最新の記事
Shorinji Kempo

たのしい基本練習

先日行われた基本練習。開足中段構からの上段・中段振子突を練習しました。

(二人のそれぞれをA・Bと表します。)

cimg0862cimg0863-2

ACT 1

① A・B共、開足中段構で向き合います。

  Aは上段振子突の用意。Bは自分の顔の左右に拳を持ってきます。

  手を開いた時に、手のひらが相手に向くような向きです。

② Bは好きなタイミングで左右どちらかの手を開きます。

  Aは、開かれた手が右手ならば右拳で、左手ならば左手で突きます。

  強く突きすぎて、「痛っ!」とならないように気をつけましょう。10回行い、交代します。

ACT 2

  ACT1と同じように行いますが、Bは相手の突きが自分の手に当たる時、

  相手の拳をつかもうとしてみましょう。

  Aは、突きをつかまれないように素早く引きましょう。10回行い、交代します。

cimg0861-2cimg0864-2

 

ACT 3

① Aは中段振子突の用意。Bは八相構になります。

② Aは好きなタイミングで、左右どちらかの中段突を突きます。

  Bは、突きが右拳ならば左手で、左拳ならば右手で下受けをします。

  お腹に当たって、「痛っ!」とならないように気をつけましょう。10回行い、交代します。

ACT 4

  ACT3と同様に行いますが、Bは相手の突きを受けた後、相手の手首をつかもうとしてみましょう。

  Aは、突きをつかまれないように素早く引きましょう。10回行い、交代します。

 

相手の動きに集中しながら、なおかつ楽しく練習することができました。

                                    ( 太田知希 )  

人間知恵の輪

cimg0758

 

本日は佐竹道院長の指導の下、

心のウォーミングアップとして

「人間知恵の輪」が行われました。

 

①まずは、4~7人のグループに分かれます。

②輪になり、内側を向きます。右手を上げます。

その手を自分の両隣の人以外の人とつなぎます。

奇数の人数で行う場合、この時一人余ってしまいますが、

誰とも手をつながない状態で待ちます。

 

③左手を上げます。

②でつないだ人とは違う人と手をつなぎます。

余っていた人もこの時点で両手をつなぐことが

できるようになります。

④つないだ手を離さずに

絡まった状態をほどいていきます。

 

成功すると大きな一つの輪になったり、

二つの輪に分かれたりします。

上手くできたら、みんなで拍手~♪

cimg0775
cimg0776

絡まった状態を体験すると、

「本当にこんなの、ほどけるの?」と

途方に暮れますが、つないだ手の間をくぐってみたり、

またいでみたり、「あーでもない、こーでもない」と動いていくと、

光が差し込むように進む道が見えてきます。

はじめのうちは難しく感じると思うので、

難易度の低い4人でやってみて、

その雰囲気に慣れていくのが良いのかもしれません。

成功した時の、子ども達の「やったぁ~~っ!」の声が

道場内に響いたのなら、

心のウォーミングアップとして大成功なのではないかと思います。

                    ( 太田知希 )

心のウォーミングアップ

準備運動が終わった後に行ったのが

「心のウォーミングアップ」。

今回行われたのは

「一分間に何人とあいさつできるかな?」

「よーい、スタート!」の合図で、

多くの人とあいさつをしていきます。

相手を見つけたら、

まずはお互いに合掌礼をします。

次は自己紹介です。

「〇〇〇〇です」 『△△△△です』

最後は両手でハイタッチ!

cimg0752
cimg0751

今回、この「心のウォーミングアップ」に要した時間は、

ほんの短い時間です。

説明に30秒ほど、1分間のあいさつを行った後、

全体を座らせて結果を聞いていきます。

「5人とあいさつができた人?」「6人」「7人」……。

多くの人とあいさつができた人には拍手!パチパチ!

3分もあれば充分行えるものですが、

子ども達みんなが笑顔になり、その日の修練を

良い雰囲気にさせることができると思います。

 

            ( 太田知希 )

順突を身に付ける

 

昇級試験に向けての練習。

技術科目「外受突」「打上突」の練習を

している時のことです。

相手の攻撃を受けで守り、

順突で反撃するのですが、

順突がどうも上手くいきません。

肩や腰のはたらきを生かせていない、

いわゆる手突きの状態になってしまいます。

「腰を入れて、肩を入れて突きましょう。」と

指示しても、なかなか上手くいかないものです。

cimg0657
cimg0658

 

そんな時は、一段階戻った練習にします。

「受けた後の反撃を突きではなく、

手を開いて相手をぐーっと押してやります。

自分の体全体を使って押してみましょう。」

この練習方法だと、それほど時間を掛けずに

体全体を使った順突の動きが

できるようになると思います。

「今の動きのまま、次は突いてみましょう。」

順突を身に付けるためには、

このやり方が今のところベストかなぁと思っています。

 

              ( 太田知希 )

達磨祭

 

小坂井道院、豊川南道院、

豊川道院、新城中部道院の

合同「達磨祭」が行われました。

近隣の道院の方々との交流という意味でも、

充実した時間が過ごせたのではないかと思います。

年明けからも、この様な合同での行事が

開催されていくという話もあり、

楽しみであります。

cimg0647
cimg0651cimg0652

 

そして、式後にはお待ちかねのバーベキュー大会!

子ども達が自ら火を点けたり、

肉を焼いたり、炭を足したりと、

「半ばは他人の幸せを」を行動にすることができ

素晴らしかったです。

 

 

 

               ( 太田知希 )  

cimg0653
cimg0654cimg0655

 

ボンバー 【bomber】

 

ボンバー 【bomber】 

 

小坂井道院に古くから伝わるトレーニング時に

行われる競技。 

両方の先端を結び輪っか状になった帯を足首に通し、

足の働きにより、

帯を回転させる動きを基本の型とするもの。

帯が足等に当たり回転が止まってしまったり、

帯が足首から外れてしまうとアウトとなる。

cimg0599
cimg0600

 

 

種目は大きく分けて、

①それぞれの者が互いに邪魔にならぬよう

回転をさせ続け、最後までアウトになることなく

残った者が勝者となるものと、

②それぞれの者が帯をぶつけ合い、

相手をアウトにさせ、最後まで残った者が

勝者となるものの二種がある。

 

 

①は、実に平和的に行うことになるが、

②は、バシバシと帯のぶつけ合う音が鳴り響き、

激しいものとなる。

また、帯の回転を相手のスネ辺りに

当てようとする猛者も現れる。

戦う者同士が互いにアウトとなり、

逃げ続けた者が勝者となる「戦わずして勝つ」現象が

起きたりもする。

cimg0602
cimg0603

 

 

やっている者は体がポカポカと温まるが、

周りで見ている者は、帯の回転によって起こる風により、

足首より下が冷えてしまうので注意が必要である。

 

なお、競技の生まれたいきさつや、

名称の由来などは、一切不明である。

 

 

            ( 太田知希 )

突いて 守って

 

演武の練習の前に、

ウォーミングアップも兼ねてのミット打ち。

上段への二連突や、上段中段への二連突など

スムーズに勢いよく突くことが

できるようになってきました。

なので、今回はトレーナー(ミットを持つ人)に

もう一仕事してもらうことに。

相手の突きが終わったら、間をあけずに

反撃してもらいます。

cimg0511-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc
cimg0512-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

 

相手の上段へ向かって、右からでも、左からでも、

上からでも、下からでもミットで反撃します。

突く人は、とにかく自分の顔に当てられないように、

何とかして守ります。

決してのんびりではなく、スピード感のある練習で、

子ども達も緊張感もありつつ、

楽しい雰囲気で行えたのではないかと思います。

 

 

 

              ( 太田知希 )

cimg0593

10月31日の練習ということで、

ハロウィン仕様のフェイスペインティングの兄妹。

来年あたり、仮装して来る子もいたりして…って、それは無いか。

 

 

 

 

発表会へ向かって

cimg0560-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

年末、一年の締めくくり、道場納めの日に

演武発表会を予定しています。

通常の発表会であれば、

各拳士一回の演武発表で終わりですが、

今回は拳士全員、単独演武・組演武・団体演武と、

三回の発表に挑戦します。

単独・組・団体、

それぞれ構成・行う技が異なっているので、

憶えるのが大変だと思いますが

充実した濃い練習が

できているのではないかと思っています。

 

また、それぞれの演武の修練には

それぞれの良さがあると考えています。

 

単独演武では、自分自身と向き合い、

超えていこうとする強さを、

組演武では、相手と協力し、

共に成長しようとする心を、

団体演武では、

仲間たちと完成に向かおうとする

調和力を育てることができるものだと思います。

cimg0571-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc
cimg0569-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

 

 

指導者として、

技を教えるだけに終止するのではなく、

精神的な部分にも、

子ども達に「気づき」を与えることのできるような、

そんな指導ができたらと思っています。

 

            ( 太田知希 )

美しき挑戦者

準備運動の後に、腹筋と背筋を鍛えるための

体幹トレーニングをしました。

腕立て伏せの形を、肘で体を支える形に変えます。

まずは正しい形になれるかどうか練習です。

おしりの位置が上がりすぎないよう、

下がりすぎないよう、体がまっすぐになるように

気を付けます。

「うわぁー、つらい!」「ムリ、ムリ!」の声が

上がります。

「自分で自分をあきらめない。

自分を甘やかすのではなく、

自分に厳しくしてみましょう。

つらいとは思うけど、自分自身への挑戦です。

それでは、1分間頑張りましょう。よーい、はじめ!」

cimg0566
cimg0565

10数秒もすれば、体がプルプルしはじめます。

「わぁーっ!」「おぉーっ!」苦しそうな声が上がります。

「3、2、1、終了!」みんな、なんとか頑張り抜きました。

 

本気になって頑張れば乗り越えられる位の

ハードルを用意し、実践し、達成する。

そんな体験ができれば、

練習の雰囲気もピリッとしながらも

楽しいものになるのだと思いました。

 

               ( 太田知希 )

本日の法話

 

本日の法話は、秋田県での講習、

岩手県での震災復興の視察へ

行ってこられた佐竹道院長のお話でした。

 

秋田では、同じ少林寺拳法の仲間たちが

元気に頑張っている話や、

岩手では、震災からの復興が着実に進んでおり、

津波で流されてしまった街が、

新しい姿で生まれ変わりつつある話を

して頂きました。

cimg0561
cimg0563

 

 

『 「自分自身が正しいと思うこと」、

「相手が喜んでくれるであろうこと」を

行動に移していけば、

自分の周りには、いい人がいっぱい集まり、

笑顔があふれ、いい人生を生きていくことができる。 』

 

そんな道院長のお話が印象に残りました。

 

 

              ( 太田知希 )