「自分の可能性」を知る

 

技のセンスだとか、上達する早さだとか、

他人と比べて優劣を付ける必要はありません。

大切なことは、今の自分を一歩でも

超えていこうとするその姿だと思うのです。

技を憶えるのに時間が掛かるのならば、

しっかりと時間を掛けて憶えましょう。

三歩進んで二歩下がるペースでも、

立派な成長なのです。

 

 

自分自身の努力を認め、

目標を達成することができたとき、

「自分にも、こんな事ができたんだ。」

「努力することで、結果が出たんだ。」と思うことができます。

それこそが、「自分の可能性を信じること」であると考えます。

 

「できなかったことができるようになる」という体験の中で、

「自分の可能性」を知る。

少林寺拳法の修行の中で大切なこのことを心に留め、

彼らの成長に添い、私自身も成長していけたらと思います。

 

                  ( 太田知希 )

 

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