10月22日(土)の修練。 | 刈谷北道院

10月22日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。強い日差しと10月らしからぬ気温の中、鍛錬に励みます。

先週末の昇級試験を、なかなかの高評価の元で終えられてホッとした心持ちでの今日。次の受験者の習熟を考えつつも、何か少林寺拳法への興味を沸き立たせる内容が出来ないかと、思案します。

市民館に到着すると同時に、公民館長さんが自転車でいらっしゃいました。玄関で「児玉さんに御願いしたい事が有って」と仰いましたので、「文化展ですか?」と御聞きすると、「そう!」との答え。来月開催される泉田町の文化展の準備の為に、修練会場を泉田会館に変更する依頼でしたが、当然の様に快諾で。その後、今年は3年ぶりに開催出来ればと考えている「一品持ち寄り忘年会」について御相談したところ、現段階では刈谷市から「市民館内での飲食を目的とした会合は禁止」とのお達しだそうで。「また近々、市から今後の対応の連絡が来るから、その時は連絡するわ」と言って下さいましたので、世の中の空気が変わりつつある状況に期待したいところです。

作務を皆で終え、ウォーミングアップでは何人かに内容をリクエストし、前に出て指揮をして貰ってから、補足のアドバイスやその応用形の動きを足してみました。基礎の動きの反復ではありますが、応用の動きを意識する事で、より精度が高まる様に思います。基本演練では、「上受」を相対で行う時間を長めに取りました。11月に少年五級受験を予定しているWちゃんの受験準備にも繋がる内容でもあり、体捌き・足捌きの大切さを実感する内容にもなりました。

学科・法話の時間では、少年読本の「行」に関するページを回し読み。読んだ人それぞれに、少林寺拳法を何を目的としてどの様に取り組んでいるのかに、違いが有るのが現実でしょう。それでも、何故少林寺拳法が創始され、何W目的として取り組むべきものなのかは、しっかりと伝えておきたいものです。

鎮魂行を挟み、キックミットを使用しての当身は足刀蹴を・自由練習の始まりは、鎮魂行時の打棒の持ち方や打ち方を皆でやってみました。今や小学生達のナンバー1に成った小6茶帯のH君にすら、実は打棒の打ち方を伝えていなかった事に驚きですが、皆初めてやる事に興味津々で取り組んでいます。興味と関心を掻き立てられる様な空気を、少しでも用意しておかないといけませんね。

自由練習後半は、全員で「上受蹴」を行い、ラスト5分で「義和拳第一系・単演」を初練習しました。どの時間でもそうですが、集中力の持たない人・意欲的な取り組みの出来ない人はいるもので。それぞれのペースを観ながら、アドバイスを挟みつつ、最も取り組みのレベルの低い小3黄帯のA君には、静かなトーンで説教したりと、少しでも自発的にやる気を引き起こす方向を目指します。ラストの気合い出しは、なかなか良い雰囲気で締められましたので、次に繋がる今日に出来たかなと思い。修練を切り上げました。

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