少年拳士達と「作務」について話をしました。「ぞうきんって、食べるものかぁ?」
拳士達は笑いながら「違う~」と元気よく答えてくれました。
「じゃあさ。このぞうきんは、こうやって丸めて、野球みたいに投げるものなんか?」
拳士達は「違う」とは言いますが一部の拳士達は、うつむいてしまいました。
開祖 宗道臣先生は「掃除をするなら、まともにやりなさい。みんなの前で、これをもういっぺん言うといてやる。いいか、私もそういうふうにシゴかれたから今日、君達の前でカッコいい事を言えると思うんです。これが、しつけと言う事である。よそへ行った時に、恥ずかしくない様に仕込むのです。」
作務は一生懸命にやりましょう。先輩も後輩も一緒にやるのです。