11/17(土)18(日)の両日、愛知県武道館にて<平成30年度 愛知県(名古屋市)地域社会指導者研修会>が開催されました。
主催:(公財)日本武道館・全国都道府県立武道館協議会・(一財)少林寺拳法連盟・愛知県公立武道館協議会 主管:愛知県少林寺拳法連盟
中央派遣講師として本部名誉委員の牧野清先生と国際指導員の川端哲先生においで頂き、また地元からは多月文博理事長と林正義副理事長が講師となり、二日間ご指導頂きました。開講式に引き続き鎮魂行、そして牧野先生と川端先生から「基本」をみっちりご指導頂きました。「基本の大切さ、そしてそれがいつの間にかおろそかになっていることをご指導から学びました」との感想が、多くの受講者から寄せられました。
技術研修として剛法と柔法、そして演武をご指導頂きました。先生方の熱心な指導に、受講生の皆さんは笑顔で楽しく、痛くても嬉しそうに!体を動かしていました。牧野先生からは技の成り立ちについての話をお聞きすることができ、貴重な話に皆さんは興味津々な様子でした。
技術研修だけでなく、講話も3コマ設定しました。
牧野先生からは「開祖の志」として、開祖とのエピソードやその人柄についてお話し頂きました。開祖を直接知らない人がほとんどの今、こんな話を聴くことができる機会は貴重です。皆さんは身を乗り出して、牧野先生の話に聞き入っていました。
川端先生からの講話は「私と少林寺拳法」でした。「私たちは指導者であり布教者であり、そして生涯修行者なのだ」と説かれ、そしてその手元にある付箋がたくさん貼り付けられた教範を「今も毎日2ページくらいは読んでいる、読むたびに新しい発見や気づきがある。皆さんはちゃんと読み込んでいるか」との問いかけがありました。
多月理事長の講話は「ゆたかに生きる」です。「少林寺拳法は実戦であり実践である。技術は普段の生き方にいかされる。どう生きるか。前を向いて生きていこう」と話をされました。
そして両日とも、愛知県武道館の松岡館長は熱心に終日後方でご覧下さっていました。「認識が変わりました。少林寺拳法は最強なんだと思えてきました」とのお言葉を頂戴しました。
全ての日程を終え、閉講式では受講者代表に「修了証」が館長より手渡されました。
この研修会での学びを持ち帰って頂き、それぞれの所属での指導に活かして頂けたらと思います。
受講生の皆さん、終日の研修会への参加大変お疲れ様でした!
2018.11.20(事務局長 秋葉みどり)