道院長年頭所感 (名法だより60号2)

『先日道院長勤続10年の表彰を受けました。みなさんの支えのおかげです。私は10年ですが、名法道院は60周年を迎えます。60年の歩みは、本当に尊いものと重く受け止めております。年頭に当たり私は、三つの目標を立てました。「道場を守る、自分を磨く、分け与える」です。一人でもよい仲間を増やし、よりよい道場発展につなげること、コーチングを通してさらに自分を磨くこと、そして得たものはほかに与えてこそ意味が生まれるということです。昔パーティでは、シャンパンタワーというものがありました。あのシャンパンタワーのように、まず自分を満たしたら次のグラスに注いでいく。それは少林寺拳法の修行も同じなのです。まず自らを満たし、他に分け与えていきましょう。そのために、精神も肉体も強くしていきましょう。そして、健康で少林寺拳法を一人でも多くの人に広めていきましょう。今回元日に起きた未曽有の災害、今できることは少ないですが、半ばは人のための精神で支援していきましょう。まずは自分のことができなければ、人を援けることはできません。みなさん一人一人の目標を私は支援します。みんなで盛り上げていきましょう。』

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