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Shorinji Kempo

9月26(木)の修錬。

本日も、泉田市民館での修練。やや蒸し暑さは残るものの、ようやく訪れた「鍛錬日和」を楽しみます。

「コロナの影響で」と言い訳をしてはいけませんが、この半年で在籍数が半減している上に、欠席者多数。が、こんな時こそ、各自のレベルアップはやり易いもの。この数年は、入門者獲得を最優先で考えていましたが、若干中身が薄いと感じる事が多く、少し方向性を修正しようと考えていた時期でもあり、図らずもそんな状況がやって来ました。

先週、体験参加に来て見学のみで終わったA君のお父さんから、「今週・来週は用事で参加出来ませんが、再来週からは参加出来るので、入門手続きを御願いします」との連絡を頂きました。が、「1ヶ月程の体験入門期間も取れますので」とやんわりお断りし、10月中を体験入門期間として、様子を見て頂いてからの決定として頂きました。その間に、少しでも真剣に取り組むだけのやる気の「火種」を宿しておきたいですし、本人がその気に成れないのであれば、月1回の体験参加のみにして頂く事も、検討しようと考えています。

今日のスタートの参加メンバーが、若干想定と違いましたので、準備運動、ウォーミングアップ、基本演練の内容と並びを変えて進めます。先週は用事で休み、2週間ぶりの参座となる10月入門予定のA君は、今までに無い集中力の散漫ぶりを見せます。まだ入門前だからと、厳しくする事を控えつつ、この時点で飽きが来て、真剣に取り組む事が出来ないのなら、来週行う予定の保護者の方への入門手続きの説明を取り止めにする事も視野に入れて、A君の様子を見極めます。

遅れて参座されたNさんも交えて、A君の出来る内容で組み合わせを変える法形演練に入りますが、A君の集中度は挙がりません。「邪魔になるから、後ろで見学してようか。やる気に成ったら教えて」と伝えて輪から外し、他のメンバーの習熟に内容を切り換えます。その間A君は、後ろの舞台の上でこちらにアピールする様に突き蹴りを行いますが、暫く1人でやらせ、後々「やる気になった?じゃあ、やろうか」と混ぜて、更に内容を単純化して、何とか習熟度アップを試みます。

学科・法話、鎮魂行と、やれる範囲で付いて来ていたA君ですが、自由練習では「そろそろ限界だな」と感じられる部分もあったので、最近力を入れている少年四級受験を目指すI君の科目の習熟を進めます。また「切抜(内)」と「逆小手もどき」を合わせて、「巻小手」の原理だけの体感を、I君とH君でやりましたが、何度かの試行錯誤を経て、2人とも随分投げる事・投げられる事が上手くなりました。

ラスト15分で、今日やりたかった内容の締めくくりとして空乱を行いました。A君もやれる様に、まずは3連攻の反復を行い、「内受突」と「転身蹴」を交えた動きも繰り返しましたが、当のA君はタラタラしていたものの、他のメンバーには身体を練る良い時間と成った様で、その後の「間合いを空けた乱捕り」・「当たる間合いでの乱捕り」では、I君・H君が実に良い動きをしていました。普段、手を抜くことの多いI君ですが、やはりプライドに響くのか、2学年下の後輩のH君の遠慮の無い鋭い攻撃に、実に良い反応で反撃を返していましたし、終了後の締めの上段突や合掌礼の号令でも、張りの有る良い気合を出していました。

今日は、終始締まらなかったA君ですが、作務の時間では自ら窓閉めに動いてくれましたので、「来週は、もう少ししっかりやろうな」と声を掛け、迎えにみえたお父さんに、来週の入門手続き説明の時間をお伝えしました。

9月19日(土)の修錬。

本日も、泉田市民館での修練。朝晩はすっかり涼しくなり、秋の様相を呈して来ましたが、湿気や日中の気温の高さも感じながら、鍛錬に励みます。

今日は10月入門予定のA君の御家庭から、欠席の連絡を頂いていたので、ちょっと高度な事や運用法等、普段なかなかやれない事をやってみようかとイメージして赴きました。が、市民館に到着した際に、予定ボードの前で作業をされていた面識の有る地区の役員さんから、「今日、この子見学良いですか?」の言葉が。「どうぞどうぞ、良かったら体験も一緒に」と御伝えした当のお孫さんのA君は、特に臆する事無く話しかけて来ます。役員さんに「一緒にやれる内容にしますよ」と御伝えすると、「いやいや、逆にしっかりした所を見せてやって」との事。一旦二人で帰宅されて、水筒やタオルを持参して戻って来てくれたA君に、掃除機の手伝いを御願いすると、多少やってくれたものの、「疲れた~」と言って休憩します。また、「黒帯が一番強いんでしょ?最初は何色の帯なの?」と随分帯の色に関心を持っていましたが、遅れて参座した緑帯組を見ると、途端に舞台のカーテンの後ろに隠れます。会議室で作業をされていた役員さんに、見学者名簿に記入して頂いたところ、「もし、今日体験する様だったら、上下関係をきっちり教えてやって」との事で。伺うと「内弁慶」との事ですし、本人からも「~に殴られた」との話が聞けましたので、その辺りを鍛えたいのかなとの希望も伺えます。

この数か月のコロナに影響された変化の中で、入門者獲得を大事にしつつも、無理に入門させるのではなく、「体験止まり」でも関わってくれる存在を増やし、入門した人の「自覚」を促そうかとの想いも強くなっています。今日のA君の姿を見て、A君の出来る水準に下げて、体験参加を促す必要も無いなと感じ、緑帯組の法形の習熟から入りました。

途中、A君のお父さんも見学にみえ、後ろで御覧になってましたが、過去に市民館での修練中に、何度か出入りされる姿を見掛けた事のある方。父親の敬老会の役員としての作業を手伝ってらっしゃった様ですが、休憩中に御話を伺うと、御自身もかつて少林寺拳法をやっていて、20年近く前に私の姿を見掛けた事が有る気がするとの事で!時期的にはギリギリカブっていない感じですが、共通の知人の話で二人だけで盛り上がり、他のメンバーが「なんか楽しそうにしてんなぁ~」と言う視線をこちらに向けて来ます(笑)。またお父さんは何度か市民館から出入りされたのですが、わざわざ全員分のスポーツドリンクを買って、差し入れて下さいました。その事自体、実に稀有で有り難い事ですが、「冷えた状態で頂いた方が美味しいから、全員1本ずつ取りに来て」と伝えると、全員が私の所に来る前に、先にお父さんに対して「有難うございました!」と合掌礼をしていた事は、当たり前の事とは言え、今まで無かった事だけに嬉しい驚きです。

15時前に帰宅されたA君親子に、「作務を手伝ってくれた御礼」のお菓子を渡し、「また体験に来て下さい」との言葉を伝え、見送ります。遅れて参座したY君を交え、順番を入れ替えて「学科・法話」、「基本演練」、「鎮魂行」と進めますが、鎮魂行の唱和や号令や気合いで、なかなか良い「張り」を見せてくれるY君には、「ここを直したらもっと良くなる部分が有るんだけど、聞きたかったら後で自分で聞きに来て」と伝えると、自ら聞きに来ます。後は、それを体現出来るかどうか。また「自由練習」での組み合わせ毎の法形の習熟で、Nさんに何度か修正点を指摘されていた時に、相変わらずの「すねる瞬間」が入りますが、「やる気、有るのか?」、「もっと気を張れよ!」と伝えると、表情が変わります。彼の今後に期待ですね。

Nさんが参座出来る様になって、土曜日の修練での習熟度が挙げやすくなっています。今年度は、合同での昇級試験の実施は無さそうですが、各自の科目の習熟は進めておきたいものです。ここ何回かの修練で、次回が少年四級の受験になるI君の科目を進めていますが、今日は「切抜」の練習をしながら、その相手をしていたH君の二人には、その先にある「巻小手」のイメージも伝えました。普段、技術の習熟に対してあまり熱心ではないI君ですが、今日はNさんと「切抜」の内と外を繰り返し練習して為か、「切抜(内)」の鈎手守法での崩しと、「逆小手もどき」をくっ付ける事で「巻小手」が完成する事が、イメージとして繋がり納得出来た様で、2種類の方向に投げられているH君の姿を見て、珍しく目を輝かせていました。

その後の挨拶の時の声の張りや、作務の際の動き方に、I君のいつもと違う心の軽さを感じ、「技術の面白さが、人間を活動的にする事もあるんだな」と、新たな発見をした気持ちで帰路に着けました。

9月12日(土)の修錬。

本日は、専有道場からのスタート。徐々に秋も涼しさを感じながらも、日中は暑さの増して来る中で鍛錬に励みます。

今日は段取り良く準備を進め、渋滞にも捕まらず専有道場に到着出来たので、一人で大半の作務を進められましたが、それだけで道衣の下は汗を結構かいていました。心地良い汗をかける数少ない季節の到来ですので、楽しく有意義な修練にしたいものです。ここ数回の修練で、緑帯組には厳しめの口調で、作務や態度や脚下照顧を出来を問い、修行への取り組み方に対しての真剣さを求めているのですが、今日は玄関の靴もきっちり揃えられ、作務を終えた後に、私がロウソクや線香に火を点けていたのですが、何も言わなくても、背後には整列を終えている姿がありました。これを厳しく言われなくても、自分で意識してやってもらえると有り難いのですが、言われなければやれないのなら、何回でも言うだけだなと思いますね。その中で、将来に通じる大切な何かが、いつの間にか伝わっていてくれると取りがたいものです。

段取り良く進んだ割りには、「あ・うん」を活用した学科・法話の時間は、何故か短めに。昨年の演武祭に賛助出演して頂いた拳士さんが、少導師に補任された事や、旧知の本山職員さんの事を話題にし、色々な方に支えられて自分が活きている事。その恩に報いる為にも、どんな些細な事でも、全力を尽くす事の大切さを説きました。

場を変えて、易筋行を。小3黄帯のY君や体験入門中のA君も合流します。また、最近右肩を痛めて休まれているSさんが、左肩の調子も悪くなり、担当医の方からもう少しリハビリに努める様に言われた事を報告に来てくれました。あまりストレッチ等の身体のケアをされないと言うSさん。身体を労わって、長く大切に使って頂きたいものです。

泉田市民館に到着した時にですが、こちらに目を向けている車が、駐車場に入って来ました。女の子3人を連れた御夫婦が見学にみえましたが、何でも13時過ぎに1度来て下さっていたそうで。隣の今川町在住の方達でしたが、私も通う歯科医院で掲示して頂いているチラシを御覧になったとの事。30分ほど見学して帰られましたが、運動好きで興味の有る小2次女ちゃんより、全く運動の出来ないと言う小4長女ちゃんの方が、興味を持ったりリアクションが良かった気がします。実は今週火曜日にも見学にみえてたそうですが、修練会場を泉田会館に変更していたので、「やってない」と思って帰られたとか。「また体験に来て下さい」とお伝えしましたが、「女の子がいない」、「最寄りの小学校に通っている子がいない」と言う事を気にされていましたので、どうなりますか。まあ、縁が有りましたら、出来得る範囲で支えに成れる様に、努めるだけですね。

易筋行後半は、久々の参座のNさんにY君とA君を任せ、「内受突」の習熟を。私が緑帯組につき、科目を進めます。Nさんも久々ではありますが、テンションを挙げて指導されるので、二人とも楽しそうです。また緑帯組の指導や私の練習相手でも、活躍して頂きたいものです(笑)。

締めの作務でも「先輩らしさ」を見せようとする人・そうでない人様々ですが、「やるべき事」を明確に伝えると動き易い様です。「小さな事からコツコツと」こなして行きたいと思います。

9月5日(土)の修錬。

本日も泉田市民館での修練。徐々に涼しくなって来てはいるものの、日中は「夏の暑さ」を感じながら、鍛錬に励みます。

今日は第1土曜日と言う事もあり、「少林寺拳法体験会」も兼ねての修練ですが、6月からの参加のS君Sちゃんと共に、先月からに続いて小1女子のHちゃんも参加してくれました。実はHちゃんの年中の弟のS君も、お父さんに「この子も良いですか?」と連れられて来たのですが、来た時点で「半ベソ」で。どうやら「怖い~!」とグズッてたそうで、暫くお父さんと「もうゲームやらせないぞ。良いの?」と「交渉」をしていましたが、泣き続けていたので帰りました(笑)。また1年半後にでも、顔を出してくれると良いですね。

先月は既定の15時半で帰ったHちゃんですが、今日は「やれたら最後まで残るそうです」との事でしたので、剛法の体験と共に柔法の体験まで行こうかなとイメージしてスタートです。が、作務を終えた時点で「疲れた~。今日は卓球教室もやって、その後走って疲れてるんだもん」と言っていたので、「こりゃ、今日はダメだな」と判断。また足の裏の皮を擦りむいていて、ダッシュは全力でやるものの、「足が痛い~!」と頻繁に口にするので、「今日は無理にやらせないようにしよう」と思い、丸々Hちゃんだけ休ませて、他の人に集中して練習する時間も取りました。

今日は、全体的に雰囲気がダレていたので、メニューを進めるスピードを落としてこなします。またキックミットを使った当身でも、私自身が受ける役で体験者全員を相手にしたので、逆に言うとそれ以外の人は放っておいて進めました。全体的には「ペースダウン」でも、少しでもメリハリを効かせられる様に工夫します。

学科・法話では、「脚下照顧」と「合掌礼」を全員で音読。その後に、トイレのスリッパやホールからの出入りで不備があった時点で、全員を集めて再度の説明をしました。また聖句と信条の唱和の練習を全員で行い、その後にその2つだけの鎮魂行を行いました。Hちゃんは初めての打棒の音に驚いていましたが、問題無くこなしていました。

自由練習の前に、全員で走り回る時間を暫し取り、その後座布団を使用して受け身や転がる練習を。何とか柔法の時間として、「逆小手もどき」に漕ぎ着けました。上手く出来ているかどうかは別にして、やはり人を倒す練習は、皆楽しそうにやります。そこに如何に技術のポイントを伝えていくかが、課題でもありますね。

ラスト30分で今日やる予定の剛法の内の「転身蹴」に。体験者組も何度かやった事があったので、少ない反復回数で相対練習に移行。道衣組と体験者組に分けて、剛法を。組み合わせによって行う内容を変えて進められ、ここ何回かの修練での試行錯誤が活きて来ました。

全体的には締まりは無かったものの、最後の作務も全員が遊ぶ事無く協力的に動けたので、「終わり良ければ~」の印象を強く残しつつ、体験者の皆に「来月も来てね」と伝えて、帰りを見送りました。

 

 

8月29日(土)の修錬。

本日も、泉田市民館での修練。徐々に秋を感じさせつつも、まだまだ夏の日差しと気温を受けながら鍛錬に励みます。

愛知県独自の緊急事態宣言も明け、今週から修練を再開しました。この間、例年の夏休み期間を活用した「夏季武道体験会」も実施したのですが、「集会での修練禁止」の措置の絡みで立ち消えに。あれこれ思うところもありますが、まずは「行動する」と言う金剛禅の大原則だけは、少しでも維持しておきたいところです。

今日で8月の修練も終わると言う事もあり、「夏季武道体験会」に火曜日で申し込みをしていて、何故かそのまま土曜日の体験にスライドしていたA君のお母さんから、9月からの入門希望の連絡を頂きました。初年度の年会費が半額になる10月からの入門を提案し、9月中はそのまま体験入門期間として頂く事にしましたが、なかなか面白い素材だけに、大事に育てて行きたいものです。

3月からの修練の休みの兼ね合いで、普段の修練の進め方やその管理の仕方で、一工夫加えたいところが出て来ました。ずっとイメージだけしているだけで、既に半年近く経ってしまいましたが、ようやくあれこれ試し始めています。体験者と色帯組が共に練習出来て、尚且つそれぞれの習熟度に沿った内容に変化させられる方法。ぼちぼち手応えもありますし、これに一般有段者が参座し始めた時に、どう変化させるか。なかなかに難しくまた面白くもあります。

今日は、体験のA君でも出来る内容にしつつ、柔法の払いの練習等、新たな段階にも入れました。今まで入門してくれていた人達にも、あまり噛み砕いてやれていない部分だったりしますので、プラスになる内容にも出来たかなと思います。新しい内容の練習をする時に、読本を持って集合させ、関連するページを音読してから始めると、また一味違った雰囲気にもなりました。

コロナウイルスの影響で、様々な変化が出て来ていますが、根幹の部分を揺るがす事の無い様に、大いに頭を使って行きたいものです。

8月1日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。ようやく梅雨が明け、突如訪れた夏の暑さの中、鍛錬に励みます。

今日の朝方は、まだ涼しい風が吹いていたものの、お昼が近付くに連れ、グングン気温が上がって行くのを感じ、泉田市民館に到着して備品を下ろす頃には、とてもマスクをしては居られない様な暑さになっていました。

私の後の1番乗りは、4月入門の73歳のSさんでしたが、実は木曜日の修練も「肩が痛い」と休まれ、今日も痛みが引かないので、休んで整形外科に診せに行くとの話でした。私も武専の同級生から治療法を教わったりしていますので、「もし来られそうなら、手当てしますよ」と御伝えしたら、顔を出して下さいました。聞くと、ゴルフクラブを新調したので、月曜日・火曜日と仕事明けに打ちっぱなしに行き、休みの水曜日に1日岐阜県でラウンドしていたとの事で、頑張り屋なSさんですが、「おいおい!」とツッコみたくなる生活ぶり。ストレッチ等も当然の様にしていないそうなので、体のケアを薦めつつ、暫しの手当てを。炎症を起こしているでしょうから、即痛みは引きませんでしたが、少しでも早く回復してくれると良いですね。

Sさんの手当てをしている最中に、今日は毎月第1土曜日の「少林寺拳法体験会」でもあるので、S君・Sちゃん兄妹と、平日に行っている「夏季武道体験会」参加者のA君が到着したので、皆で掃除機を掛けます。それが終わる頃に、お母さんに連れられた女の子の姿が見えます。「多分そうだな」と思いつつ待っていると、「少林寺拳法体験会」の参加希望者でした。泉田町在住の小1女子のHちゃん。土曜日の午前中にやっている卓球教室にも参加した経験もあり、泉田市民館にも慣れていて、物怖じする様子が全くありません。準備運動から何から、全ての動きを全力で楽しそうにやってくれるので、こちらも嬉しくなります。

いつもは13時過ぎに参座する小6緑帯のI君とS君が現れず、暫く体験会参加者の4人と一緒に身体を動かしていましたが、S君のお母さんから「2人で自転車で向かっているので、もう少し遅れます」との連絡が。2人が住んでいるのは、刈谷市の北端である井ヶ谷町であり、自転車では30分近く掛かる距離です。「この暑さの中を?本気?途中で遭難するんじゃないの?」と心配でしたが、何とか無事に辿り着いてくれました。二人に手本役を割り振り修練を進めますが、普段後輩の面倒を見ようとしないI君S君ですが、道筋に変化を付けると、時折り行動としては良い状態を見せる事がありました。意外な発見でもあり、指導上の工夫がまだまだ足りないのかなと、反省する部分でもありました。

「学科・法話」の途中から、先週少年八級の試験に合格したばかりのY君が到着。I君・S君と違って、「後輩」を見付けると途端に「先輩」としての自分を見せようとするY君。試験合格の喜びを感じている時期でもあるでしょうから、常にその意識を持てれば、より伸びて行くだろうと期待出来ます。

通常の体験会の終了時刻である15時30分でHちゃんは帰りましたが、積極性もあり、また整列の機敏さや、学校で言われたのか返事をする際に必ず右手を挙げる等、規範意識の高さも感じさせる存在でした。「楽しかった?」と聞くと満面の笑みを見せてくれましたので、迎えにみえたお母さんに、平日の「夏季武道体験会」の事もお伝えしておきました。また顔を出してくれると良いですね。

今日は暑さが厳しかった事もあり、早々にクーラーを点け、窓を全開にしてクーラーを最も涼しい温度にしたり、風が通る様に2箇所だけ窓を開けてみたりと、熱中症予防とコロナウイルス感染防止の両面を意識して、あれこれ試してみました。健康増進にもなり、精神修養と護身練胆にもなる修行の在り方を、常に模索して行きたいものです。

7月25日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。例年になく雨が降り続き、結果としての涼しく過ごしやすい初夏の有難さを堪能しながら、鍛錬に励みます。

コロナウイルスの感染者数がまた増え始め、用心して休む一般門信徒も多くなっています。また中学生の休眠も相次いでいる中、逆に「今この瞬間に参座してくれる人と、有意義な修練にする」という意識が強くなっています。「共に修行に励む」事が当たり前な事ではなく、また永遠に続く時間でもない事を思えば、今この瞬間を充実させる為に、少しでも神経を使いたいものです。

今日の夜は、取り止めとなった明日の地区合同昇級試験の補填の為に、単独開催での昇級試験を安城の道院長の方に御願いしている日。夜に再度集合して出掛けるのですが、修練内容も試験に則したものにします。普段の修練の成果を発揮すれば良いはずで、改めて何か特別な事をしなければいけない訳ではないですが、「伝える側」も改めて足りなかった部分に気付くチャンスです。私自身もこの機会を活かしたいものですし、これまでやって来られた地区合同昇級試験が「当たり前」のものではなく、また単独開催の試験で他所の門信徒の審査を引き受けて頂ける事も「当たり前」ではないと思いますね。

「学科・法話の時間」で、開祖が金剛禅を開創された動機を話し、暫しの休憩に入ろうとしたところ、先週に引き続き、小1男子のA君が先週よりさっぱりした頭で顔を出してくれました。今週からスタートした平日夜の「夏季武道体験会」の参加者であるA君。今週火曜日には顔を見せなかったので、「あれ?参加を取り止めたのかな?」と思っていたのですが、土曜日の参加に切り替えたのでしょうか(笑)。どちらにしても、意欲的に身体を動かしてくれますので、ひと夏の武道との関わりの機会を楽しんで欲しいものです。

今日はA君にも鎮魂行を体験して貰いたいと思い、聖句・誓願・信条を、予備練習無しの状態で一緒に唱和しました。これまで「学科・法話の時間」に加わった事が無く、読本を手にするのも初めてのA君ですが、他の人より少し遅れたタイミングで、しっかり教典の文言を口にしていたのは、ちょっとした驚きです。「この手のタイプは、本を読んだり、理論的に考えるのを嫌がりそうだな」と見ていたのですが、意外に「学ぶ意識」も高そうです。

何事も手を抜かないA君の存在は、少なからず道衣組にも刺激になっている様で、夜に試験を受けるY君やH君にも、ちょっとしたはずみになりそうです。この瞬間が、お互いにとってプラスの時間に成る様に心掛ける。そんな日々を送る「訓練」としての時間に、道院での修練が成っていれば嬉しい事です。

 

 

7月18日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。梅雨が徐々に開けつつあり、湿気と暑さと涼しい風が入り混じる、「初夏」を感じながら鍛錬に励みます。

今日も欠席者多数の中、参座した人毎に課題となる部分を高める様な内容で、修練メニューを組み立てます。4月・5月の「自学自習」期間を経て、集会での修練を再開出来る様になって、「顔を合わせた人と、協力して有意義な鍛錬を行う」という感覚が、より強くなって来ました。目の前に居る人と、意義の有る修練を出来なければ、「修行」に邁進する事自体、難しくなってしまうでしょう。少ない人数なら少ないなりに、人数が増して来たならその変化に対応して、充実した修行の空間を創造したいものです。

来週土曜日の夜に、単独での昇級試験を予定しており、受験者であるH君Y君の習熟に繋がる様な内容を、個人で・または相対で行います。また新入門のSさんのレベルアップにも繋がる様に、組み合わせ毎に内容を変化させて進めると、それぞれにプラスとなる時間がプロデュース出来ます。

例年で行けば、来週から学校は夏休みに入ります。今年は、刈谷市では半日授業が1ヶ月近く組み込まれる様ですが、来週からの平日の修練を、「夏季武道体験会」として近隣地区や子供会さんから体験参加者を募ります。火曜日の修練に、小1男子の参加希望者がありましたので、「土曜日の、人数がまとまっている時に見学や体験をして貰った方が、やる気が盛り上がるだろう」と思い、前週の土曜日である今日の見学をお誘いしていたのですが、鎮魂行に入る前に、お父さんに連れられた男の子が現れました。

人数的には平日と変わらない少なさでしたが、普通に鎮魂行を観て貰い、その後に体験参加を勧めてみましたが、申し込みをして頂いたお母さんからのメールでは、「ドキドキとワクワクが、半々みたいです」との話でしたが、お父さんと話している時点で、側転を繰り返したり、「動きたくてしょうがない」という風情(笑)。当たり前の様に、列に並んで身体を動かします。

1時間ほどの残り時間で、定番の「逆突」・「逆蹴」から始めますが、今まで特にスポーツをしていないというA君ですが、動きも機敏で細かいアドバイスをしていないのに出来ている不思議な状態。初めて体験した人は、大抵手足だけの突き蹴りになって、「真っ直ぐの突き」など突けないものですが、何故かA君は後ろの足を寄せ、腰を押し出して、真っ直ぐ突きを伸ばします。「何で、それが出来るの?観ただけで再現できるタイプなのかな?」と不思議な感じですが、逆突を繰り返しているだけの時間でも、休憩中には順突も繰り出したりと、非凡さを見せてくれます。キックミットを使用しての当身や走るメニューを、喜んで全力で取り組むA君。時折、マスクの下の呼吸が苦しそうなので、休憩や寝ているだけの時間も織り交ぜましたが、座布団を使用しての受身も、他の人と同様に繰り返します。

お父さんのお話を伺うと、「話を聞かないんですよ~!」と仰ってましたので、その辺りの立ち居振舞いの面を強化したいのかなとも感じましたが、体験してくれたA君に「また来週から頑張ろう!」と声を掛けると頷いてくれましたので、また来週からの平日の修練も、楽しみになって来ました。

7月11日(土)の修練。

本日は専有道場からのスタート。連日続く雨が上がり、蒸し暑さが増してくる中、皆が集まります。

4月入門のSさんにとっては、今日が初めての専有道場。私より早く、マンションの入り口に到着されていました。普段お借りしている修練場所と、専有道場の意味合い位置付けの違いを説明し、作務もしっかりやって頂きましたが、作務や鎮魂行、学科・法話のみの時間はどう思われたでしょうか。

およそ5か月ぶりの専有道場での修練は、個人的にはやや気の引き締まるものでした。ただそれが、それぞれの人と共通する訳でもありませんので、少しでも何かを伝えられる様にしたいものです。学科・法話の時間では「あ・うん」を活用し、開祖語録のページや兵庫や神奈川の知り合いの道院長さんが載っているページを引用し、「何かを為そうと意識する事」の大切さと面白さを説きました。何かと変化の多い世相の中で、自分はどう在ろうとするか。20年後・30年後の彼らに、何かしらのきっかけを宿していられたら良いのですが。

場を変えて、易筋行を。先に市民館の中で、防災会議を開かれていた地区役員の皆さんからスイカの差し入れを頂き、まずそれを頬張ってからの鍛練です。

今日は、小4黄帯のH君の友人が体験に来てくれるとの話を頂いていまして。2年前のこの時期の「夏休み武道体験会」をきっかけに入門し、私の20年弱の拳歴で出会った小学生の中で、少林寺拳法に対して最も意欲的に取り組んでくれているH君。これまでにも、保護者の方も含めて「一緒にやろう!」と声を掛けて下さっていた様ですが、ようやく体験に来てくれた友人の存在に、この1~2週間ちょっとソワソワしていたH君です(笑)。

やや遅れて、親子3人連れで市民館に来てくれたS君。おとなしそうな雰囲気でしたが、「やってみる?」と聞くとすぐに頷きます。体験者用の定番である、「逆突・逆蹴」の反復をやろうと思いましたが、時間がやや短めでしたので、その後のグループ分けも意識して、先ずは逆突とキックミットの当身を繰り返します。S君の相手は、まずは私がしていたのですが、アドバイスを素直に聞いて運動神経も動きも悪くないので、全くやっていなかった蹴りをやらせてみると、なかなかの威力の蹴りを繰り出します。またキックミットの当身を始めると、一緒に来ていて体験を尻込みしていた弟のE君も、後ろで身体を動かし始めました。

易筋行終盤は、NさんにS君を始めほとんどを任せ、私は今月末に少年六級を受験するH君と、相手をする小6緑帯のS君をみます。全体に目を向けながら進めていると、Nさんも上手く体験のS君や他のメンバーを動かしています。また近くでずっと身体を動かしていた弟のE君にも声を掛け、最終的にはキックミットへの当身に進めるまでになっていました。

運動神経も良さそうなS君が、この後入門に至るかは判りませんが、1回でも2回でも一緒に汗をかけた瞬間を幸せに思い、次に繋げたいと思います。

7月4日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。晴れ間ものぞく中、時折激しく打ち付ける雨にも負けず、鍛錬に励みます。

今年は、例年より涼しいのでしょうか。毎年7月の第1週目には、この道院ブログにも「暑さに負けて、冷房を始動!」と綴っている気がしますが、今年はまだそれ程でも無い様子。それでも強い湿気とマスクの為に、汗がまとわりついて来ます。時折マスクを外したり、休憩を小まめに入れる等、あれこれ気配りをしながら、充実した修練にしたいところです。

今日は第1土曜日という事もあり、泉田子供会さん対象の「少林寺拳法 体験会」も兼ねた修練ですが、先月に続きS君・Sちゃん兄妹が参加してくれました。先月の参加時に「1ヶ月間復習して来て」と自主練メニューを渡したのですが、週に2回はやってくれていたとの事!当然、正確な動きは出来ていないのですが、それでも入門もしていないのに、練習に励んでくれている事自体が、有難い話です。二人のやれる事で、且つ入門している人にも有益な内容を目指します。

前回の帰り際に、S君がキックミットを見て、「これ、やりたかった」と言っていたので、各種当身の反復をした後に、キックミットを使用して感覚の実感を。一人で動いている瞬間と、実際に当てた時の感覚が、離れ過ぎない様に気を付けつつ、「実」の有る動きを目指します。

今日も、Sさんが15時過ぎに早上がり。それと入れ替わる様に、鎮魂行後にMちゃん姉妹が参座です。

この何回かの修練の休憩中に、小3白帯のY君やMちゃん達が鬼ごっこをやりたがっていたので、S君兄妹も含めて、「遊びの時間」として暫し鬼ごっこを。小6男子組はシラケてやりたがりませんが、「増え鬼」にして、鬼は両腕を挙げて追いかける等、負荷や変化を付けて行うと、短時間ながら全員全力で行っていました。

「自由練習」の後半は、今月末に単独開催で少年八級を受けるY君と、少年六級を受けるH君の為にも、試験科目を全員で復習。その間、S君達は二人で今日の内容をふり返る内容としました。どの時間も、習熟度を上げる為の濃密さは薄い状態と成ってしまいましたが、世の中の小中学生が活動的になれない世相の中で、身体を動かす事を奨励する空間は必要だなと再認識して、皆で作務に取り掛かりました。