名法道院では、拳士たちの誕生月に、誕生会を行っています。皆で歌を歌い、その方のお話を聞き、最後に道院長からはなむけの法話があります。普段親しんでいる拳士たちですが、なかなかみんなの前で自分の話をする機会はないので、お互いを知る貴重な機会となっています。また、人前で自分の考えを伝える練習にもなっています。今回の誕生者は、清水拳士でした。清水拳士のお話です。「後輩の結婚がうれしい知らせです。その際、乾杯の音頭をとってほしいと頼まれました。がんばって指導してきた甲斐がありましたが、はじめてのことでもあり、迷っていると友人が、「おまえだから頼んだんじゃないの」と肩を押してくれました。そんな友人がいることも幸せです。」道院長からは、「幸せとは、人間関係からひろがるものです。与えて、また与えられた人がまわりに与える。それが幸せの連鎖です。」というはなむけの言葉がありました。