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Shorinji Kempo

9月25日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。若干の蒸し暑さはあるものの、心地良い風の吹く中、鍛錬に励みます。

最近、作務に対する取り組み方が、随分良くなって来たなと思っているのですが、参座時刻に関しても、もう少し意識を向上させたいと思い、今日の学科・法話で「5分前行動」的な話をしようと考えていたのですが、今日は何故かほとんどの人が、13時になる前に到着すると言う集まりの良さ。たまたまなんでしょうが、何事も出来る出来ない以前に、「やろう!」と意識する事が第一歩でしょうから、修練に対する心構えを整えると言う意味でも、時間に対する意識も高めて行きたいと思います。

今日は、夜に小2男子のA君の少年八級受験を予定している日。充分な心構えが整っているとは言えない状態ですが、少しでも良い影響の残る様な試験にしたいところ。その最終チェックの時間ですので、少年八級の科目や挨拶や返事、立ち方・座り方を全員で復習しました。道衣の着方や帯の縛り方も、時折確認しないといけないでしょうから、良い機会と言えば良い機会です。上の階級の人達が、その瞬間に何を掴み取るかは、その人次第。少しでも何かを掴んで貰おうと、声掛けをします。

今月は専有道場での道院修練を割愛しましたが、10月は達磨祭を挙行したいですので、学科・法話の時間には「釈尊・達磨・開祖」について書かれているページを読む予定でした。が、正座から安座に移行する事が出来ない人がいた為、その時間が取れず。「5分前行動」の話だけして、夕方に昇級受験の為に再度集まるA君と、その相手を御願いした小3男子R君に、自分の家からここまで何分掛かり、その時間に出る為には、自分がいつまでに何を準備しなければいけないか、自分で考えて行動する様に伝えました。他の人にも、来週の参座においてそこを意識する様に伝えましたが、果たして何人が行動に顕してくれるでしょうか。

自由練習の時間には、年3回の割り振りの有る泉田会館の清掃を行いました。一般の参座が無い状態ですので、トイレの床磨きまでは出来ませんでしたが、皆が積極的に行動してくれたお陰で、短い時間で多くの箇所の清掃をこなせました。地域の公的施設を使用出来る事をしっかり感謝すると共に、他の人達と気持ち良く共同利用出来る様な振舞いや取り組みを、心掛けて行きたいものです。

自由練習後半は、試験科目の習熟の組2つと白帯組に分けて。蒸し暑いのか、あまり動いていない私自身も下のシャツがびっしょり濡れている状態でしたので、それぞれの組み合わせで、集中力の無い取り組みが目立ちましたが、極力それぞれに任せて、口出しを修正のアドバイス程度に抑えました。習熟度自体にはマイナス面が多いですが、それぞれが考えて意識して行動してこその、「自発的・意欲的な取り組み」でしょうから、「我慢」して見届ける事も必要でしょう。最後の振子突の際の気合いは相当なものでしたので、これに技術レベルの向上も、何とか組み込んで行こうと思います。

9月18日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。台風の影響の残る雨風の中、鍛錬に励みます。

今日は、月初めの予定では専有道場での道院修練の日でしたが、昨日の段階で「台風が、午後に東海地方に最接近」との情報もありましたので、泉田市民館からのスタ-トに変更しました。簡単に「やらない」と言う判断を下すのは、「行動する」事で己れを変えて行く事を目指すには、かなりの精神的なブレーキに成るであろう事をしっかり認識しつつ、保護者の方々に無理の掛からない協力の範囲を、的確に見定めておく必要もあるでしょう。送迎や行事への協力は無理を掛けず、修練内容では身体面・精神面で意識的に負荷を掛けるぐらいが「適度」でしょうか。

今日は、久々に4月入門の小4男子Y君が土曜日に参座してくれました。4月から秋口まで、ほぼ毎週親子でキャンプに出掛けていて、毎週火曜日のみの参座に成っており、恐らく他の同期入門より大幅に進歩が遅れるだろうと思い、お母さんに協力を御願いして、週1回は自宅で自主練を行い、動画のやり取りで補填をして来ましたので、何とか他の人と同じぐらいのラインで修練に参座出来ています。「強く成りたい」と言う願望は、人一倍強いY君ですので、先日各自で購入して頂いた防具も、大いに活用してやる気を引き出したいものです。

そのY君と、昨年11月入門の小4男子A君は、自分の身体の状態を客観的に点検するのが苦手なタイプ。2人、そして体験入門中のE君の為に、基本演練で「開退」の反復に時間を割きましたが、体験入門のE君よりも、A君やY君の方が指導における難度が高いのが、悩ましいところです。様々な工夫を凝らして、少しでも進歩出来る様な修練内容にしつつ、結局は本人が「上手くなるぞ!」と思って、その為に意識するべき事を意識しなければならないでしょうから、説明の度に他所見をしている2人には、「他人に注意されるんじゃなくて、自分で気を付けて」と、繰り返し伝えるだけですね。

学科・法話の時間では、専有道場で使用する予定だった「あ・うん」を活用して。私の道院設立の為の11年前の道院長研修会同期の方が、群馬県で道院長として頑張っていらっしゃいますが、半年ほど前に群馬県教区でもポータルサイトを構築されるとの話を伺っており、今日の午前中にサイトを拝見したのですが、今回の「あ・うん」ではその群馬県教区の関係者の方の名前が、多く掲載されていました。日本全国に、修行に励む仲間が存在する事をしっかりと在籍者にも伝えて、その頑張りから少しでも刺激を受けられる様な意識付けをして行きたいものです。

鎮魂行後の自由練習前半では、3つにグループ分けして習熟を図ります。来週初の昇級試験を予定している小2のA君は、今日は緑帯組と科目の確認を行いましたが、自分より上手な人とやると、それなりに上手く見えるのが不思議なところ(笑)。来週の試験では、後輩の小3白帯R君に相手を御願いしてありますので、A君の真価が問われるところです。

白帯と体験組は「全転換」を行いましたが、前段階の動きはやって来たものの、正式な説明を初めて受けるY君とE君は、若干苦戦します。特に、同期が自分よりやる事を理解している現実だけで、少しショックを受けていたY君は、すぐに正確に出来なくてマスクの下で涙を浮かべています。自宅修練でも、お母さんから度々「上手く出来なくで泣き出して撮影が出来なかったので、時間をおいて撮り直しました」との御話を伺っていましたので、「あなた、強く成りたいんじゃないの?!」と聞くと、「強く成りたいです!」と答えますので、「だったら、上手く出来ないぐらいの事で、ビソビソ泣いとんじゃねぇ!」と鞭を入れます。最終的には体験入門中のE君を含めて、一緒に取り組んでいた仲間に励まされて、何とか動きを把握出来る段階まで来たY君。次の火曜日には、まっさらに忘れて来るでしょうが、諦めずに取り組む事・仲間と共に協力して励む事・自分が励まされるだけではなく、周囲の力に成れる存在を目指す事を、学んでくれたらと思います。

自由練習後半では、「お待ちかね」の拳サポーターとすね当てを着けての運用法を。今日はY君が忘れていた「転身蹴」の反復から入って、連反攻~攻守限定無しまで進みましたが、A君やY君の様に「型稽古」が苦手なタイプ程、ノリノリで取り組みます。「基本を無視して、乱稽古に夢中になる事の無い様に」との昔からの戒めを踏まえつつ、終了前のテンション挙げには大いに活用出来ます。最後の上段突6本の気合は、「実に素晴らしい!」とついつい口にしてしまう程のノリでしたので、良い雰囲気で締めくくれたのかなと思います。少しでも、それぞれが自発的に意欲的に取り組める様に、あれこれ工夫していきたいものです。

9月11日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。雨が強く降ったかと思えば、快晴となりぐんぐん気温が上がる不思議な気候の中、鍛錬に励みます。

7月・8月の小中学校の夏休み期間中、平日の修練日を「夏休み武道体験会」として、近隣地域からの体験者を受け入れていたのですが、その参加者の1人である築地町在住の小3男子E君が、正式に入門を希望してくれました。9月中を体験入門期間として頂き、今日初めての土曜日の修練への参座です。運動能力もそこそこあり、何より素直な性格と話の聞き方の良さが有るので、説明を聞いた後の身体の動かし方の進歩が、既に入門している人よりも高いぐらいのものがあります。それだけの意欲と興味を少林寺拳法に対して抱いてくれていますので、大事に育てて行かないといけませんね。

体験者がいる時は、修練の内容も平易なものになりがちですが、1ヶ月強週1回参座してくれていたE君には、新しい内容も覚えて貰おうと、少し難しい事にもチャレンジして貰っています。それにより、今月初の昇級試験を予定している小2のA君や、今月の一般三級受験を11月に延期した中1I君の習熟の為の内容も組み込む事が出来ます。今日は基本演練では、上受と順突・順蹴を様々なパターンで織り込みました

学科・法話の時間には自己紹介もして貰いましたが、刈谷市北部に在る小中学校7校の内の5校に分かれて、ちょぼちょぼとながら在籍者が居てくれるのは有り難い事で。今回のE君は、4月入門のR君と学年もクラスも同じであると言う事もありますので、お互いが刺激し合って進歩してくれると良いですね。また3年前の地区長さんの御力添えで、近隣の一ツ木町でも回覧板で告知させて頂ける事に成り、更にその一ツ木町の地区長さんからの口添えで2年前から回覧板告知が実現した築地町から、数多くの問い合わせを頂いています。自分達の「為すべき事」にしっかり取り組みつつ、既存のコミュニティと連携を取る事も、布教活動・普及拡大の両面から見ても、重要であると感じます。

キックミットでの当身、鎮魂行を終え、暫しの休憩を挟んで、自由練習へ。4つのグループに分け、各単位での習熟を図ります。それぞれの組み合わせで万全の取り組みとはいきませんが、それなりにコミュニケーションを取って進めています。今日は、いつもはスイミングに行く為に15時で早上がりをするR君が、最後まで参座出来る日でしたので、先月混入して貰って1度も使っていなかった拳法とすね当てを使用する内容に。相手の攻撃に対して、順突・順蹴でカウンターを取る練習を組み込みました。その間合いとタイミングを反復しておいて内受突に入ると、精神的にも体裁き的にも少し余裕が出来ます。その後の攻撃を限定しての連反攻に進むと、皆の動きもスムースに成って来ますし、何よりテンションが挙がって来るのが良いところ。最後の上段突での気合い出しも、かなりの気持ちの張りが出されていました。

各種事情で、まだまだ十分な修練が確保出来る訳ではありませんが、それぞれの環境で「精一杯取り組む」事こそが、「修行」の根幹であろう事を考えると、この「気合い出し」のレベルを少しでも高めて行こうとの想いを強くし、帰路に着きました。

9月4日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。9月に入り、徐々に涼しさを感じる様になった季節の移り変わりを感じながら、鍛錬に励みます。

気温も然程上がらず、程良い風も吹いていたので、「今日は、冷房代を使わずに済みそうだな」とほくそ笑んでいましたが、今にも雨の降り出しそうな曇り空から及ぼされる湿気で、どんどん蒸し暑さと不快指数が挙がっていき、結局空調設備に100円玉を入れる事に。窓を全開にした状態ながら、冷房を効かせてより快適に動ける状況を作りましたので、その分しっかりと習熟度を挙げて行きたいものです。

今日は、易筋行の順番を丸っきり変えて、スタートからグループ分けをしての「全転換」の復習と、「半転換」の指導を。2つのポイントを伝えた後に、緑帯3人を中心に進めて貰いますが、それぞれの組み合わせでコミュニケーションを取り、工夫をしながら取り組んでいます。後は、アドバイスを貰っている側の白帯組が、自分が「伝える側」に立った時の事をイメージ出来ているかも需要ですが、徐々にながらその意識も育んで欲しいものです。

今月末に、小2のA君の少年八級の審査を予定していますが、その前の学科宿題で若干手こずっています。再提出となる今日も、先週再度説明した事とは全く違う内容で提出して来ましたが、違う観点から見れば「よくこの内容でこれだけ書けたな」と驚く部分もあり、再々提出にはなったものの、今月末の審査を正式に決めようと思います。その審査当日までに、そもそもの話の聞き方や取り組み方の面で、もう少し質を高めていかないといけないなとは思いましたが、上手く本人の意識を高めつつ、周囲の面々にもサポートの練習をしてもあろうと思います。

このA君同様に、現在週1回しか参座していない面々には、家で「自宅修練」で習熟度を挙げる様に伝えてありますが、週2回参座している小4白帯のA君にも、家で再確認した上で、次の参座に備える様に伝えました。昨年11月に入門し、そろそろ1年が経ちますが、自分自身の身体の動きを客観的に意識し、左右や前後の区別を判断する事が極度に苦手なA君は、少年六級受験の為に履修する必要の有る科目を、名前だけで瞬時に判断出来ない状態のままです。時間が掛かるなら、他人との競争ではなく自分のペースに適した時間を掛けてくれれば良いですが、本人に聞くと後輩に抜かれていくのは嫌な様でしたので、「他人に指示された事をただやるのではなく、自分に必要な事は自分で考えて、自分で取り組む様に」と伝えましたが、どの程度響きましたか。「自分のやりたい事」しかやらない傾向が強いA君ですが、手にしたいものがあるなら、それに必要な精進はして貰う事にしましょう。

自由練習では、各習熟度に合わせた組み合わせで。9月受験予定を11月以降に延期した中1緑帯のI君も、8月中に小5緑帯のH君と詰めて科目を進めたので、段々一般三級を受験するに相応しい動きには成って来ました。小4A君と同様に、自分の動きの客観視や、左右前後の判断が苦手なI君ですから、こちらも時間が掛かりますが、逆に茶帯目前まで高めて来られましたので、A君にも可能性は有るでしょう。「自分が苦しんだ分、同じ様に苦戦しているA君に、してあげられるアドバイスはする様に」と、I君には伝えましたが、今後は自分のレベルアップだけえなく、後輩への指導でも質を高めて行って欲しいものです。

自由練習後半では、拳サポーターとすね当てを着けての運用法を。8月頭の「強化練習2021」の後に、各自の負担で防具を購入して貰いましたが、皆着けて練習したくて、ウズウズしているのが見て取れます。また易筋行の中でも、運用法や乱捕りを皆が好みますので、怪我の無い様に気を付けつつ、技術の向上を楽しんで行きたいと思います。

8月28日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。ぶり返して来た暑さと日差しの強さを感じながら、鍛錬に励みます。

愛知県も「緊急事態宣言」の対象地域と成りましたが、施設も20時までは使わせて頂けますので、有り難い事です。いつ何時、各方面からの制限が掛かるかも判りませんので、感染防止にも留意しつつ、「やれる事」はやれる内に精一杯やっておきたいところです。

感染防止の努力と言っても、やれる事は皆やっているのでしょう。私自身も、肌が弱くマスクの紐で耳が裂けて血が滲んで来ている状態ですが、何とかマスクをし続けていますし。普通に整列していても、2m以上の間隔が空いてしまう在籍者しかいませんので、そちらの方が運営費的に「緊急事態」ですが、逆にその少ない人数を、更に精査して絞り込みたい欲求にも駆られます。

今日も割りと自発的に取り組めていた作務が早めに終わったので、「後で全転換を発表して貰うから、不安な人は先輩に確認しておいて」と伝えて、スタートまでの時間を各自で過ごしますが、先週土曜日に休み、火曜日にも時間が取れずに一度もやれなかった小3白帯のR君が、同期の小4白帯Wちゃんに聞きながら、少しでも出来る様にしようと取り組んでいるのに対して、先週最も理解度の低かった小4白帯のA君は、自分が出来ないであろう事を理解した上で、復習もせず先輩に聞こうともせず、ただ繰り返しお茶を飲んで時間を潰して、「現実逃避」しているだけと言う有り様でした。ウォーミングアップ前にいきなり全員でやってみると、結局出来なかったのはA君だけでしたので、「出来ない事が判っていて、何故何もしなかった?それで『やる気が有る』と言えるか?」と問います。「自分で考えて、自分で行動する。その自分を以て、周囲と協力する」と言う修行に取り組む姿勢の根本を説きましたが、果たして何が伝わったでしょうか。

最近活用している、各自の科目の履修を踏まえた上での、易筋行や学科の事前計画ですが、「時短修練」に成ると徐々に遅れが増えて来ます。それでなくても、各自の習熟のスピードによって思う様には進まず、反復の回数が増えれば更に遅れて来るのですが。遅れている事が理解出来れば、出来る様になるまで反復するだけですし、その援けに成る様な修練メニューの考案をする等の工夫をするだけですね。

今日も、予定していた「半転換」・「前受身」・「防具を着けての運用法」には進めなかったですが、時間を掛けて「鈎手守法」を反復し、緑帯組はそのまま科目を進め、白帯組は「小手抜」に進みます。緑帯組も一般三級の試験に向けての習熟を図る組と少年五級科目を進める組に分け、白帯組も結果的に「鈎手守法」を終えられない組と、「小手抜」の抜き方のコツを伝えられる組に分かれて行きましたが、「各自のペース」に適した進み方と言えば、そうなるでしょう。その中で、少しでも「技術の面白さ」を感じて貰おうと、それぞれの組に合わせて課題とコツを伝えて行きますが、その後目を輝かせてテンションを挙げて取り組む組もあれば、集中を途切れさせて習熟の進まない組もあります。それぞれに合わせて支えていくだけですが、限られた時間と機会を得て修行に励み、その後の人生に繋げて行く事が目的ですので、それに繋がる意識だけは植え付けておきたいもの。

最後の全員での気合い出しでは、良い兆しは見られました。このテンションを、少しでも各自で維持して貰いたいものです。

8月21日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。連日の雨の為に若干の涼しさも感じる中、鍛錬に励みます。

今年の夏は、長雨の為に例年ほどの暑さでは無いのですが、湿気の多さや不快指数はなかなかのもの。刈谷市が、コロナウイルスに関する「まん延防止措置」の対象地域になっただけでなく、愛知県全域に緊急事態宣言が要請されそうな気配で、充実した修行の空間の構築も、なかなか円滑にはいかない状況です。「行動禅」を標榜している団体の長として、社会が芸も無く「自粛」を繰り返している事に、忸怩たる想いではありますが、逆に普段修行に励めている事自体が、「当たり前」の事ではないのだと認識しやすいですし、目の前に共に修行に励む「仲間」がいる事への「感謝」も湧いて来ると言うものです。また、活動が滞る中でも、如何にして「質」を高めていくかの工夫をする事は、「易筋行」の基とも成るでしょう。今後の状況の変化にも上手く順応しつつ、「質」を高める努力は意識し続けたいものです。

今日は、9月・11月の昇級試験に向けての科目の履修の為に、事前にこなしておきたい事をピックアップして、そこに繋がる内容を優先しました。最近は、技術や読本の読み込みの内容を、在籍者の昇級のペースも視野に入れて、プログラムを事前に作成して修練に赴いていますが、なかなかその通りには進まないものの、「進まなかった」事はしっかり認識しやすいですね。

今日は、「天地拳第四系・単演」、「全転換」、「前受身」を予定。まだ「天地拳第一系・単演」しか教わっていない白帯組には酷かも知れませんが、全員で跳び連蹴からチャレンジ。自分の動きを客観視する感覚をあまり持っていない小4白帯のA君等は、その後の「全転換」やその前段階の「十字足」でかなり苦戦していましたが、それでも「苦しい状況でも、諦めずに取り組む」と言う点では、金剛禅の易筋行としても然程食い違ってはいないでしょう。その後に関連する動きも併せて行い、「やっている内に、『ああ、これはあの動きと同じか!』と気が付く時が来るよ」と伝えましたが、果たして何人がそこまで続けてくれるでしょうか(笑)。

学科・法話の時間では、先月近隣道院に御願いして審査を実施した、小5H君と小4Y君への合格証書授与を行いました。二人にはそれぞれに「当日の感想」、「仲間への御礼やアドバイス」、「今後の抱負」を述べて貰いましたが、なかなか良い言葉を残してくれます。また少年六級に合格したY君には、緑帯の授与も。4月から学習塾に通い、土曜日のみの参座となったY君ですが、徐々に抜け落ちている部分が目立つ様になったものの、参座している瞬間のテンションは悪くありません。足りない部分は、自ら自宅で復習する様に勧めていますが、彼自身の意欲が有る内は、しっかり支えていきたいものです。またH君は、普段から彼に伝えている様に、「刈谷北道院の小中学生の中心」と成るに相応しい意識が、行動面・技術面に如実に顕れています。是非、このまま意欲的な取り組みを続けて欲しいですし、その意欲を沸かせられる空間を、提供していかないといけませんね。

合格証書授与の後の法話では、試験や普段の修練に向けての意識は、自ら高めると共に、先輩は後輩の支えが出来る様に、常に目配りをしている事で、逆に自分を客観視する感覚を養い易くなる事を説きました。私の好きな格闘家の言葉でもある「自分で高める事。自分でやる気になる事。それも、技術の内!」を伝え、「自己確立」に繋がる意識の持ち方を説き、その自分を以て、仲間と共にお互いの成長の為の行動に勤しむ「自他共楽」の意識も説きました。半分遊びながら聞いている人もいましたが、何人かの目には「意識」が宿った様にも見えましたので、今後の行動に期待です。

鎮魂行後の自由練習では、「十字足」と「全転換」を復習し、先輩・後輩の組み合わせを作って、2人で高めて貰う時間を作りました。それぞれに進み具合は違い、苦戦している人達もいましたが、極力全体的な声掛けに留め、それぞれに任せます。この時間に意味が出て来るかどうかも、すぐには結果は出ないでしょうが、少なくとも「自分で考える」時間に成っている様です。

残り少ない自由練習後半は、グループ分けし白帯組は「鈎手守法」から「小手抜」へ。緑帯組は「流水蹴(前)」と「片手寄抜」に移行しましたが、途中態度の悪かった中1のS君に、キツめの「お仕置き」を敢行。その後の修練は、実に締まった雰囲気でそれぞれが取り組んでいましたが、締めの上段突の前に「他人に厳しくされないと真剣に成れないのは、『自分で高める』には成らないでしょ?解る人は、しっかりやる様に」と伝えました。果たして、「自己確立」と「自他共楽」の修行として相応しいかどうかは、今後の彼等の取り組み方次第。制限の掛かる状況下でも、「やるべき事」は根本的には変わらないなと実感し、帰路に着きました。

8月6日(金)、「強化練習2021」開催。

本日は、刈谷市井ヶ谷町に有る「北部生涯学習センターかきつばた」において、「強化練習2021」を開催しました.

2年前まで「強化合宿」として開催していましたが、コロナウイルスの状況を鑑み、初日夕食のバーベキューや宿泊、2日目を割愛し、半日の練習のみの「強化練習」として、何とか実施にこぎつけました。金曜日開催と言う事もあり、送迎の都合が着かない人も複数いましたが、小5白帯のH君のお父さんが有給休暇を取得した上での乗り合わせでの送迎を買って出て下さり、実に助かりました。また私自身は、学童保育に預けられる為に欠席する意向だった小4白帯のY君を、学校まで迎えに行ってピックアップし、一度も足を踏み入れた事の無い小学校の学童保育の様子も見られる、なかなか無い経験をしました。

「かきつばた」への移動も順調に進み、またH君のお父さんの送迎も早かった為、予定より早く体育室に入室出来た上、小5緑帯のH君を中心に自発的に作務を始めてくれました。熱中症で搬送される人が頻発した2年前と同様に、本来有料である体育室の冷房が、今年も無料で使わせて頂ける事になり実に有り難いですし、初めて「かきつばた」の体育室を利用した4年前は、冷房代節約の為に2時間だけしか入れなかった事を思い出し、行事開催が当たり前ではない昨今を思うと、ちょっとした感傷に浸る時間にもなりました。

鎮魂行からをスタートし、せっかくの広いスぺ―スですので、全員で走るメニューをしばしば。意外にバテるのが早い今年の面々に、コロナ禍での体力低下の側面も感じながら、基本演練に入り、突き・蹴り・受けを繰り返し、キックミットを使用しての当身から、法形演練に入ります。

今日は、メインとして4年生以上を対象とした「掛かり稽古」を想定していましたので、白帯の科目の履修にもなり、運用法にも通じる内容を模索します。「内受突」、「流水蹴」、「転身蹴」を相手を変えて繰り返し、攻撃も順突のバージョンも織り交ぜ、連反攻も付ける等、徐々にレベルを挙げて行きます、。

16時になり、メインの掛かり稽古に向けての休憩をしていると、仕事明けのW先生が顔を出して下さいました。井ヶ谷町が刈谷市の北端であり、三好市や豊田市との市境にも近く、W先生の職場も近くに在るそうで、夜の松平スポーツ少年団支部での指導を控え、20分程の滞在でしたが、その20分の為に労を厭わない姿勢が有り難いものです。今年は合同では行えませんでしたが、2年前は松平の保護者の方にも夕食のバーベキューに出席して頂けましたし、来年は是非合同で「合宿」として行いたいですね。

16時過ぎから、予定通りに掛かり稽古を。先月少年六級に合格したY君が、習い事の為に早上がりしたので、予定より1人少ない5人でスタート。前に出た1人に対して、他の4人が50秒交代で相手を務めます。1番手の中1I君でも3人目あたりから呼吸が乱れ始め、4人終えた後の私相手の50秒間休まず攻撃し続ける時には、かなりのキツさだったでしょう。それでも途中でダメージも負い、体格・体力的に最もキツい小4白帯のA君も、必死な表情で動き続けましたし、最初はやや怖じ気付き、バタついた動きをしていた4月入門の小5H君も、中学生相手でも押し続ける様な気迫を見せてくれました。また、参加しない3人には時計係・撮影係・応援係を御願いしたのですが、大きな声で励まし続けてくれましたし、4年生でありながら、4月入門でもあり参座日数も少ない為除外したY君が、1番手のI君が終わった後から、「道院長、僕もやりたいです。だって、みんなカッコいいもん!」、「道院長、僕もやりた~い!」と何度も「直訴」して来る程の、雰囲気の盛り上がりでした。

終了後には全員を集め、今回のキツい練習を共に乗り越えた仲間を大切にして、協力して励んで行く事を説きましたが、何を受け取ってくれたでしょうか。作務も予定時間通りに終えられ、様々な助力を頂き、行事を円滑に進められた事に感謝しながら帰路に着きました。

7月31日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。夏の暑さを感じつつも、皆で協力して鍛錬に励みます。

今日も、作務の時間から冷房を作動させ、熱中症予防にも気を配りながら進めます。今日の作務は、先週よりも更に能率良く進み、ウォーミングアップ開始時刻10分前には完了している程。若干の自由時間をそれぞれが過ごしながら、易筋行に移ります。

今日は「流水蹴」のポイントを伝えようと予定していましたので、その体捌きのポイントをウォーミングアップ時に反復しておきます。また「自由練習」時に乱捕りを行いたいと考えていましたので、攻撃時の運歩も習熟を図ります。細かい部分や、全体の雰囲気を盛り上げる為の動きも含めていくと、いつも通り時間オーバーの進行に成ってしまいましたが、雰囲気は悪くありません。

「学科・法話」の時間では、号令役の場に座ってくれた小4白帯のA君の誕生日を聞き、その数字を足したページを回し読みします。「学科と技術の学び方」のページであった為、先週の昇級試験時の話や、私自身の二段・三段・四段受験時のエピソードも交えて法話を展開します。特に、本山での正拳士四段受験時の、行きの新幹線の車中で組演武の順番を初めて覚えた程の、全くの準備不足の状態で試験に臨んでしまった事。その際の試験官が、埼玉県の派遣教員をされていたK先生で、抽出科目の級の法形をグループ全員が延々とやり直しをさせられ、試験を終えるまでに2時間半ほど掛かった事。そのK先生の佇まいから、落とす気はそもそも無く、これから「指導者」としての在り方を意識しなければいけない受験者達を敢えて厳しく審査していたのであろうと感じた事。試験までの準備や段取りの体たらくぶりを反省し、しっかり精進して成長した姿をK先生に見せたいと思っていたが、その2年後に急逝された事を話し、「自分の試験の価値を高められるかは、自分次第。審査して下さる他所の先生に失礼の無い様に、しっかり準備する様に」と伝えると、実に良い響きの返事をしてくれました。

鎮魂行を終え、「自由練習」の時間には、先輩・後輩の組み合わせを作り、「流水蹴」の練習をして貰いながら、私自身は「面談」の最後の2人である小2白帯のA君と小4白帯のWちゃんと話をします。現状で最年少になるA君と、唯一の小学生女子であるWちゃんに普段の心構えの整え方と、いつか誕生するかもしれない「後輩」の支えに成れる「先輩」を、今から意識して目指しておく様に伝えました。2人にどう響いたかは判りませんが。少しずつでも行動に反映させてくれたら嬉しい事です。

面談もスムースにこなせて、スケジュール進行としては悪くありませんでしたが、それぞれの組み合わせでの成果発表をして貰い、そこへのアドバイスを絡めていると、意外に残り時間が減っていきます。なので、予定していた乱捕りを法形を応用させての運用法に変更し、ボディ・プロテクターも着用せず、動きをこなれさせる事に重点を置いて行います。防具を使わない事を伝えると、「着けたい、着けたい!」と言う人も多くいる程、皆運用法や乱捕りが好きな様です。また、攻者が当てる意識を持つ事・攻撃をした後に、受けを付ける事・守者の反撃が滞る様なら、避けずに当てさせてあげるのも、先輩のレベルの高さが有ってこその事と伝えると、先輩達の気遣いのレベルが挙がり、「潰し合い」の様な雰囲気に成らなかったのも、良かったところです。

時間もややオーバーしながらも修練を切り上げ、中1緑帯のI君に割り振りを任せている作務を、積極性の挙がって来た皆の取り組みで手早く終えた後、外の駐車場で久々に公民館長さんと御会いしました。今年度も、泉田町盆踊り大会の中止等、地区の役員さん達と顔を合わせる機会も減っているのですが、一昨日の修練時に小5緑帯のH君の小学校の担任の先生が、今年の泉田町の公民館長さんの息子さんだと御自身から話してくれたとH君から聞き、その事を公民館長さんに御伝えすると、息子さんの話題が嬉しいのか、今までの関わりで見た事の無い笑顔で喜ばれていました。何処でどんな縁が拡がり、何処で誰の支えを頂くか判らないのが人生でしょう。「良い法話のネタが出来たなあ」と思いながら、帰路に着きました。

7月24日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。若干涼しいのかなと思いながらも、車の中で冷房代節約を断念する暑さを感じる中で、鍛錬に励みます。

今日も400円を有効活用して、時間いっぱい涼しい環境を満喫しようと、作務の時間からクーラーを作動させます。早々に小4白帯のA君が到着してくれたので、今日も能率良く作務を進められそうだなと思っていますと、次に到着したWちゃんが車から降りる気配が感じられません。備品を運び込みながら、「今日は、難しいかもなあ」と予測していると、お母さんに連れられて市民館に入りましたがそこからも時間が掛かり、挨拶をしてホールに入った後に、暫くしてボロボロと泣き始めました。掃除機を掛けつつ、Wちゃんに「今日は休んでても良いから、やれそうだったらやりなさい」と伝え、そのままにしておきます。

その後も集まりも良く、作務を手早く済ませられたので、作務における留意点を改めて伝え、ウォーミングアップに入ります。今日は夜に近隣道院に審査を御願いしての昇級試験を予定していますので、基本演練ではその確認も含めての動きと、4月入門の面々にも、自分の昇級試験に向けての心構えを整える時間にも活用します。基本演練の途中から、機嫌を直したWちゃんも合流。先週行った足刀蹴の復習もします。

学科・法話を終え、鎮魂行の前に景気付けを行おうと、キックミットを使用しての当身を組み込むと、いつもはその時間に嬉々として取り組む小4白帯のA君が、「吐き気がする、頭が痛い」と言い出し休ませます。またそろそろ切り上げようとした瞬間に、小5緑帯のH君の様子がおかしくなり、呼吸を乱し涙を流していましたので、ステージに座布団を敷いて休ませます。夜からの昇級試験の受験者でもあるH君ですが、暫く休ませると回復しましたので、脳活を入れてもう少し休ませました。

鎮魂行を終えた後に、少し皆で座って追加の法話を。これから暑さが増して来て体調を崩しやすくなる時期であり、また小中学生は夏休みに入ったのもあって、生活リズムも崩れやすくなるので、自分の生活リズムは自分で意識して整える事と、体調面や精神面・感情面で、「今日は、修練に行きたくないなぁ」と思う瞬間は誰にでもあり、体調の悪い時は無理をしてはいけないものの、「まずは参座する事」が修行の第一歩であり、その時その時の自分の出来る範囲で、やれる事を少しでも見付けてやっておく事。簡単に「やらない」選択をするのではなく、僅かでも自分の意志で行動を起こし、可能性を繋げておく事を説きました。後々聞いてみると、A君は朝ごはん・昼ごはん共に食パンのみで、午前中に外での部活動にも参加していたの事ですし、H君はお母さんが「夜更かしし過ぎなんですよ」と仰ってましたので、生活習慣的な問題だった様で一安心ですが、体調を崩しやすい時期との認識をしっかり持つべきだなと、意識出来る出来事でした。

自由練習では、昇級受験者の最終調整を軸に、組み合わせとメニューを決めて各自で取り組ませ、私はA君と4月入門の小5H君の面談を進めます。2人とも精神面での課題は有るものの、少林寺拳法を好きで取り組んでいる事が伝わって来ます。そのやる気を少しでも持続させ、本人にも御家族にも地域社会にも有益な取り組みとして進化させていきたいものです。

自由練習の成果の発表とその後に向けてのアドバイスを伝え、最後の上段突を「夜に試験を受ける人を、応援するつもりで気合い出して」と言うと、ホールが割れるかと思う程の気合いの張り!これを常に意識して持続させて欲しいなあと思い、作務に入ります。作務終了後は、1年以上やっていない「お茶の時間」に代わってのお菓子の分配を。今日は、4月入門のH君が昨日日帰りで香川県に家族で旅行に行ったとの事で、そのお土産を頂きましたので分配のお菓子も豪華です。聞くと、「新幹線には乗ってない」、「本山にも行ったけど、開いてなかった」、「行きたかったうどん屋さんは、14時に閉まってた」、「家に着いたのが、夜の1時」と嬉しそうに話してくれます。恐らく「青春18きっぷ」で在来線の乗り降りをしやすかったのでしょうが、4月入門の小学生の保護者の方が、この時期にもう「本山を観に行こう」と思って頂ける事に、当たり前ではない有り難さを感じますし、「すごい坂だったよ」とH君が言っていた様に、多度津駅から皆で往復1時間掛けて歩いたのであろう道程や、その先の本山が4連休中で開いてなかった事が感慨深い事実でしたが、「またいつか帰山しよう」と思って頂けるだけの修行の価値を、保護者の皆さんにも感じて頂かなければとの想いを強くしました。

作務も能率良く終わり、駐車場にいらっしゃる迎えの保護者の方とも顔合わせをする余裕もありましたので、車に同乗していた小3白帯のR君の弟やWちゃんのお姉ちゃんにもお裾分けでお菓子を渡す事が出来、「お互い様お陰様」の気持ちと行動を実感しながら、帰路に着く事が出来ました。

7月17日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。本格化して来た「夏の暑さ」の中、鍛錬に励みます。

今日は、13時からの修練時間でフルタイム冷房を点けるつもりで、作務の時間から1枚目の100円を入れました。冷やし方がキツ過ぎると、小4白帯のWちゃんの様に頭痛を起こす人もいますので、入り口を締めずに空気の入れ替えもしつつですが。昨年に引き続き、今年も梅雨が長かったからか、この10年の中では、7月中旬にしては涼しめな気もしますが、それでも冷房無しでは、とても身体を動かす気には成れないのが実情です。「快適」な空間での修行を選択したからには、せめて取り組み方には「甘え」が出ない様に、気を付けたいものです。

4月の新入門者を迎えて以降、スタート前の作務のやり方や取り組み方に関して、割りと口うるさく言葉にして来ましたが、先月に複数回に渡り、先輩緑帯達に「説教」をした事や、現在1年半ぶりに「面談」を行っている時期でもある事からか、作務への各自の取り組み方に、「意識」が有る事を感じます。これを、「不快な圧力」を感じるから行うのではなく、自分の意志で自分の意欲を燃やして取り組む段階まで引き上げて欲しいですし、先輩達に繰り返し伝えている「先輩として、後輩の支えをする様に」と言う事も含めて、割りと「良い雰囲気」になりつつある様な気もします。

今日は、いつも土曜日はスイミングの為に早上がりする小3白帯のR君が、17時まで居られると言う事でしたので、現在週2回の自宅修練に取り組んでくれている小2白帯のA君に、少年八級の試験の内容を完全なものにする為の時間を多く取りました。また、秋頃までは土日は毎週家族でキャンプに行く為、火曜日のみの参座に成る為、A君と同じ様に自宅修練に取り組んでくれている小4白帯のY君。自分の動きを客観視する事が得意ではない様ですので、「手本動画」を送ろうと、皆で同じ練習をする時間も組み込みます。また、7月に改めて作り直した「修練メニュー」では、基本演練で「足刀蹴」をやる予定になっていましたので、歯医者に通う為に16時で早上がりするWちゃんのいる時間までに、全てを網羅出来る様に盛り込みます。習熟度的にはイマ一つの様な感じでしたが、皆の取り組み方や雰囲気は、割りと良い感じです。

「修練メニュー」では、学科・法話で読む読本のページも想定しているのですが、今日読んだページが、木曜日に読んだ中1緑帯のI君の一般三級受験の為の学科宿題に該当するページと同じ内容であった為、木曜日に参座した面々には「少林寺拳法が、三徳を兼備する修行法である」と言う言葉が、より染み込み易かった様です。

自由練習に入り、小4黄帯のY君の面談を行いながら、他の面々には「手本動画」の内容をこなして貰います。2月から平日に学習塾に通い始め、土曜日のみの参座となったY君。元来、「他人に興味が無い」傾向が強く、自己点検の感覚も乏しい為、現状で今まで身に付けた技術面の「貯金」を使い果たしつつある状況ですが、今回の「面談」で目の前の欲求のみを追い掛けるのではなく、自分の周囲の存在に対して、「想像力を働かせる」事を薦めました。それにより、読本で学んでいる教えや、技術の習熟度も変わって来る事を伝えましたが、果たしてどう響いたでしょうか。

通常15分強で切り上げる「面談」も、40分近く行っていましたが、その間他の面々の取り組みも、横目で見ていましたが、気を抜く人もいれば、周囲に流されずレベルを挙げる人もいれば。「調和」に根差した「自己確立」と言う、ある意味正反対の行いを、その時々の状況に合わせて、的確に行うのもなかなか簡単ではないでしょう。今日は、自由練習の時間に最もよい取り組みをしていた小5白帯のH君に、4種の「手本動画」の全てのモデルをして貰いました。

残り30分の自由練習を、級毎に分けて来週に控えた昇級試験に向けた習熟に充て、能率良く皆で協力して作務を切り上げましたが、小2白帯のA君の御迎えが来ません。電話をして確認しましたら、「かなり前に出てるはずですけど」との、お母さんの答えが。その後、「渋滞に巻き込まれている」とのLINEが来ましたが、刈谷市と知立市の境付近の一ツ木町に住んでいるA君。お父さんが国道23号線に乗ったのでしょうが、どうもその時間の名古屋方面が事故渋滞だった様で、通常2~3分の距離でも、1度乗ってしまうと降りようが無いのが悲しいところ。結果、30分程A君と2人で外の駐車場で待っていましたが、その間自宅修練に対するアドバイスや、来週予定している面談について話す事が出来ました。昨年10月入門以来、初の面談に成るA君。自宅修練では、読本の音読や鎮魂行の文言唱和もきっちりやってくれている動画を頂いていますが、それに伴い、参座した時の声の出し方がかなり変わって来ました。聞くと、「国語はポンコツ。でも、算数は得意でこの前100点取ったよ」と話してくれましたが、「苦手な事は誰だってやりたくないけど、読本の音読だって、家でやって来たら学科・法話が解りやすくなったでしょ。苦手な事でも、嫌がらずにやってみなよ」と伝えると、はにかみながらも目を輝かせて頷いていました。このまま、9月に予定している初の昇級試験に向けて、しっかりとした取り組みと、その基となる心構えを整えて欲しいものです。