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Shorinji Kempo

1月16日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。寒さも厳しくなりつつある中、鍛錬に励みます。

愛知県も緊急事態宣言の対象地域となり、刈谷市の公的施設の利用時間も制限が設けられる事となりました。公民館長さんからは、「間隔を開けて行う内容を主体とする」事によって利用の許可を頂けましたが、実に有り難い事です。この様な状況下で、修行に励む空間を維持出来る事は、当たり前の事ではないでしょう。その事を肝に銘じて、しっかり精進に励みたいものです。

「間隔を開けた修練メニュー」と言うと、内容に広がりがつけられないと思いがちですが、身体操作のレベルを挙げようと思うなら、まずは個人個人の一人での動きのレベルを挙げないといけない訳ですから、相対演練に入る前にやっておかなければいけない事は、山ほど有ります。あらゆる動きを練り上げた上での相対演練となる様に、今の時期にしっかり高めておきたいところです。

学科・法話では、「拳士の心得」の内の合掌礼と言葉についてを回し読みし、「道場で出来る様になった事は、普段の生活でも行う様に」と伝えました。目的意識を明確にする事は、修行に励む第一歩と言えるでしょう。「ただ、何となく」道場に足を運び、何となく身体を動かし、何となく頑張った気分に浸る。それをどれだけ繰り返していても、望む様な進歩は難しいでしょう。「何の為に、行っているのか」、「自分をどう変えたいのか」をしっかり意識させながら、身体を動かしていきたいものです。

来週に予定していた、中止になってしまった「泉田町芸能音楽発表会」の補填の催しである「成果発表会」。緊急事態宣言下である事も踏まえて、来月に順延する事に致しました。来月に状況が好転していると言う保証も無いのですが、中止という選択はせずに、次の機会に向けてしっかり準備・段取りをして、力を蓄えた上で「本番」に臨む。人生における心構えや物事への向き合い方に共通する在り方でしょうし、「諦めない強さ」を求めて修行に励む存在には、欠かせない意識でしょう。修行に励む環境が有る事が当たり前の事ではないと感謝した上で、自分の出来る精一杯を常に自分に求める。そんな精神性も身に付けられる様な空間を目指して、更に精進に励みたいと思います。

1月9日(土)の修練。

2021年の修練も、本日からスタート。専有道場での新春法会の為に、皆が集まります。

世ではコロナウイルスの感染拡大が叫ばれており、本日の新春法会も僧階補任者が私以外は全員欠席する状況でした。が、社会人の多くは移動・活動への制限が掛かっている事を考えれば、止むを得ないところでしょう。その分、行事進行の司会役や写真撮影係、そして年頭に各自が発表する生活と少林寺拳法の両面での「1年の目標」の記録を、小6のI君・S君に御願いし、他の小学生達にも「自分が役割りを担う時は、どうするべきかを考えて列席する様に」と伝えて、開式します。

年明けからの厳しい寒さをしのぐ為、エアコンを暖房にして点火しましたが、アンペアが低い為、時々ヒューズが飛びます。教典唱和の際中にも一度電気が消えましたが、驚く小学生達を尻目にそのまま唱和を続け、動じない精神の強さの醸成を目指します。ロウソクの灯りと外からの日差しの中での鎮魂行も、なかなか雰囲気があって良いものです。

様々な「アクシデント」はありつつも、その都度のリカバリーと緑帯組の取り組みにより、厳かながら緩やかさもある空気もあり、なかなか良い進み方でした。Nさん・W先生・Hさんの「1年の目標」も私から皆に伝え、お互いの刺激に成ったと思います。

場を変えて、易筋行を。今回の移動・送迎は、前日から打診して快諾を頂いた、11月入門のA君のお父さんに手伝って頂きました。2時間弱の間に、家から離れた場所への2往復をこなして下さり、感謝・感謝です。

1月24日(日)に予定されていた、「泉田町芸能音楽発表会」の中止が正式に決まり、今年度は地域行事での演武披露が一度も出来ないままとなりました。止むを得ない状況ではありますが、社会のあらゆる面でのこれまでの「積み重ね」が、全て中断されてしまっている現実に、世の人々の徒労感は如何ばかりかと思います。

せっかく演武練習も始めたので、前日の23日(土)の修練時に成果発表の時間を設ける予定で、演武練習を進めます。また月末には単独でのH君とY君の昇級試験も予定していますが、その練習を想定する中で、成果発表でNさんと行う予定で流れた「技法紹介」のパートを、緑帯組に担って頂く事を思い付きました。週1回しか参座しないA君や、自分の身体の動きを自分で把握する事が苦手なA君の残り2回での習熟を含めて、皆でカバーし合いながら進めていくだけですね。自分一人で、道院運営をしている訳では無い事をしっかりと認識出来る、新年のスタートとなりました。

12月26日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。本格化して来た空気の冷たさの中、鍛錬に励みます。

今日が、2020年の修練納め。例年であれば、修練終了後に「一品持ち寄り忘年会」を開催するのですが、コロナウイルスの感染拡大を鑑み、取り止めと致しました。年明けの「泉田町芸能音楽発表会」の中止も含めて、今年はコロナウイルスの影響で、あらゆる活動や積み重ねが「振り出し」に戻ってしまった感もあります。ただ逆に観れば、また新たな一歩を踏み出しやすい状況とも言えます。「諦めない・挫けない」=不撓不屈の精神を持つ人間を育てる修行の在り方としては、「この程度」の事で歩みを止めずに、新たな積み重ねをして行きたいものです。

余談ですが、今日泉田市民館のホールに入った際、カーテンレールにぶら下げられた、ビニールシートが目に入りました。泉田市民館の所属団体である敬老会には、カラオケのグループもあるのですが、4月・5月の市民館の利用出来ない期間が明けた後も、何かと活動が制限されていた様です。高齢者が多数集まるグループで、大きい声を出し飛沫が飛びまくるカラオケは、「目の敵」にされやすい昨今ですが、可動式のビニールを設置する事で、歌う人は舞台に上り、ビニールシートの前で思う存分熱唱し、それ以外の方は、離れた場所でマスクをして順番待ちをしていれば、感染を防止した上で、自分達にとっては必要な時間・空間を満喫出来る訳です。公的な「縛り」に苦しみながらも、工夫をして「自分は何の為に、何を求めてこの行動をしているのか」の本質をブレさせず、変化・進歩をして行く。この「高齢者」達の姿勢に、多くの学ぶべき点を見た想いがします。

今日はホワイトボードに図を描いて、新入門のA君・A君に順突と逆突の角度の違いを説明しました。図解とボードに備え付けられているマグネットやバーを使って、それぞれの突きの角度や振身した位置の違いを説明しますが、頭では理解出来ても、実際に動くとついつい「今の自分のやりやすい動き」をしてしまうもの。なかなか頭の中のイメージと、実際の動きを一致させる事も難しいですが、少しずつながら変化・進歩を見せる部分もありますので、粘り強く伝えて行きたいですし、本人達にも「常に、求め続ける様に」と説いていきたいものです。

今日は先輩・後輩の組み合わせではなく、緑帯は緑帯同士での組み合わせで。I君・H君には、振身や突きの角度を確認した後は、これまで習った剛法の法形を、全て「正対構」で復習させてみました。左右の体捌き・足捌きの確認には、正対構での相対はかなり効果的です。特に「下受順蹴」は、逆手での下受を開足中段構から練習していないので、二人とも全く動きを理解・イメージ出来ていません。私がそれぞれと組み、もう一人に後ろから見させて、体捌き・足裁きと身体の向きを説明していくと、二人とも出来る様になりましたし、これまでやって来た「下受蹴」と「下受順蹴」が、身体の動きとしてもその動きを説明する文章としても全く違う事をしている事が、はっきり意識出来た様です。

鎮魂行後の自由練習では、「泉田町芸能音楽発表会」で披露する予定だった団体演武の練習を。発表会で披露する事はありませんが、せっかく練習も始めた事ですし、人前で発表する経験を今年は全くやれていなかった事もありますので、年明けの土曜日の修練時に、保護者の皆さんにも来て頂いて、練習の成果を発表する機会を作りたいと思います。白帯二人には、初めての発表の経験でもありますので、まずはしっかり精一杯準備すると共に、「失敗」した部分は、次に繋がる経験として活かせる様に、上手く導きたいところです。

また緑帯二人は、先週と木曜日に団体演武の動きを総ざらい出来た事もあり、なかなか良い水準と雰囲気で、練習を進めていました。最近、「発声練習」として、挨拶の声出しの時間を頻繁に作っている為か、普段気合や号令で声を張る事の少ないI君も、H君のノリに引っ張られながらも、自分でもしっかり声を出しながら、二人の動きのタイミングを合わせる事を意識していました。それに連れて、二人の動きも向上して行きましたし、その間のコミュニケーションも、更に円滑に取れる様になっていました。全ての物事が、一朝一夕に仕上がるものではないでしょう。少しずつでも進歩・成長して行ける様に、良い支えをして行かなければとの想いを強くして、今年の修練を締めくくりました。

 

 

12月19日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。本格化して来た冬の寒さの中、鍛錬に励みます。

今日は遅れて参座される方が多かったのですが、早めに到着した2人が新入門のA君・A君コンビ。二人とも、作務への取り組み方が随分良くなって来ました。今日の修練では、A君達に順突と逆突の振身の違いを理解して貰おうと、練習メニューを考案。段位が上に成れば成る程、その動きの意味や法形にどう活きて来るかを理解しやすいでしょうが、そもそも自分がどんな動きをしているかを把握出来ない段階では、なかなか動きの違いも伝わりません。ただ、習い始めでそれを理解して、区別して動ける人も少ないでしょうから、粘り強く伝えて行きたいものです。

学科・法話の時間では、習い覚えた技術や知識を、どの状況でどう使うかを意識して修練に励む事を説き、読本の回し読みに入ります。昇級試験に関するページを読み、新入門の2人にもそれぞれが最初に受ける級の事を説明しましたが、その他の人も含めて、目的意識を明確にして修行に励みたいですね。

学科・法話後も、引き続いて振り身の練習からの順突と逆突を。キックミットを使用して、角度の違いを意識します。突く側の角度が変わると、ミットで受ける側の向きも、意識が必要になります。この辺りの感覚的な違いも、上手く伝えて行ければと思います。

鎮魂行後の自由練習では、前半は年明けの「泉田町芸能音楽発表会」での団体演武の内容を中心に。後半は、1月に単独開催で昇級試験を予定しているH君とY君の科目の内容に繋がる練習を、相手をローテーションしながら進めます。どちらもW先生が緑帯組の雰囲気を盛り上げて下さいましたが、逆に新入門2人の集中力の散漫ぶりもなかなかのもの。ただ、低学年なんてそんなものでしょう。向上している部分や、意識出来るようになった部分も見受けられるので、徐々にでも進歩して貰える様に、上手くサポートしたいものです。

作務を終え、皆が挨拶をして帰った後に、夜から地区の評議員会を開催される地区長さんに御会いしましたが、年明けの「芸能音楽発表会」を中止される事を伺いました。「この時節柄、仕方無いか」と思いつつ、「せっかく練習を始めたのだから、保護者の方に成果を見て頂く時間でも作るか」と、新たな段取りと工夫の必要さも増して来ました。どんな状況になっても、精進に励むかどうかは自分次第。弛まざる歩みを、進めたいものです。

12月12日(土)の修練。

本日は、専有道場からのスタート。10月入門のA君と11月入門のA君の入門式を行いました。

今年度はコロナウイルスの影響もあり、各行事もなかなか円滑には行えていませんが、そんな中でも新入門者が誕生し、入門式を行える事は有り難い事です。入門してくれればそれで良しではなく、少しでもそれぞれの今後の人生のプラスになり、且つ本人達の喜びにもなる時間・空間を提供したいものです。新入門者と共に、先輩達がその想いを強くする為の行事。この時間を大切にしたいものですね。

時間もやや押し気味でしたが、先月末に単独開催で行った昇級試験の合格証書が届きましたので、その授与も行いました。少年四級を受験したI君・五級を受験したS君共に、なかなか良い取り組みで合格を手にしてくれましたので、これを少しでも後輩に伝えて貰いたいものです。

場を変えて、易筋行を。泉田市民館に移動した際、子供会の役員さん達が子供会行事の準備をされていました。今年度は、2年前の3月まで在籍してくれていたK君のお母さんが役員をされている事もあり、度々声を掛けに来てくれます。今日も行事の際の抽選のくじ引きについて、小学生達の意見を聞く時間を頂きたいと仰り、役員さん達と小学生達がコミュニケーションを取る時間を持てました。地域の各種コミュニティが関連する施設で修練出来ている有り難さを、実感する時間でもあります。

易筋行後半は、小学生組は年明けの「泉田町芸能音楽発表会」での演武発表に向けて、「天地拳第一系・単演」の練習を先輩・後輩の組み合わせを作り、二人一組で。W先生とHさんで、「切返投」の練習を。「芸能音楽発表会」も、コロナウイルスの関係で無事開催出来るかも不透明ですが、地区の役員さん達も今年度の多くの行事を中止している事もあり、「規模や参加者を縮小してでも開催したい」との意向を御持ちです。地区の行事でもあり、今年度は演武発表の機会も持てなかった事もありますので、発表する方向で修練を進めていきたいと思います。

終了15分前に組み合わせを変えて、習熟度を揃えた組み合わせにして、各自の技術レベルの向上を図ります。先輩・後輩の関係作りを重視した時間と、習熟度毎の組み合わせでの時間。上手く組み込めた時は、皆のテンションや気合のノリが違って来ます。少しでも「今日、練習に来て良かった」と思って帰って貰える様に、皆で協力して頑張って行きたいものです。

12月5日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。冬の寒さと刺す様な空気の冷たさが本格化して来る中、鍛錬に励みます。

今日は、毎月第一土曜日の「少林寺拳法 体験会」の日。今川町のS君・Sちゃん兄妹が参加してくれました。2人が出来るであろう事であり、また年明けの泉田町の「芸能音楽発表会」での演武披露に向けて、新入門のA君・A君に「天地拳第一系単演」を覚えて貰う為にも、順突と逆突を基本練習で組み込みました。また、今日は一般の参座が無かった為、3人の緑帯の「先輩」達に、後輩の面倒をみる練習をして貰う時間を取り、キックミットを使用しての当身を、グループ分けして行いました。5分程で時間を区切り、先輩達を呼び戻しピントを伝え、戻って貰って一緒に練習する~のサイクルを繰り返すと、それぞれのグループで徐々に雰囲気も良くなり、精度も挙がって来る事が見て取れます。

「学科・法話」の時間では、スタートに最近始めた挨拶の発声練習を。まるで企業の朝礼時の様で、嫌がる人は嫌がりそうですが、逆に学校でも「大きな声で会話・挨拶をしない様に」と注意されている小学生達に、挨拶や礼儀の大切さや習慣を伝えようと思ったら、原始的な声を出す「訓練」がスタートだろうなと思い、始めました。結果、それぞれの挨拶をする際の声が、大きくなって来ている気がします。後は、どのタイミングで適した言葉で適した挨拶を出来るかを、本人が判断してやらなければいけませんが、これは都度伝えていかなければいけないのでしょう。

また法話の中で、痛さ・辛さ・苦しさ・悲しさ等の「ストレス」からただ逃げるのではなく、そこに向き合い、その先にある何かを掴もうと意識する事と、その為に「闘争心」を燃やす事を伝えました。特に、「出来ない事」に対峙した時に、心が萎えてしまう体験会参加のS君と、11月入門のA君には、この後の練習内容も含めて伝えましたが、2人にはどう響いたでしょうか。

鎮魂行の後の「自由練習」では、時間を3つに分けて、序盤2つは緑帯が後輩を教える時間を、「天地拳第一系・単演」と「大車輪」で。10月入門のA君は週1回土曜日のみの参座なので、1日ごとに2つの動きを伝えれば、12月中にすべて伝わるなと思い、1と2の動きだけを説明し、緑帯に任せます。1の上段順突は基本演練で行っていましたので、先輩達も各自の工夫と伝え方で、なかなか良い感じで練習を進めていました。

2コマ目の「大車輪」は、先月も行い体験参加のS君が、全く先輩のアドバイスが耳に入らず、ただ動いてコケて~を繰り返していたもの。この1ヶ月考えて、目の前に座布団を敷き、まず構えて、場所を移動して手を着き、場所を移動して構える~という身体の移動から全員で始めました。足を着く位置や左右の違いにもポイントが有るので、単純ながら実は大事なもの。最初は、大車輪をやるとなった時点で嫌々取り組んでいたS君も、ペアを組んだ小6のS君が、粘り強く諭し、手本を見せてはやらせて褒めてノセて~を繰り返し、徐々に進歩していきます。出来る度に「足を少し挙げる」、「足を挙げた後に、着地する場所を変える」等、ポイントを増やして徐々に完成形に近づけていくと、S君自身もゴールに近付いている事を感じて、意欲と集中力も増して行きました。結果的には、足を高く挙げられるところまでは到達出来ませんでしたが、その時間を終えた時のS君のテンションが先月と全く違い、グループ単位での発表をする時も、その前に発表した小1グループが、ほぼ大車輪を完成させていた事に驚きつつも、自分の出来るレベルで意欲的に発表していた事が印象的でした。

「自由練習」最後の枠は、低学年組は1列に並び、「天地拳第一系・単演」の復習を、各自で号令を掛けながら。先週昇級試験を終えた緑帯組は、「巻抜(片手)」の復習と、「送小手もどき」からの「片手送小手」の練習を。後輩の面倒をみる時間と、自分のレベルアップを図る時間を、バランス良く組み込んで行きたいものですが、投げ技の練習を入れると、3人とも笑顔で取り組みます。

修練の切り上げに、成果発表の時間としてI君・H君に「片手送小手」を発表して貰うと、後輩達も面白そうな技に目を輝かせます。低学年組に誰が「大車輪」を発表してくれるか聞くと、先月はただ一人手を挙げられなかったS君が真っ先に手を挙げてくれました。自信がその人の行動のエネルギーになる事を実感した瞬間でもありますね。その後の突き蹴りの気合は、7人の小学生で出しているとは思えないハリと大きさになっており、「今日は良い時間を過ごせたんだなぁ」と嬉しい気持ちを抱きながら、皆で作務を終え、帰路に着きました。

11月28日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。徐々に近付いて来る「冬の寒さ」を感じながら、鍛錬に励みます。

今日は一般は私以外はお休みでしたが、小学生の送迎も含めて、欠席や遅れての参座の連絡の徹底を御願いして以来、皆さんがしっかり連絡して下さるので、修練メニューの組み換え等、参座状況に合わせての変化が柔軟に行える様になりました。当たり前と言えば当たり前の話ですが、やはりコミュニケーションや連絡を取る事の大切さを実感します。

今日は修練後に、安城市の道院にお邪魔して、I君とS君の昇級試験の単独開催を行う予定の日。一般が全員休みの為、新入門2人の修練を充実させつつ、I君・S君の試験練習の仕上げを行わなければいけません。ただ木曜日もそうでしたが、今年は全く行おうとしていなかった、受験者とのマンツーマン練習をやる機会に恵まれた事になります。結果的に、I君・S君両名にも技術のポイントを的確に伝えられ、精神面のハリも随分備わってきた気がします。やはり、「全員の手を取る」と言う事が、指導の根本なのだなと再認識出来ました。

人数が絞られた為に、逆にそれぞれのレべルに段階的に合わせて、修練メニューを組み立てられると共に、その進み具合によっては、内容を変更する事がやりやすくなりました。技術レベルだけでなく、集中力の度合いにも差がありますが、上手く組み合わせや内容を変化させ、中身もあり本人達も楽しめる修練にしたいものです。

学科・法話の時間では、スタートに「発声練習」を組み込みます。まだ1回2回の反復段階ですが、小学生達の挨拶の声のハリに違いが出て来ている気がします。休憩明けの整列の瞬間もそうですが、本人の気持ちが有れば行動に変化が出て来ます。即、結果が出なくても、粘り強く働き掛けたいところです。

自由練習では、私がI君・S君の相手をしつつ、他のメンバーは小4緑帯のH君を中心に、基本の身体操作と突き蹴りの習熟に努めます。H君の奮闘ぶりにも助けられ、受験者2人の仕上げもなかなか良いレベルまでまとめ上げる事が出来ました。終了前の突き蹴りや、作務への取り組み方も含めて、「種まき」の効果が、迅速且つノリの良い行動として表れつつある事を確認し、帰路に着く事が出来ました。

11月21日(土)の修練。

本日は、泉田会館での修練。泉田市民館が明日の文化展開催の準備で使用出来ない為、隣りの泉田会館で鍛錬に励みます。

11月に入っても、暖かな日が続く最近。陽気に恵まれている内に、しっかり精進に励んでおきたいもの。今日は10月入門のA君が欠席でしたが、今月入門のA君も含めて、新入門の二人に基礎の身体の使い方や、それを高める為に特化したウォーミングアップの動きを伝えているのですが、それに共に取り組む先輩達には、この動きはどの動きに繋がるのか、応用編を絡めながら反復します。若干新入門者にはハードルが高くなりますが、「ゴール」を提示した上でのスタートの切り方の反復も、時折混ぜておきたいものです。

今日は振子の動きと、その後の身体の捻り方を行いましたが、まずは姿勢を整える段階からスタートしているA君には、当然すぐ出来るものではありませんし、A君自身がどこが出来ていないのか解っていない段階です。繰り返し行っていく内に、感覚的に高めて行ければ良いですね。

今日は、年3回程割り振られている泉田会館の清掃を行う予定でいましたので、学科・法話の時間も「作務」のページを皆で回し読みます。作務も、ただ作業として準備や清掃を行うよりも、「己れを磨く為」の行いとしてやると、その後のその人に違った刺激がある様に思います。技術面での身体の動かし方でもそうですが、何を意識して身体を動かすかで、その人の技術レベルが変わる様に、教えを意識し普段の生活にどう活かすかを考えて行うと、翻って技術の在り方にも影響が出て来る事でしょう。それが伝わるかどうかは別として、学科・法話の時間だけでなく、易筋行の時間でも端々に織り交ぜていきます。

なかなか良い気と声の張りのあった鎮魂行の後に、泉田会館の清掃に入ります。今日は大人が少なかったので、トイレの清掃は止めて、ガラスの拭き掃除を中心に。動きの精度はイマイチではあったものの、最近「迅速な行動」を説いているので、素早く行動しようという意識は高まっている人が増えている気がします。ここに、丁寧さと客観的視点が上手く加わってくれば、その人自身の成長にも繋がって来る気がします。

自由練習後半は、法形演練に引き続きW先生に来週単独試験開催予定のI君とS君のチェックをして頂き、残るH君・Y君・A君で振子の動きと外捻り・内捻りとその応用を行いました。最近、小学生自身に指揮してもらい、私は外から見ている時間を増やしていますが、雰囲気的には徐々に「先輩として」の意識を持って動ける人が増えています。あとはもう一つ、一般の有段者のグループを作っても、3つのグループが充実した習熟に励める様に、私自身の目配りと指導力を高めておかなければいけませんね。暖かな昼過ぎから、陽が沈み真っ暗な夜に移り行く秋の修練に、新たな意欲を沸かせながら帰路に着きました。

11月14日(土)の修練。

本日は、専有道場からのスタート。若干の空気の冷たさはあるものの、暖かな陽気に恵まれた中で、鍛錬に励みます。

今日は、先月行う予定で天候不順で延期した達磨祭を挙行しました。欠席者や時間の合わない人が多かったですが、逆に出席出来ないだろうと思っていた小3黄帯のY君が、想定外に専有道場から参座してくれて、10月入門のA君・今月入門のA君と共に、奇しくも刈谷北道院の低学年だけが全員揃いました。初&久々の専有道場になる3人の行事列席に、若干の不安もありましたが、初の専有道場に緊張感があったのか、全員達磨祭終了まで、意識が乱れる事が無かったのが、嬉しい驚きです。また私自身、達磨への説明を初めて聞く小学生低学年に、どこまで伝えられるだろうかと思っていた導師法話を、順序も内容も全く抜きの無い状態で、エピソードを交えた上で15分程で切り上げられた事も、不思議な結果でした。

想定外に達磨祭や写真撮影が早く終わったので、20分程「あ・うん」を活用した学科・法話を。初の専有道場となったA君・A君を、NさんやY君が上手くサポートし、多少時間をオーバーしたものの、真面目に受け取ろうとする「純真」な低学年拳士への法話を含め、良い感じで久々の道院修練を終えられました。

 

場を変えて、易筋行を。今月末に昇級試験受験を予定しているI君も、こちらから参加です。最近、小学生達に前に立ち号令や指示を出してもらう時間を増やしています。「先輩として」、「後輩の面倒をみる」事は面倒くさいと言えば面倒くさい事ですが、それをやる事で自意識が刺激されて、結果自分自身のレベルが挙がると繰り返し説き、各自のペースでやって貰っています。徐々にですが、「人との繋がり」も含めて、その時間を大切に出来る人が増えて来ている気がします。

易筋行後半は、Nさんに低学年3人を任せて、私はI君と少年四級の試験科目の確認を。ホワイトボードにやる内容を書き込み、Nさんに丸投げして、私はI君との科目の確認を充実させますが、久々の参座で手の掛かる低学年の相手をして、Nさんがイラついているのが、手に取る様に解ります。そこも確認しつつ、自分がこの後に指導する時は、この部分を強化しようと言うポイントを、掴んでおきます。

最終的には、試験科目の習熟もきっちりこなしつつ、各自に「自分の意識は、自分で高める」と言う事を認識させる時間も取れましたので、なかなか良い手応えを得て、帰路に着く事が出来ました。

 

11月7日(土)の修練。

本日は、泉田会館での修練。ポツポツ降り出した細かい雨の中、鍛錬に励みます。

今日は毎月第一土曜日に開催している「少林寺拳法 体験会」の日。泉田町選出の刈谷市議会議員さんの報告会開催の為に、泉田市民館の使用をお譲りしましたが、子供会さんの告知でも会場の変更をお知らせし、問題無く開催出来ました。今月は、先月体調不良でお休みしたS君・Sちゃん兄妹が参加してくれましたが、最寄りの小学校の3年生であるS君は、久々に参加した体験会の場に、同じ学校の3年生でもあるA君の姿が有る事に、驚いている様子。A君が今月から入門する事を伝えると、自分達の方が先に動きを練習していた事に対する、プライドの様なものが芽生えていた様に思えました。

今日は私以外の社会人が全員休みの上、最近成長の目覚ましい小4のH君から、用事で休む連絡を頂きました。想定していたメニュー・形態と若干変わりましたが、逆に普段あまり「後輩」の面倒をみようとしない、小6のS君・I君に任せる時間を増やしました。ウォーミングアップの時間でも、グループ分けしてのリレーをする等、先輩・後輩の繋がりの中で、「全力で動く」事を繰り返していきます。

また新入門のA君とA君に、ウォーミングアップのメニューを伝える時間を取ろうと考えていたのですが、趣向を変え、少し説明と手本を示した後に、S君とI君に「指導」して貰う時間を取ります。普段「受け取る側」の意識しか持っていない二人ですが、この時間が大いに刺激に成った様です。

学科・法話の時間では、自己紹介を済ませた後に、読本の「拳士の心得」の「言葉」の部分を、皆で回し読みします。その前の修練中に、上手く動けずS君とA君から「無理だ~!」との言葉が発せられてたので、「もし自分のレベルを挙げたいのなら、大した努力もしないうちから、『無理だ』とか『難しい』とか言わない方が良いな。自分の脳にその言葉を聞かせると、頑張る気が無くなるから」と伝えました。集中力が無く、上手く出来ないと早い段階で「諦め」が入る、似た傾向を持つS君とA君。今日のこの時間で、何かしらのプラスを得てくれると良いのですが。

学科・法話の後に、以前一緒に私服で練習したA君の道衣姿に、羨ましいがる素振りを見せたS君とSちゃんにも白帯を貸し、こちらも班分けして帯を締める練習をしました。その後の鎮魂行も含めて、I君とS君も徐々に世話をする事が上手くなって行きました。

自由練習では、少し全員で走るメニューをやった後に、受身の練習として「横転より起き上がり」と「大車輪」を、I君・S君の二人をリーダーにして行いました。その間、二人にポイントを伝える以外は、私は部屋の隅に立ち、極力口を出さない様に振舞います。I君もS君も、なかなか言う事を理解してくれない後輩達に悪戦苦闘しながらも、自分達なりに考えて、伝え方や練習パターンを指示して進めていました。これはこれまでには全く無かった、大いなる進歩と言えるでしょう。

途中、それぞれの受身を一人ずつ発表して貰う時間を入れた事によって、教えているI君とS君は前回の反省に基づく変化を、次に反映させていましたし、教わっている側は「次はもっと良い形で発表出来る様にしよう」と、上手く集中力を維持出来ている様でした。それでも進み具合はどんどん遅れていき、当初予定していたI君・S君自身の昇級試験の練習は全く行えませんでしたが、それ以上に後輩達の相手を奮闘していた二人に、「今日のあなた達、よく頑張ったよ~!有難う!」と言葉を伝え、皆で作務を行い、帰路に着きました。