絵本 「はせがわくん きらいや」

 

本日は練習の最後に絵本を読みました。

「はせがわくん きらいや」 長谷川集平(作)

 

「ぼくは はせがわくんがきらいです」

「長谷川くんといっしょにおったら

           しんどおてかなわんわ」

「大だいだいだい だあいきらい」

などという言葉が並びますが、

やさしさや思いやりに満ちた、ステキな絵本です。

序盤こそ「くすくす…」と笑い声が出ますが、

中盤ころから子ども達の雰囲気が

変わってくるのを感じます。

読み終わった後、最後の2シーンを見ながら

「やさしさ」についてのお話を少ししました。

 

「例えば、あんぱんまんは自分の顔を

お腹の空いている人に差し出してあげるよね。

この本の子も、野球をしていた時間を捨てて

長谷川くんを助けてるよね。

誰かのためにやさしさをあげる時には、

自分の大切な時間を捨てる覚悟が

必要なのかもしれないね。」

                ( 太田知希 )  

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