合掌、私の友人で開祖 宗道臣先生と触れ合った最後の世代「小瀬倫太郎」との思い出話し。
小瀬倫太郎は、灰谷健次郎著「天の瞳」の主人公。私の自慢のできるアニキなんです。
「いいか、八方目が出来るようになると八方耳が出来るようになる。八方耳が出来るようになると八方口が出来るようになる。八方口が出来るようになったら八方鼻が出来るようになる。鼻の効く人間になれよ。」と管長はよく言っていた。八方鼻はこいつ胡散臭いなと「察する」事。
少林寺拳法は八方目が出来れば日常生活に活かせる。察する能力が大事。拳法を日常生活に活かせなかったら意味がない。管長はよく「心に卍やぞ。」と言っていた。心に卍があれば拳法やってなくてもいつでも拳士や。相手の気持ちを察する能力が身についたのは拳法やってたおかげや。