二人組になって、上段逆突の練習をしました。 特に運歩法、足の使い方に気を付けて行いました。
お互いが左前中段に構えます。 一人は顔の高さに手を挙げます。 もう一人は、それを逆突で突きます。 ポイントは、①前足の指先を少し内側に入れながら、 ②後足で床を蹴って、勢いよく前へ出ること。 ③後足を残したりせず、前へ引足することです。 |
足の運び方が上手になり、 前へ出る動きに勢いがついてくると、 逆突きにも自然と力の乗った 良い突きになってきます。 技が上手になれば危険度も増すわけで、 ベラベラ喋ったり、 ふざけて練習していてはいけません。 「鼻血ブーッ!」になってからでは遅いですからね。
(→写真の彼らがふざけていたわけではありません。) |
指導者が一度の説明で教えるポイントはひとつです。 そのひとつのポイントをしっかりと聞き、理解し、 練習の中で自分の体を自分で動かし、 ひとつずつ身に付けていくことが大切だと思います。 心を集中させることで、有意義な練習ができ、 みんな少しずつ上達できたのではないかと思います。
( 太田知希 )
|