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Shorinji Kempo

易筋行 名法だより57号 2

1、2月の練習風景です。春まだきの寒い中ですが、道場の中は拳士たちの熱気に満ちています。年配の拳士たちは、練習後にお互いに整法を行って疲れやゆがみを整えています。

年末清掃 名法だより57号1

昨年12月24日、名法道院の納式が行われました。納式に先立ち、全員でお世話になった道場の清掃を行いました。道場がとても明るく、すがすがしくなりました。23年もその気持ちで一年間すごしていきたいと思います。

「令和5年の目標を発表する拳士たち」名法だより56号3

新春法会の中で、鈴木道院長のといかけにこたえ、拳士たちがそれぞれ前に出て、自分の今年の目標を語りました。それぞれ、目標までの現在の到達度、目標実現のための具体的な手立てを語りました。人前で思いを発表するのは、貴重な経験値になりますね。

 

「令和5年道院長年頭所感」名法だより56号2

「令和5年が明けました。みなさん年頭に当たってどんな目標をたてましたか。自分の目標をたてることで、人は前向きに歩き出すことができます。そして、目標をたてたらそれでおしまいではなく、具体的にどのようなことをすればいいかを考えることが重要です。一生懸命手をのばして、届くかもしれない、そんな高さの目標を描いてください。昨年末、入院して思うところがありました。それは、何気ない一日がかけがえのないものだということを本当に実感し、気づいたことです。一日一日を大事にすることがもっとも大切なことです。みなさんにも、今しかやれないことをぜひやってもらいたい、そして生活のすべてを大切にし、すごしてもらいたいと心から思っています。」

「2023名法道院新春法会」名法だより56号1

1月24日、令和5年の新春法会が名法道院で行われました。当日は、拳士たち多忙のため、1時間遅らせての開催となりましたが、献香、経典唱和、門信徒代表挨拶、道院長年頭挨拶、奉納演武、記念撮影の順で、粛々と進められました。門信徒代表は武藤正拳士、「苦しくとも目の前のものから逃げず、常に顔をあげて一歩をふみだす努力をすること。自分の周りの世界を照らすため、自分に何ができるかを考え続けること。道院発展のため、同志を増やしていくこと。」という三つの誓いを述べました。道院長年頭挨拶およびその中でふれられた各拳士の抱負については、別途報告いたします。奉納演武は、古川康司拳士・智香子拳士、朝日拳士・清水拳士、森拳士・武藤拳士の3組のよる奉納演武が披露されました。一生懸命さが伝わる親子演武も若者たちによるスピード感あふれる演武も、還暦を超えても修練し続ける拳士たちの演武も、それぞれ努力が伝わってくる素晴らしいものでした。今年も名法道院は。元気に一歩を踏み出しました。

 

「達磨祭 法話」 名法だより 55号2

 「自分を知るのはだれか?それは自分自身です。自分になにを問いかけるかで、その後の自分は変わります。今日一日を振り返ってみましょう。ありがとうという言葉をもらったことはありましたか?たとえなかったとしても、あなたからありがとうと言ったことはありませんでしたか?

ポジティブな言葉は、やがてあなたを変え、あなたの明日を変えていきます。そのためには、目標を持ちましょう。遠い目標をイメージできなくても、ふりかえることはできますよね。明日の自分が、今日の自分をこえられるように努力をしていけばいいのです。明日の自分から今日の自分に、がんばったねと話しかけられるようにしていきましょう。具体的なことは、自分自身で、見つけていってください。」

 

「2022 名法道院 達磨祭」 名法だより 55号1

10月6日 名法道院では2022年度の達磨祭が行われました。いつもとちがうどこかピンと張り詰めた空気の中、導師献香、経典唱和、表白文奉読、門信徒献香、奉納演武、導師法話と、粛々と進行していきました。リモートではなく、道場で仲間たちとともに達磨祭を迎えられたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

合格おめでとう! 名法だより 54号 4

古川智香子拳士の初段昇段の允可状伝達式が行われました。初々しい黒帯拳士の誕生です!

「開祖、高橋先生法要 道院長法話」 名法だより 54号 3

 5月14、15日と道院長研修会で本山に行ってきました。今現在もロシア軍がウクライナに侵攻していますが、ウクライナにもロシアにも少林寺拳士がいて、誰もが平和を望んでいること、そんな中で我々少林寺拳法拳士ができることを検討中であることなど、話がありました。昔、開祖は、核兵器の抑止力などに頼らず、核兵器など必要ない中での、真の平和の実現を唱えていました。「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」と、半分は相手の立場に立って考えることができる人間が国を動かすなら、戦争など起きないし、二度と起こしてはならないと。また、宗昴馬師家より法話がありました。介護術のほかにもいろいろYouTubeで配信されていますので、一度ご覧ください。

 皆さん。今年度は何を目標にしていますか。少林寺拳法以外でも、好きなこと、やりたいことにはどんどん挑戦してください。そんな中で大切なことは、優先順位をつけてやるということ、そして目標設定ですが、簡単な目標ではなく、背伸びしてやっと届くかどうかという目標に対して、努力してやりとげるという姿勢が大切です。努力せずにできてしまうようでは意味がない。皆さんも、この道院に来て、何を目的に少林寺拳法を修行するのか、今一度ご自分で考えてください。

                                   道院長 鈴木 貴博

「学科優秀論文抜粋」 名法だより 54号 2

 ここでは、昇級昇段のために提出された学科論文の中から、他の拳士にも読んでほしいと思う内容を抜粋して掲載していきます。

『        入門の動機と現在の心境   

                               准拳士 古川 智香子

 私が少林寺拳法を始めたのは、父にすすめられた姉と一緒に見学をしたことがきっかけです。少林寺拳法がどのようなことをしているか全く知りませんでしたが、見学をしてなんとなく楽しそうだと思い、入門しました。私が少林寺拳法を続けてきて変われたと思うところは、積極性です。たとえば、学校の授業でも、わからないところや興味のあるところがあれば、友達や先生に質問しにいくようになりました。また、掃除当番のときは、細かいところもしっかりきれいになるようにがんばっています。私は、ジュニアリーダーというボランティア団体の会長をしています。特に決めるときは、もっといろいろな人の意見を理解し、まとめていく力が大切だと思います。少林寺拳法の「組手主体」は、攻防の間合いだけでなく、協調性も養えるので、少林寺拳法の修練も継続して頑張りたいです。行ける日は集中して、日々成長していきたいです。』