K拳士、最後の修練

 3月31日(日)、2018年度も終わりのこの日、K拳士にとって最後の修練となりました。ご存知の通り、スポ少支部に在籍できるのは、指導者、親子入会の保護者を除き高校生まで。高校三年生の彼は、その日が部員としての最後の日です。

 当日は彼に主座、打棒、号令の三つを最後の務めとしてお願いしました。最後までしっかりと、後輩たちの見本となる動きをしてくれました。微笑ましい限りです。

 鎮魂行の後、後輩部員からのリクエストで、少林寺拳法カルタをやりました。彼1人vs後輩部員4名の熾烈な戦いの幕開けです(笑)

後輩も先輩に負けないよう必死です!

 結果はK拳士がハンデ有の状態で20枚、後輩部員4名が合計30枚でした。さすが先輩、技術だけではなく、教えもしっかりと学んでくれています。是非後輩たちも続いてほしいものです。

 そして最後の修練を終え、簡単ではありますが、「修了式」を執り行いました。

お互いに成長することができた!1年間ありがとう!

 松平スポ少オリジナルの修了証書と、後輩たちからのメッセージを渡しました。修了証書を読み上げてるとき、熱いものが込み上げてきました。絵にも文にもならない思いです。様々な困難があったけど、本当によく頑張ってくれました。そして、この1年で本当に立派な青年へと成長してくれました。

 最後に、後輩達に伝えたいことを話してもらいました。「家庭だけでもないし、学校だけでもないし、少林寺拳法だけでもない。その時々に応じて何が大切なのかを、今、何を優先するべきなのかを考えて頑張れる人になってほしい」と力強く話してくれました。この1年の中で、進路に苦しみ、二段取得に苦しみ、それでも前向きに、今取り組むべき課題に対し、決して逃げ出すことなく真剣に向き合ってきた彼だからこそ自然と出てきた言葉だったかと思います。

 K拳士、1年間ついてきてくれて本当にありがとう。最後にやった空乱、1年前には無かった「気」の強さをしっかりと感じ取ることが出来ました。その気の強さを活かして、でも人に優しく、この先の困難も乗り切っていって下さい!お疲れ様!!!

記念撮影。皆から愛されるK拳士。またいつでも顔を出しにおいでね!

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