3月19日(土)の修練。 | 刈谷北道院

3月19日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。やや寒さがぶり返して来た日中に、鍛錬に励みます。

今日は数名の欠席者が事前に把握出来ていたので、作務もややまったりとスタート。それでも参座した人達の集まりが良く、掃除機掛けも手早く終わりましたので、市民館所有の掃除機のフィルター清掃をする時間の余裕もありました。その後のウォーミングアップと基本演練は、来週に予定されている少年六級受験に向けての習熟も兼ねたメニューを中心に。「横転より起き上がり」や「大車輪」を、一つポイントを伝えたら1回練習し、次のポイントを伝えると言うパターンを繰り返してみました。練習回数としては多くないですが、ただ漫然と繰り返すよりも、集中の度合いは高まった様に思います。

学科・法話の時間では、「技術と学科の学び方」のページを皆で回し読みします。先日の平日の修練時に、2月入門のH君が同じページを読んでいた時に、全く言葉が口に出せなくなり「どうした?」とチラッと見た瞬間に、同じページを開いているであろうH君の読本の文字の配置が、若干様子が違う事に気が付きました。貸して貰って確認すると、同じ様な内容ながら何故か行が7行ほど減り、薄い内容に変わっていました。昨年の秋頃に改定された様ですが、「何でこれに変えたのかな?」と不思議さも感じます。このページを皆で読み、その後地道な努力の大切さと、困難に出会った時にも諦めずに取り組み続ける「心の強さ」の大切さを説きました。果たして、それぞれの胸にどう響いたでしょうか。

鎮魂行の後の自由練習では、数週間ぶりに体験参加してくれる小1男子A君が16時頃に来てくれる予定でしたので、各自の水凖に合わせた内容を先に済ませておこうと考えていましたが、予想より早く親子3人で来て下さいましたので、ちょっと予定を変えて、Wちゃんのタオルを借りて全員で「ハンカチ落とし」を。走る事も出来ますし、ゲーム性もあり楽しんでやれるかと思いましたが、同じ人にしか落とさなかったり、ムキに成ってタオルも拾わずに追いかけ始める人が居たりと、「皆で楽しむ」と言う事でも意識して訓練する必要が有るのだなと実感しました。

その後A君の為のメニューとして、膝上げや蹴り上げを繰り返し、前回参加してくれた時の「転身蹴」の復習をしてから、グループ分けをして、色帯・試験組は「龍王拳第一系・単演」から、「小手抜」と「龍王拳第一系・相対」に移行。基本演練でキックミットを使用しての「十字受」の練習もしていましたので、そこそこの進歩をしてくれた様に思います。A君も含めた白帯組は、引き続き「転身蹴」を。小3白帯のE君とH君に交代でA君の相手をして貰い、反復します。集中力の有る方ではないA君相手に苦戦しながらも、自分の解る範囲でのアドバイスをしながら、2人共頑張って相手を務めてくれました。

締めに、キックミットを使用しての当身を。仕事明けに久々に顔を出して下さったW先生にも混ざって頂き、逆蹴と逆突を繰り返します。大権参加のA君も、「A君、気合出してる?」と声を掛ける度に、精一杯の気合いを出して、突き蹴りを繰り返してくれました。その後のラストの気合い出しも、なかなか良い雰囲気で終えられ作務に入ると、どうやら入門させたい意思を御持ちの様な御両親に、リーフレットを御渡しして、簡単な説明を。その後、17時目安でスポーツ保険の掛金を持参して下さったNさんとW先生と、暫しの相談を。まん延防止重点措置で参座を控えられていたNさんも、人事異動もあり来週からは土曜日はコンスタントに参座出来そうとの事。まだまだコロナウイルスの影響も残りますが、行事開催も含めて協力して取り組んで行く事を御願いし、帰路に着きました。

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