少林寺拳法連盟は、それぞれの地域の公民館、体育館で、スポーツ少年団やカルチャーセンター、地域の道場といった地域型活動や、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・専門学校・大学など、学校のクラブ活動として、また、官公庁、民間企業など、職域のクラブ活動として少林寺拳法を普及させています。こうした中で、男女を問わず、”誰でも、いつまでも、楽しく、幅広い年齢層で楽しめる少林寺拳法”を通じて、豊かな人間性を涵養し、体も心も養う、「体と心の健康づくり」をしています。
連盟本部、各連盟などの活動は、次のとおりです。
連盟本部では、毎年、「新年稽古始め」に始まり、春には各少林寺拳法部支部長・監督を対象とした「部長・監督研修会」を実施しております。特に部長は、受講が義務になっています。
毎年秋(10〜11月)には、各都道府県連盟を主幹に全国大会を開催しております。その他、新たに少林寺拳法部やスポーツ少年団や少林寺拳法健康クラブ支部を開設希望者を対象とした部長・監督資格認定研修会を年に3回以上開催しております。また、毎年、日本武道館と共催で、いわゆる国庫事業として、少林寺拳法指導者研修会を日本武道館研修センターを会場に開催しております。
上記以外の活動(事業)としては、会員への修練科目表や少林寺拳法読本、そのた修練のための各種出版物、DVDなども制作し、発行しております。
企業や官公庁の少林寺拳法部で構成されています。下部組織として関東実業団連盟、東海実業団連盟、関西実業団連盟、四国実業団連盟があります。
終業後、それぞれの事業所内の体育館や武道場で毎週定期的に修練しています。実業団連盟の場合、同じ企業内でも部署の違う者が一堂に会し修練できるため、コミュニケーションまた情報交換の場ともなり、役職階級を超えて、楽しく有意義な時間を持っています。連絡先または各所属は、こちら(実業団)をご確認ください。
中学、高校、大学などいわゆる学校内の課外活動として行われています。全国中学校連盟、全国高等学校連盟、全日本学生連盟(大学・短大等)があります。高校少林寺拳法連盟は、2014年の全国大会(夏開催)から、インターハイの正式種目となり、ますます盛んになっています。学校のクラブ活動ということで、ともすれば競技第一、勝敗第一になり勝ちでありますが、少林寺拳法創始の原点である「人作り」を、指導者はもちろんのこと部員たちも大切に大会に臨んでいます。連絡先または各所属は、こちら(幼稚園・小学校・中学校・各種専門学校 / 高校 / 大学)をご確認ください。
下は幼稚園児から16歳までの少年少女を入会対象にした支部で、全国各地に存在します。連盟本部で指導者資格を認定された指導者を支部長に数名の支部長を補佐する指導員のもと少林寺拳法の修練を通して健康で逞しい人間を目指して活動しています。連絡先または各所属は、こちら(道場検索(スポーツ少年団))をご確認ください。
陸・海・空の各自衛隊の基地に所属する隊員で構成されている連盟です。自衛隊は階級社会です。しかし、各クラブは、階級を外して和気藹藹の中、創始者の教えを大切に修練しています。年に一度各地の基地内体育館で「全自衛隊大会」が開催されています。連絡先または各所属は、こちら(自衛隊)をご確認ください。
「少林寺拳法に触れることによって、多くの人々に生きることの楽しさを実感してほしい」?そんな想いから生まれたのがコース制です。少林寺拳法の技法(=法形)にある理に適った身体の使い方を、健康増進というテーマに絞ってポイントを抜き出し、新しい運動プログラムとして提供しています。体力に自信のない年配の方を対象にした《ゆた・らくコース》。主に女性を対象にした《MY STEPコース》。50代から60代の壮年男性を対象にした《OVERDRIVEコース》の3コースが2011年よりスタートしています。コース制は2016年4月から「少林寺拳法健康プログラム」に改称して活動しています。連絡先または各所属は、こちら(道場検索(健康クラブ))をご確認ください。