6月16日(土)の修練。

本日は専有道場でスタート。4月に入門した小4男子のI君の入門式も行いました。

先週木曜日に文言のプリントをI君に渡し、「誓願文奉読」の練習をして貰っていました。ややマイペースな面もあるI君は、あまり予習はして来なかった様ですが、参座した時には白黄帯組で奉読の練習もして来ました。果たして、無事に役割を果たせるでしょうか。

実は今日は、マンションの排水管の点検をやる週でして、階下の点検をする為に13時~15時の間はトイレ・洗面台といった、全ての水回りで水を流す事を出来ない事が、今日の午前中に判明しました。時間帯がモロにぶつかり、それなり人数が集まるのにトイレが使えないのはまずいので、来週に延期しようかとも考えましたが、I君が今日を想定して練習して来た事も考慮し、そのまま今日行う事にしました。

主役も含めて小学生達が軒並み遅れての参座となったので、準備を終えて、一般だけで暫し「送小手」を相手の身体の幅も含めて扇の様に意識して、一緒に動かす事をイメージして行う練習を。私も準備もそこそこにそちらが気になってしまい、段取りもグダグダなまま入門式スタート。あちこち不備はあり、I君も結構緊張しながらの「誓願文奉読」となりましたが、何とかそれなりの結果を出してくれたので、締めの全員で行う「自己紹介」も、4月・5月で増えた一般の方と小学生達の和を築く貴重な場として、楽しく過ごす事が出来ました。

場を変えて、易筋行を。入門式のスタートが遅れた事もあり、移動後の易筋行もいつもより30分短めに。当初は、8月頭に開催予定の「強化合宿2018」の初日のメニューである「運用法」をやれるところまでやろうと考えていたのですが、予定変更して廻蹴と上・中・蹴の三連攻の練習を。廻蹴自体も練習がいりますが、連攻となると手足の動きだけではなく、身体の使い方が重要になって来ます。「重心をどこに持っていくか」といった事や、「軸をどこに意識して動くか」といった事は、一般にも共通する課題です。しっかり練り上げていきたいものです。

後半30分は、白黄帯は先週に引き続き「横転より起き上がり」と「逆小手」もどき・一般は、五花拳と専有道場で行った扇を意識した身体操作で、「内受蹴」・「内押受蹴」・「燕返」・「内押受突」・「外押受蹴」を。投げ技が楽しいのか、「その為に必要な練習」というと、小学生達も受身の練習も率先して動きます。このノリのまま、技術レベルも上げていきたいものです。一般も、意外に自分がどんな身体の使い方をしているのか、意識出来ていないもの。やろうとしている事と、全く別の動きをしていたり、やる必要の無い動きをしていたりしますが、それを繰り返していく中で、自分で自分の意識を高めて、技術レベルも高めて行きたいものです。一般は、最後の「外押受蹴」でそのまま投げる練習に入り、それを「逆小手」に応用したところ、一気に皆に熱が入り、「今日はお茶の時間が無しになるのか?」と思うほど長くなりました。小学生達も意外にそのまま帰れそうでしたが、残り15分から「お茶の時間」に入り、修練を切り上げました。

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