愛知浄水道院・愛知高上道院合同キャンプ開催

12月15日・16日と豊田市にある六所山野外学習センターにて、毎年恒例の合同キャンプを開催しました。

愛知県ではまだ初雪の知らせがない中、六所山ではすでに雪が降ったそうで、当日も気温3度の中、野外で拳士一同が元気に班ごとに分かれて、体を動かしました。

朝、水たまりに張っていた氷を割って楽しんでいた拳士達が、野外活動を終え、再びその水たまりに戻ると一面に氷がまた張っているくらい寒い中の活動でしたが、誰一人帰ろうという事もなく時間まで楽しみました。

野外活動の後は、これもさらに寒くなった中での野外炊飯。凍るような冷たい水を使っての炊事に拳士達の悲鳴が・・・しかし互いに協力しあい、各班カレーやシチューを完成させました。ほとんどがスープでしたが、頑張って作ったカレーは、本当においしかったです。しかし、片付けが・・・また冷たい水との戦いでした。交代しながら自分が出来るところまで頑張り、他の拳士が苦しんでいたら変わってあげるなど、「同志相親しみ、相援け、相譲り、協力一致して・・」そのものでした。

野外炊飯後は、天体観測。冬の澄み切った空には無数の星がきれいに見え、火星や月や昴などを天体望遠鏡で観測し、星座の説明を聞きました。冬の空に夏の大三角形が見える事や、七夕で有名なベガ(織姫星)やアルタイル(彦星)が見え16光年離れているなど、いろんな話が聞け、拳士達は本当に手足の感覚がなくなっていく中、星を一生懸命見ていました。そんな甲斐あって流れ星を2回も見れました。

拳士達には、厳しい環境の中、お互いが協力しあい助け合う事の大切さを体験できたと思います。環境のいい中での活動では、分からなかった事が少しは見えたのかも知れません。「半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを」を自然が教えてくれたのかも知れません。

 

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