道院行事
Shorinji Kempo

入 門 式(名法だより60号4)

2024年3月5日名法道院入門式が行われました。式は、導師献香、教典唱和、表白文奉読、誓願文奉読、入門者紹介、道院長法話、演武の内容で粛々と行われました。今回の入門者は、小2のM君です。昨年末行われた護身体験教室で縁を得、入門を決意してくれました。特に印象に残ったのは、誓願文奉読です。低学年のM君には、とても難しい文章ですが、お母様と一緒に、最後まで堂々と発表する姿に感銘を受けました。道院長からは、「縁あってこの日を迎えられたことをうれしく思います。君がなにになっていくかまだわかりませんが、先生は全力でサポートします。元気!やる気!笑顔!でがんばりましょう。」とのお話がありました。彼の成長を、みんなで見守っていきたいと思います。

誕生会  (名法だより60号3)

新春法会の後、引き続き誕生会が行われました。今回は12月生まれの森 拳士と1月生まれの古川拳士です。

12月生まれ 森 拳士

「最近うれしかったのは、客のアンケートで対応がよかったとほめられたことです。私が大切にしてきたことは、お客様を最後までお見送りすること、お客様のことを考えて仕事をする、この二つです。今年の課題は、5段に挑戦すること。拳士を増やすこと、プライベートでは、山登りをするので北アルプスの穂高を制覇すること、四国八十八か所を巡ることです。」

 

1月生まれ 古川拳士

「取引先の青年が引き継ぐ後輩の前で、古川さんに感謝したいと言われました。つぶれそうだった心を救ってもらったと。他にも娘の学校でPTAの役割を担っていて、一生の友達になれるといいねと何気なく言った一言のおかげで、本当にそうなりましたと生徒さんに言ってもらえたこと。どちらも予想もしなかっただけにうれしかったです。コーチングを学ぶようになって、アウトプットすることの大切さ、言葉の力というものを学びました。私が大事にしているのは、高橋先生から言われた、あきらめなかったらなんとかなる、達磨の子だぞとう言葉です。過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる。がんばります。」

道院長年頭所感 (名法だより60号2)

『先日道院長勤続10年の表彰を受けました。みなさんの支えのおかげです。私は10年ですが、名法道院は60周年を迎えます。60年の歩みは、本当に尊いものと重く受け止めております。年頭に当たり私は、三つの目標を立てました。「道場を守る、自分を磨く、分け与える」です。一人でもよい仲間を増やし、よりよい道場発展につなげること、コーチングを通してさらに自分を磨くこと、そして得たものはほかに与えてこそ意味が生まれるということです。昔パーティでは、シャンパンタワーというものがありました。あのシャンパンタワーのように、まず自分を満たしたら次のグラスに注いでいく。それは少林寺拳法の修行も同じなのです。まず自らを満たし、他に分け与えていきましょう。そのために、精神も肉体も強くしていきましょう。そして、健康で少林寺拳法を一人でも多くの人に広めていきましょう。今回元日に起きた未曽有の災害、今できることは少ないですが、半ばは人のための精神で支援していきましょう。まずは自分のことができなければ、人を援けることはできません。みなさん一人一人の目標を私は支援します。みんなで盛り上げていきましょう。』

2024新春法会 (名法だより60号1)

1月23日、名法道院の2024年新春法会(鏡開き)が行われました。当日は、開式の辞、導師献香、教典唱和、門信徒代表挨拶、道院長年頭挨拶、目標発表、奉納演武、閉式の辞、ぜんざいふるまいの順で、粛々と進められました。門信徒代表挨拶では、朝日拳士が今回の能登大震災も踏まえ、新たな誓いを堂々と読み上げられました。今回初の試みとなる目標発表では、拳士一人一人前に立ち、今年の目標、具体的な手立てなどを語りました。今年から体験入門した小2の水谷拳士が、大人の前でしっかりと目標を発表する姿がとても印象的でした。その後は、朝日拳士と清水拳士、武藤拳士と森拳士の二組の奉納演武が行われました。新しい風も吹き始め、今年の名法道院も元気いっぱいです。

護身体験教室開催レポート(名法だより59号1)

令和5年12月9日土曜日、護身体験教室を開催しました。当日はお子様を含む7名が参加してくださいました。少林寺拳法や道場の説明、鎮魂、リスクマネージメントの話と続き、いよいよ護身体験、基本的な抜き技や固め技を体験していただきました。力づくではなくても簡単にその状況を脱出できることや、相手を制することができるということを、それぞれの参加者が目を輝かせながら体験していました。実施後のアンケートには、「忘れないうちに家族と共有して、今後の生活に生かしていきたいと思う。体の使い方、身の守り方を実際にやってみるという内容がよかった。とてもためになった。女性にも活用できると思った。」などうれしい感想が寄せられました。

誕生会 名法だより58号6

名法道院では、拳士たちの誕生月に、誕生会を行っています。皆で歌を歌い、その方のお話を聞き、最後に道院長からはなむけの法話があります。普段親しんでいる拳士たちですが、なかなかみんなの前で自分の話をする機会はないので、お互いを知る貴重な機会となっています。また、人前で自分の考えを伝える練習にもなっています。今回の誕生者は、清水拳士でした。清水拳士のお話です。「後輩の結婚がうれしい知らせです。その際、乾杯の音頭をとってほしいと頼まれました。がんばって指導してきた甲斐がありましたが、はじめてのことでもあり、迷っていると友人が、「おまえだから頼んだんじゃないの」と肩を押してくれました。そんな友人がいることも幸せです。」道院長からは、「幸せとは、人間関係からひろがるものです。与えて、また与えられた人がまわりに与える。それが幸せの連鎖です。」というはなむけの言葉がありました。

 

 

僧階辞令伝達式 名法だより58号5

拳士たちは、日々、技の修練はもとより、金剛禅の思想も学んでおります。今回は、古川智香子拳士と古川智啓拳士の二人が、少導師となられました。おめでとうございます。

防犯パトロール 名法だより58号4

名法道院では、地域との連携活動の一環として、奇数月25日に行われる地域の防犯パトロールに協力しております。道着姿の参加者は、より防犯効果を高めるのではないでしょうか。

 

達磨祭法話 名法だより58号2 

今回の達磨祭では、鈴木貴博道院長から以下の法話がありました。

「我々少林寺拳法の祖師、達摩大師が伝えたものは何でしょうか?それは、何事にも負けない、くじけない心です。自分を鍛えて、他人を思いやる心です。技法はもちろん大切ですが、我々少林寺拳士がもっとも大切にしなければならないのは、この達磨大師の教えなのです。その心をつちかうにはどうすればよいか。それは、日頃の練習をきちんとすること、そしてなによりも継続することです。それぞれ、大変なことをかかえていても、どうかみなさん、この大切な修行を継続してください。続けることが一番大変で、そして大切なことなのです。」

達磨祭 名法だより58号 1

10月10日 名法道院では令和5年度の達磨祭が行われました。ピンと張り詰めた空気の中、導師献香、教典唱和、祭詞奉読、門信徒献香、導師法話と、粛々と進行していきました。今年も無事、道場で仲間たちとともに達磨祭を迎えられたことに感謝の気持ちでいっぱいです。達磨祭式典後、道院長より世界大会論文の部優秀賞の武藤拳士に賞状授与が行われ、その後みんなで車座になり、今回の少林寺拳法世界大会に参加した剣士たちからの参加報告会となりました。