私が子どもたちを対象とする岡崎こだるま道院を設立しようとした動機は、低俗なテレビ番組やマンガの影響により、子どもたちが早熟となり、子ども本来の純真さを失いつつあると感じたからで、それが悲しかったからです。
少林寺拳法には、霊肉一如、心身一如のありがたい教えがあります。
そこで、道訓にある、仁、義、忠、孝、礼、を主体とした年少者教育に取り組んでいこうと思ったのです。年少者教育は、「三つ子の魂百まで」と言葉にあるほどに、その人の人格形成に 重要な位置を占めております。
この重大、重要な役目を達成したいと念願し、1970(昭和45)年12月20日に設立、今に至ります。
人それぞれには能力の差があります。もちろん、性格も違います。
ですから、拳士ひとりひとりに合わせた修練を考えていけたらと思っております。その人の体力に合わせて、怪我のないように、無理しないように。心も同じです。
特に、年少指導においては、子どもの表情や態度の変化をよく観察することが大切だと思います。
日々、成長する子どもに真っ直ぐに向き合い、不公平が無いように、それぞれに効果的な指導が出来るように心がけております。
ひとりひとりの拳士の自己確立を支える道院でありたいです。
拳士には、自ら目標を持ち、自ら修練に励んでいただけたらと思います。
それぞれの目指す道に邁進する仲間が共に集う場所、お互いの良さを認めて笑い合える楽しい場所、自他共楽の場としての道院でありたいです。
また、これまでは主に子どもを対象とした活動をしてきましたが、これからは高齢者も対象とし、より幅広い年齢層の方々に入門参座していただけるようにしていきたいと思います。
吹矢町公民館をお借りして練習しております。東岡崎駅から徒歩3分のところにあります。
少人数なこともあり、子どもから年配の方まで一緒に練習することもあります。
ひたすら激しく打ち合いたいという方には物足りなく感じるかも知れません。
拳士ひとりひとりが、それぞれの目標に向けて修練しております。
そして、皆んなで、楽しく和気あいあいと練習に励んでいます。
☆道院長が面白い‼ 大会前とか、きびしいときもあるけどね。(少年部・男子)
☆日本武道館でメダルをもらったとき、すごくうれしかったです。(少年部・男子)
☆岡崎こだるまの自由な雰囲気が好きですね。自分のペースで練習できるのがいいです。(一般・男性)
☆アットホームな感じで楽しいです。(一般・女性)
☆無理せずにマイペースで練習させてもらってます。(一般・男性)