうになりましたが(笑)。

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