熱い男、近江の国より見参!

12月5日、およそ2年ぶりに滋賀県にあります近江日野スポーツ少年団より、支部長・柴田 宙先生がお越しくださいました!以前の記事にも書きましたが、柴田先生と私は同い年で、四段の特別昇格考試の際に仲良くなりました。以後、コロナ禍もありしばらくお会いしておりませんでしたが、実はその間、オンライン修練等を通じて交流をしていたので、そこまで久々という感じはしませんでした(*^▽^*)

ちなみに前回はこんな感じです↓

朋有り遠方より来る!

その日の修練はすべて柴田先生にお任せ致しました。その一部分をご紹介致します!

【工夫を重ねて】

最近の支部の修練では、ストレッチや体幹トレーニングにも力を入れられているとのことです。実際に私もストレッチをやってみると、普段何気なくやっているストレッチに一工夫入れている、という印象を受けました。なにも特別難しい事をやるわけではなく、ちょっとした工夫で楽しく、かつ有効なストレッチが行えるのは大変勉強になりました!

こちらはアニマルレースの様子です。最初は地を這う動きから段々四足歩行となり、最終的に二足歩行となっていく、どんどん進化していくのがこのレースの特徴です。ちなみに二枚目の写真は蜘蛛の動きなのですが、上腕三頭筋が破裂するかと思いました(笑)

基本修練では、基本作法の大切さを皆で考えました。普段やっている着座の姿勢だって「着座構え」です。まず柴田先生がお手本を示し、部員も挑戦しました。

いつ攻撃されるか分からない緊張感!油断する暇など無いのです(+o+)

【ポケモンと少林寺拳法】

このイラストのキャラ、だ~れだ?

これも柴田先生の工夫で、講話の際にスケッチブックを使用しております。その日お話しする内容に合ったイラストを自ら描き、見せながら講話されます。うちの子たちの反応を後ろから見ていましたが、いつも以上に聞く姿勢が良かったです!子ども達の心をつかむ先生の工夫、私もいただきます(*^▽^*)

さて、このイラストに描かれているのは、初出はポケットモンスターの第四世代、ダイヤモンド&パールの御三家でありますヒコザルの最終進化系「ゴウカザル」でございます。幸いなことに部員全員知っているキャラクターということもあり話が盛り上がります!

その日のお話では、アニメポケットモンスター・ダイヤモンド&パールでのエピソードを紹介。どんなに辛い事があっても、努力を続け、諦めることをしなかった様子を熱く語られました。どんな困難があろうとも決して挫折せず立ち上がる不撓不屈の精神、私たちの教えにもありますね!実在する人物での説明はもちろん、こうやってキャラクターを例にするとより子ども達にもわかりやすいと感じました!

https://dic.pixiv.net/a/サトシのゴウカザル

【合掌礼一つで通じ合える】

そしてもう一つのお話は合掌礼について。写真では見にくいですが、合掌礼をする拳士のイラストの周りには、さまざまな言語での挨拶が書かれております。話す言葉が違っても、住んでいる地域が違っても、人種が違っても、合掌礼一つで通じ合える!

ただ作法として、構えとして大切にするのではなく、こうやって様々な人と通じ合える、繋がり合える良さを学びました。大変すばらしい講話でした!

【全力を伝える】

その後は発表会での演武練習を行い、柴田先生から一組ずつアドバイスをいただきました。しかし一番大切な事は、「全力でやること」です。修練場所が違っても、普段から全力で修練をしていれば、遠く離れた人とも全力で演武をすることができる!という事を証明したく、柴田先生と私で、5分だけ修練した即興全力演武を最後に披露しました。合掌礼に限らず、演武だって繋がりあえます。これこそ私たちがもっと誇っても良い事だと思います。

どんなに離れていても、そこに信頼関係があるからこそ、お互い全力で演武ができます。

【楽しい時間は時の間に】

気付いたら修練終了時間でした。このブログでは書ききれないほど学びが多く、楽しい時間でした。部員にとっても大変良い刺激になった事かと思います。

部員の皆にも、私にとって柴田先生のような「親友」と心から言える人に出会ってほしいと思います。幸せは良い人間関係に尽きる。良縁に巡り合えたこと、感謝申し上げます。

柴田先生、遠方よりお越しいただきありがとうございました!今度は私がお伺いいたします(*^▽^*)

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