昨年の全国大会テーマ『羅漢錬拳図』(嵩山少林寺 白衣殿の壁画)
合掌
新型コロナウイルスの感染拡大(以下、「感染拡大」という。)は今なお終息の目処が立たず、
日本および全世界の社会活動・経済活動に重大な影響が出ていることはご承知の通りです。
つきましては、政府、地方自治体が新型コロナウイルスの封じ込めに最大限注力している中、
組織としてもその方針に全面的に協力すべく、標記大会会長のご了承を得て、以下の通り決定
いたしましたので、お知らせいたします。
・2020年少林寺拳法全国大会inおおさか(2020年10月24・25日)、
および第14回全国中学生少林寺拳法大会(2020年8月21~23日)を開催中止とする。
この判断の理由は次の通りです。
・濃厚接触にあたる少林寺拳法演練の機会や、密閉空間における行事実施とそれに伴う宿泊・
移動・会食等の機会が感染拡大源とならないように努め、以て拳士・関係者の不安解消と
地域社会の安全に寄与するため
・参加対象拳士の修練環境が著しく悪化しているうえ、両大会に向けた都道府県・各連盟の
選考会が実施困難であるため。
結手 (通知文より一部抜粋)
本日、両行事の中止決定の通知がありました。”志”を同じくする者が一堂に会する貴重な機会
を失うことはとても残念なことです。
8月、10月の開催に向けて準備を進めてこられたそれぞれの関係者各位に対する言葉が見つ
かりません。また、全国各地で晴れの舞台を目指されていた多くの拳士の方々には今後の更な
る研鑽を願うばかりです。
まずは、このコロナウイルス禍に打ち勝つこと、そして『生涯修行』としての歩みを止めない
ことを!
(2020/4/16 道院長)