拳士の成長 成果発表会2021!

12月12日(日)、年末恒例となりました成果発表会を開催致しました!思えば今年で3回目。一番最初は思い付きではじめましたが、今となっては拳士の成長の機会として重要な行事の一つとなりました。では、発表会の大まかな様子(今回、全然文章にまとまりがありません)を書き綴っていきます。

【可能な限り自主運営を】

この発表会は成長の機会であると考えたときに、指導者が何でもかんでもやってしまっては、その機会を奪うことになると考え、司会進行やはじめの挨拶、鎮魂行の主座や打棒は、拳士にお願いしました。

主座はG拳士が担当。最初は全く自信が無く不安そうでしたが、何度も何度も練習し、当日は、「自信を持ってやればいいんだ」と何度も自分に言い聞かせ、見事立派な主座を務めてくれました!

打棒はO拳士が担当。なかなか練習時間が無く、最後の打つ瞬間が特に不安そうでしたが、当日は綺麗にきめてくれました!起立の掛け声もグッドです。限られた時間でも頑張って練習した成果が出たものだと思います!

はじめの挨拶はN拳士が担当。最初、挨拶の例文を渡したのですが、自分で考えてアレンジをし、かつ暗記までしてくれました!リハーサルの時は完全に詰まってしまったのですが、そこから陰で猛練習したことでしょう、当日は非常に立派な挨拶をしてくれました!

司会は小学生全員、交代で担当。今回は初めてマイクを使用しました。自分の声が会場全体にしっかりと響き渡るので、さぞかし緊張したことでしょう。それでも司会のトップバッターのI拳士、A拳士は上手に司会を務め、流れを作ってくれました。

【緊張をどう取り除くか】

身内の発表会とはいえ、昨今の事情もあり人前での発表機会が極端に減った拳士たちにとっては、ものすごく緊張するものであることに変わりはありません。ここは指導者も最近習ったペップトークの実践です。ペップトークとは、本番直前(大会、試合、発表会などなど)のプレイヤーを激励するショートスピーチです。なるべく緊張を取り除き、士気を高めるような言葉をチョイスします。

話が長くなる自分にとって、短い言葉で拳士を激励するのは至難の業ですが、頑張りました。

【自分たちで考え、自分たちで決める】

今回の発表会での単独演武と組演武は、拳士たち自ら構成を考え決めました。また、練習もこちらからあえて細かく口出しすることは避けました。きちんと自主性、主体性を持って行動できるようになってほしい、そういう願いからです。修練の風景を見ていると、ついつい口出ししたくなりましたが、練習をやるのも自分、やらないのも自分。発表が上手くいくのも失敗するのも、すべては自分の行いの結果であるということを拳士たちは学んでくれた事かと思います。こういう機会、絶対に必要だと思います。

単演ベストショットはR拳士!取り組み姿勢に変化が出てきてから、動きが変わってきたね!

組演武ベストショットはO拳士&S拳士!コミュニケーションを取れるようになってから良い練習ができるようになりました!

【おわりに】

今年一年の成果という事で、年初の拳士たちと比べると、内面的な成長を物凄く感じられました。少しずつですが、その成長、成果が表に出始めています。人を育てるという事は決して容易な事ではありません。ものすごく時間と根気が必要です。だからこそ、決して焦ることなく、じっくりと拳士が人間的に成長できる場を提供できるよう、今後も邁進してまいります。

今年一年もありがとうございました!感謝、感謝でいっぱいです!!!

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