１２月２０日(日)、タイトルの通り第２回松平スポ少成果発表会を行いました。この発表会は設立初年度に思い付きではじめたもので、年末に今年一年の成果を発表しよう！というのが狙いです。初回は２０１８年１２月末。そして本来第２回は今年の３月ごろ実施予定でしたが、自粛要請のため断念。それから月日が経ち、やっとの思いで第２回が実現致しました。
今年は人前で発表する機会が無く、今現在の少年部員で過去に発表経験があるのは３名だけ。多くの拳士にとって初めての発表の舞台となりました。発表経験組も久々ということもあり、かなり緊張した様子でしたが、最後の調整の時間でやれるだけやり、「ペップトーク」を用いて士気を高めます。発表会の最初には厳かな雰囲気で鎮魂行を行い、心を落ち着かせて発表へ臨みます（とても良い鎮魂行でした）。
①技術発表－ペア単演披露
本来であれば組演武を行いたいところですがさすがにできませんので、二人一組で単演を披露します（チーム大人は単演、写真割愛）。ペアで一から構成を考え、お互いに指摘し合い、励まし合い、高め合う。相対演練ができなくても組手主体は実現できます。共に協力し合い一つの事を成し遂げる、その過程では様々なドラマがありました。先生たちともたくさんぶつかり合いました。本当に色々あったね。それでも折れることなく最後までよく頑張ってくれました。みんな、ありがとう。
やったことのない動きも二人で挑戦。お互いに協力することの大切さを学べたね！
年の差を乗り越えて。一緒に練習できない時はペアの分まで頑張ることを学べたね！
似たもの同士だからこそ、ぶつかりあい、そして互いに磨き合うことができたね！
白帯チームは４人で挑戦。自分の事で精一杯だったと思うけど、それでも仲間と共に頑張れたね！
②技術発表―プチ団体演武
技術発表の締めくくりとして、色帯５名の拳士でプチ団体演武を披露しました。メニュー前半の振子突・蹴上・内受・上受は、最初の気合を合図に、それぞれ息を合わせて動きを揃えました。残りの天地拳第一系、龍王拳第一系は通常通り号令を掛けましたが、それでも綺麗に合わせるのは至難の業。自分の事だけ考えるのではなく、かといって他人ばかりでもいけない。相当苦戦を強いられていましたが、修練を重ねるうちに揃うように。調和の大切さ、少しずつ学べた気がします。これ、大人でも難しい事だから、これからも一緒に学んでいこうね。
心をひとつに。とても感動しました。この感動、言い表せないです。
③一年の反省発表
最後に一年の反省を、ご家族の皆様の前で発表しました。覚えたての字を一所懸命読み上げる園児チーム、自分たちなりによく考えて大きな声で発表できた小学生チーム、山のように猛省することがあった高校生&大人チーム。今年成長できたこと、できなかったこと、舞台の上でしっかりと述べることができました。
一番忘れてはいけないこと、それは、無条件で支えてくれた家族へ対する感謝です。
最後の最後に今年一年頑張った拳士たちにサプライズプレゼントを渡し、第２回成果発表会ならびに２０２０年最後の修練を無事終えることができました。今年一年は特に、家庭も、学校も、職場も大変だったと思います。そんな中でも、決して負けることなく一所懸命に取り組んだ拳士たち、ならびに多忙な中でも松平スポ少の活動を支えてくださった保護者・ご家族の皆様、本当にありがとうございました。また自粛期間中はオンライン修練を行っており、各ご家庭の協力が無ければ行うことができませんでした。改めて感謝申し上げます。そして我々指導者もまだまだ未熟者です。来年もどうぞ、皆さまのご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
無言を貫き通した久々の集合写真。一年間、ありがとうございました！来年もよろしくお願いします！
6人