道院行事 | 名法道院

道院行事
Shorinji Kempo

R7達磨祭 導師法話(名法だより61号8)

「少林寺拳法をインドから中国に伝えただるまさんは、七転び八起きと言って不屈の人です。みなさんも、これから先、何かでくじけたりすることが何度もあるでしょう。大事なのは、そのたびに起き上がっていくことです。少林寺拳法を続けていれば、みなさんは強くなります。強いだけでなく、優しい人になってください。優しさと強さを兼ね備えるている人、それが良い人です。そうやって、良い人が多くなれば、この国は良い国になります。そして、良い国を増やしていけば、世界はもっと、素晴らしいものになります。がんばりましょう!」

R7達磨祭(名法だより61号7)

令和7年10月7日、名法道院では令和7年度の達磨祭が開催されました。いつもは明るく元気な子供たちも居ずまいを正す中、導師献香、教典唱和、祭詞奉読、門信徒献香、一同礼拝と、粛々と進行していきました。その後、少年部の二名の拳士たちへの合格証書が授与され、全員でお祝いした後、導師法話へと進み、達磨祭を終えました。今年も無事、道場で仲間たちとともに達磨祭を迎えられたことに感謝の気持ちでいっぱいです。あらためて祖師達磨大師、開祖宗道臣先生、先師高橋法昇先生の遺徳に思いをはせることができました。   

R7開祖忌法要(名法だより61号6)

2025年5月13日、名法道院では開祖忌法要が行われました。また、5月は先師高橋法昇先生の命日の月でもあり、二重の意味で我々拳士にとっては、あらためて想いをめぐらす機会となっております。今回の法要に際し、鈴木道院長から以下の法話がありました。

「開祖は手段として少林寺拳法を創始し、広めていきました。少林寺拳法は突いたり蹴ったりする技もあれば、固めたり投げたりする技もあります。すべてはバランスです。世の中や社会は、縦の関係でできています。しかし開祖は、少林寺拳法を通して、横の関係を大事にすることを訴えました。それは、仲間という横糸です。それを大事にして、そして広げていけるようにがんばっていきましょう。」

2025新春法会導師年頭挨拶(名法だより61号1-2)

2025新春法会の導師年頭挨拶での、鈴木道院長の言葉です。

「新春法会は、一年初めの道院の大切な行事です。みなさん、去年の目標は達成できましたか?さぁ新しい一年です。しっかり目標をもっていきましょう!小学生の皆さん、わからないことは先生に聞くと思いますが、まずは自分で考えてみましょう。できなかったら、何が足りないのか、まずは自分で考えて、そこをどうするか工夫する。そうやって努力する。そして少しずつ前に進んでいくのです。それは、大人も一緒です。

みなさんは、1日に86400円毎日振り込まれ、その残額はその日の夜0時になると0円になるとしたら、どう使いますか?・・・実はこれは「時間」です。1秒を1円と数えると、一日その金額になるのです。それくらい価値あるものと考えて、一日一日を漫然と過ごさず、目標をもって進んでいきましょう!良い仲間を増やしていきましょう!」

2025新春法会(名法だより61号1ー1)

1月28日、名法道院の2025年新春法会(鏡開き)が行われました。当日は、開式の辞、導師献香、教典唱和、門信徒代表挨拶、允可状授与、導師年頭挨拶、奉納演武、閉式の辞の順で、粛々と進められました。門信徒代表挨拶では清水拳士が、能登大震災から1年、少林寺拳士として復興の力になれれば、との力強い誓いを堂々と読み上げられました。その後、昨年12月の特別昇格考試で5段昇格を果たした武藤拳士への允可状授与。そして導師年頭挨拶と進み、しめくくりとして朝日拳士と清水拳士、武藤拳士と森拳士の二組の奉納演武が行われました。いつも子どもたちの明るい笑顔と笑い声が響く名法道院。今年も明るく元気な一年になりそうです。

 

第3回護身体験教室開催レポート(名法だより61号4)

12月21日土曜日、年の暮れも押し迫る中、名法道院第三回護身体験教室を開催しました。前回の参加者感想を生かして、基本練習も一緒に行ったり、鎮魂体験をしたりしました。その後、リスクマネージメントの講話を聴いた後で、いよいよ少林寺拳法の技術を基にした護身体験をしていただきました。年末とあって参加者は多くはなかったですが、かえってマンツーマンでしっかりと体験していただくことができました。終始和気あいあいとした雰囲気で時は進み、また体験内容には含まれていませんが、道院長からより実践的な身の守り方や縛法などの披露があり、参加者から感嘆の声があがっていました。

 

R6達磨祭法話(名法だより61号3)

今回の達磨祭では、鈴木貴博道院長から以下の法話がありました。

「達磨祭というのは、少林寺拳法の祖師達磨大師を祭るものです。達磨大師は、インドから中国に渡られ、仏教を伝えるとともに、嵩山少林寺で易筋行を教えられました。開祖は、そこから少林寺拳法をまとめあげるとともに、達磨大師の教えである、七転び八起きの精神を私たちに伝えられました。どんな失敗があっても、何度でも立ち上がる。そのことを私たちは忘れてはなりません。その精神をしっかり学び、身体と心を鍛えていきましょう。」

 

R6達磨祭(名法だより61号2)

令和6年10月8日、名法道院では令和6年度の達磨祭が行われました。ピンと張り詰めた空気の中、導師献香、教典唱和、祭詞奉読、門信徒献香、導師法話と、粛々と進行していきました。今年も無事、道場で仲間たちとともに達磨祭を迎えられたことに感謝の気持ちでいっぱいです。あらためて祖師達磨大師、開祖宗道臣先生、先師高橋法昇先生の遺徳に思いをはせることができました。

 

 

入門式(名法だより60号8)

2024年7月30日、名法道院入門式が行われました。式は、導師献香、教典唱和、表白文奉読、誓願文奉読、入門者紹介、道院長法話の内容で粛々と行われました。今回の入門者は女性が2名、小2のSさんと一般の部のYさんです。Sさんは護身体験教室で縁を得、Yさんは興味を持たれてから独力で道場をさがし、入門を決意してくれました。特に印象に残ったのは、式後に道院長から今後の抱負を尋ねられ、Sさんは、「黄色帯になれるようにがんばります!」Yさんは、「早く緑帯をとれるようにがんばります。鍛錬をしっかりつんで、自信を持てるように努めてまいります」と力強く発言しておられたことでした。道院長からは、「少林寺拳法は人づくりの法です。あなたたち一人一人がよい人になる。そしてよい人を増やせばそれが、良い国づくりになるのです。入門した皆さんには可能性が無限にあります。その可能性をのばせるかどうかはみなさんの努力次第です。富士山も一気には登れません。麓から一歩一歩登るのです。失敗してもいい、あきらめずに目標をもって前に進んでいきましょう。私はそれを全力でサポートしていきます」とのお話がありました。新しい仲間たち、みんなで前に進んでいきましょう!

開祖忌法要法話(名法だより60号7)

2024年5月23日、名法道院では開祖忌法要が行われました。また、5月は先師高橋法昇先生の命日の月でもあり、二重の意味で我々拳士にとっては、あらためて想いをめぐらす機会となっております。今回の法要に際し、鈴木道院長から以下の法話がありました。

「可能性を開くのは自分です。他の誰も開いてあげることはできない。私はみなさんを全力で応援していますが、あなたたちの可能性を開くことはできません。それを開いていくのは自分の意志だけです。やろうという意志が道を開くのです。その意志を行動に移すのに必要なものは勇気だけです。そうしたことをあらためて考える、今日はそういう日です。もうすぐ6月、みなさんが年始に立てた目標にはどれくらい近づけていますか?ここでもう一度振り返り、一歩でも近づけるように努力していきましょう。」