高校に少林寺拳法部を作ってから9年たった頃、卒業生から道院を作ってほしいとの声があり、それで一歩踏み出しました。
その後、高校連盟の活動や道院長としてやっていく中で、所属する拳士や良き仲間の先生方によって自分を育ててもらったと感じ、続けています。
まさに修行です。
元気、気力を高める。後輩、弱い者の面倒を見ること。
「できない」「間違う」に「正当な」理由あり、その発見と「変える」目標の自覚。
考えて、数をかければかならず良くなる自信。
息整え、体整え、もって心整えるのが修練の目標。
「ゆっくりのびのび」、「流れるように全身で」そして「気合をいれて力を発揮」の体の使い方。
少林寺拳法を身につけることで自分に自信が持て、自分はやれる、自分もいいぞと思える心(自尊意識)が育つ場。
いろんな歳の人、仕事の人と知り合って、視野と心が広がる場。
他人を思いやることが心地よいと思える場。道院に集まる仲間のために、できることはしてあげる気になる場。
小学生は少年部で、中学生以上は一般で練習します(どちらにも参加可能)。
昇級・昇段試験前は特別練習があります(自由参加だけどけっこうみんな参加)。
少年部には有資格者の指導員のほかに年齢の近い先輩が指導のサポートをします。
修練の前に作務をします(なぜかモップよりハタキの方が人気)。
旅行に行くとお土産をみんなに配り人が多い(どんなものでも「うれしい」、「ありがとう」の気持ち)。
ここに来る前は今一つ「ぼっち」で寂しかったけど、ここに来て一緒に遊べる仲間ができた。(少年部女子)
ここの道院は子供から大人まで様々な世代のメンバーで構成されていて、家族のような付き合いの中で、一緒に楽しんだり、お互いに学びあったり、助け合ったりできる点が良いと思います。(一般男子)
48歳から始めましたが、道院長はじめ先輩方によるマンツーマンの手厚いご指導により1年ぐらい続けたあたりから自信が持てるようになりました。(一般男子)