今日は「ありがとのきもち」という絵本の読み聞かせをしました。
主人公 あーちゃん がお引越しをすることになり、お友達みんなに「ありがとう」の気持ちを書いたカードを渡す。というストーリー。
みんなは あーちゃん のカードを喜んで受け取ってくれたのに、1番仲良しの あき だけは怒って受け取ってくれません。
あーちゃんは親しみを込めて書いたのに、「あばれんぼう あき」と書かれたことに傷ついてしまったのです・・・。
道院の子供たちと、本を読んだ後に「言葉の持つ力と怖さ」について話をしました。
自分の嬉しかった体験をメールや手紙で伝えた時、「そう。よかったね」と返信されたらみんなはどう思う?と聞いてみたところ、
馬鹿にされた気持ちになって「腹が立つ」「カチンとくる」「ムカつく」と答えた子、
共感してくれた気持ちになって「嬉しくなる」と答えた子、色々でした。
受け取る側のとらえ方で、大きく変わってしまうのですね。
言葉は相手の心に届くものなので、時々思わぬ方向に進んでしまうことも・・・。
大切に大切に発信していきたいですね。
でも、何より絵本の最後で あーちゃん と あき が仲直りできて良かったです!