2025年6月8日(日)、会場の確保が難しい中、役員の皆さんの努力で 無事に愛知県少林寺拳法大会が、一宮市 木曽川体育館で開催されました。
500名以上の拳士が集まり、愛知香久山道院からは2名の小学生拳士が単演の部に初出場、運営協力に3名が参加しました。
2名の小学生拳士は、大会練習を始めた2か月前と比べて、気合も切れも格段に良くなったように見えました。
本人たちも力を出し切ったとのこと。最優秀賞と優秀賞のメダル以上に良いものを手に入れました。練習してきてよかったね。
お父さんお母さんに合掌。教えてくれた先生方に合掌。
朝早くからお疲れさまでした。
合掌
最新の記事
Shorinji Kempo
愛知県少林寺拳法大会へ参加
開祖忌法要 ~受け継がれる思い~
今年は、開祖宗道臣が亡くなられてから45年です。
今回 当道院では、副道院長が導師として開祖忌法要を5月14日に執り行いました。
献香、教典唱和、表白文奉読、門信徒献香に続いての導師法話で、副道院長は
「私は開祖にお会いしたことはないけれど、その思いは少林寺拳法を通じてつながっている。」
「だから私たち一人一人が、開祖の思いを受け継いで、誰かのために自分たちにできることをしてほしい。」
とお話しくださいました。
今年、小学校に上がったばかりの少年拳士も、副道院長からの
「お父さんお母さんのお手伝いができますか。」との問いかけに、
「はい」と力強く答えていました。
開祖の思いを受け継いでいくのは自分たちである、ということを改めて自覚した一日でした。
合掌
社会福祉法人 愛光園 設立50周年記念式典
愛知香久山道院の平沢です。
東浦町を中心に障がい者や高齢者向けの福祉事業を行っている「社会福祉法人 愛光園」の設立50周年記念式典(2月15日(土)開催)に、愛知香久山道院を代表して出席しました。
「あいち健康の森プラザ」で開催された式典には、地元の首長をはじめ多くの関係者が集まり、障がい者の方々に寄り添ってきた愛光園の歩みを振り返るとともに、次の50年に向けて日高理事長、創設者の皿井壽子先生、初代施設長の廣瀬治代先生らの熱い思いが語られました。
愛光園創設者 皿井壽子先生
初代施設長 廣瀬治代先生(左)
愛光園は、学校へ通えない重い障がい児のための通園施設として、公共の支援を受けられない中、親御さんたちのたいへんな苦労によって、開設されました。
愛光園開設当初の写真
愛光園と本道院のご縁は、現 愛知香久山道院 須田道院長が、指導する中部大学第一高校の少林寺拳法部員とともに、ボランティア活動をするようになったことが始まりです。
現在は毎年11月に開催される愛光園「ひかりのさと のぞみの家」のバザーで、愛知香久山道院の拳士たちがお手伝いをしてきました。
今回の式典での多くの方のお話をお聞きし、愛光園で重度障がい者と向き合う方々が「共に生きる」という理念の下に運営されていることに、とても感銘を受けました。
その理念は、少林寺拳法の「自他共楽」に通じ、道院で唱える教典を思い返す機会となりました。
ここ数年コロナ禍でバザーに参加できていませんでしたが、今年こそは愛知香久山道院と中部大学第一高等学校の拳士と一緒に、バザーに参加したいものです。
合掌
愛光園ホームページ
https://www.aikouen.jp/
2025年 新春法会
新たな一年の始まりにあたり、あいちZENセンターにて新春法会を執り行いました。
献香、教典唱和の後、門信徒一人一人が前に立ち、それぞれの今年の抱負を宣言しました。
また、昨年末に少年3級に昇格した小学5年生へ、合格証書と「茶帯」が手渡されました。
法会後の「おしるこ」も おいしかったです。
皆が新たな思いを胸に、今年も一年 元気に過ごせますように。
合掌
2024年の納会
今年の締めくくりとなる納会を、中部大学第一高等学校少林寺拳法部の皆さんにも
参加していただき、実施しました。
まず、準備運動です。愛知香久山道院の最年少(小学2年生)の拳士が
前に立って先導してくれました。
次に鎮魂行を行い、
いよいよ家族が見守る中、各拳士が順番に演武の披露です。
皆で気持ちを合わせて、一年の成果を発揮することができました。
その後は、恒例の讃岐うどんを、拳士が手分けして温めます。
拳士・家族を含めて総勢40名を超える参加者が、舌鼓を打ちました。
最後に、お楽しみのプレゼント交換。
今年も一年、ありがとうございました。
合掌
祖師 達磨大師の遺徳を偲ぶ
愛知香久山道院(あいちZENセンター)では、10月9日に達磨祭(だるまさい)を開催しました。
達磨祭とは、禅の始祖である「達磨大師(だるまたいし)」が亡くなった日とされている10月5日前後に、達磨大師が残してくださった大事な教え(遺徳)を、みんなで思い返す(偲ぶ)という行事です。
道院長からは、異常とも言えるほど暑く長かった今年の夏を振り返って、道院の庭で育った柿や、その枝に付いていたミノムシを例えに出して、
「今年は、暑くてつらい夏で、虫にとっても生きるのに大変でしたね。道院の庭の柿の木も、例年と違って、小さな蓑虫がたくさんついていたので、虫も生きるのに懸命だったのでしょう。人はなおさら生きることを大切にして、知恵を絞って生きないといけません。」とお話しいただくとともに、
「達磨大師は、自分の良いところを目覚めさせ、信じて育てるということを教えてくださいました。自分と同じように相手も信じて、生きていくことが大事です。」
との、講話をしていただきました。
あいちZENセンターに集まる私たち一人ひとりが、達磨大師や先人たちの思いを大切にし、お互いを信じて成長していけるように、これからも修練していきます。





合掌
夏のお泊まり会
待ちに待った「お泊まり会」を8月16日(金)~17日(土)に開催しました。
今年は、拳士以外に幼稚園児の兄弟も加わって、たいへんにぎやかな集まりとなりました。
まずは、いつもの修練と同様に、作務と準備体操、鎮魂行。
あたりが暗くなったのを見計らって、徒歩で「肝試し」会場に向かいます。行き先を知らされず、懐中電灯を片手に、みんなで列になって進みます。
着いたのは、日進市のシンボル「岩崎城址公園」。月夜に映えるお城をバックに肝試しの開始です。
岩崎城歴史記念館周辺に、脅かし役の幹部がスタンバイしましたが、街頭が明るかったせいか、あるいは道衣が白で目立っていたせいか、園児も小学生も「ぜんぜん怖くなかった」とのこと・・・。
しかし、みんなでおしゃべりしながらの夜道は、普段とは違った話題で盛り上がったようです。
出発から1時間ほどかけて道院に戻りましたが、みんな疲れも見せず、すぐに高速道路近くのスペースで「花火大会」を実施。手持ち花火で小さな花火大会を楽しみました。風が強く、なかなか火が付きませんでしたが、夜空に咲く花火の美しさに、拳士たちの歓声が響き渡りました。
お風呂に順番に入って、夜が更けるとDVD鑑賞の時間です。
修練場に敷いた布団の上で映画を観ながら、リラックスした雰囲気の中で過ごしました。
翌朝は、6時起床。眠たい目をこすりながら、作務・鎮魂行をした後、みんなで協力して朝食の準備をしました。レトルトカレーとサラダを手際よく用意し、みんなで食卓を囲みました。自分たちで協力して用意した朝食は格別でした。
昨年は、豪雨のために肝試しも花火大会も中止でしたので、今回無事に実施できて本当に良かったです。子どもたちの楽しそうな姿を見て、企画側も嬉しい気持ちでいっぱいです。
まだまだ暑い日が続きますが、これからも楽しく道院に通ってくださいね。
合掌
2024年 少林寺拳法 合同演武会に参加しました
5月26日、日進市スポーツセンターでおこなわれた合同の演武大会に参加しました。日ごろ修練していることを自由に発揮できるいろいろな種目がある大会です。
今回は、元気にお腹から気合を出すことと、のびのびとした突き蹴りができることをめざしての参加です。
小学生、中学生、社会人の5人が単独演武に出場。ひとりひとりが自分と向きった成果を発表。そして家族4人の団体演武は気持ちを合わせたものを披露しました。
「やれた」「もう少し」「緊張して、真っ白」と、それぞれの感想でしたが、たくさんの仲間がそれぞれ頑張っているのを見ることができ、自分ももっとやろうという気持ちになったようです。家族そろって演武ができたのも、思い出に残る大会でした。
合掌
開祖忌法要
5月8日に、開祖忌法要を行いました。
開祖忌法要とは、宗道臣開祖の命日(5月12日)の前後に、開祖の「志」に思いを馳せ、遺徳を偲び、その偉業を称えて感謝する行事です。
今回は、法要(教典唱和、献香)のあと、4月に補任されたばかりの高校生少導師(輪袈裟を着けている拳士)から「開祖がどのような思いで少林寺拳法を創始されたのか」を、読本を基に法話してもらいました。
(急に法話をお願いしましたが、やり切ってくれました)
このように、開祖忌法要を通じて開祖の思いを今一度確認し、門信徒(もんしんと)が一丸となって金剛禅運動に邁進することを改めて誓い合いました。
また併せて、4月の昇格考査で少拳士二段を允可された、高校生拳士への允可状授与も実施しました。
拳士たちの成長が著しい、今日この頃です。
合掌
高校生 少導師 補任式
4月5日(金)、あいちZENセンターにて、「少導師補任式」を開催しました。
少導師とは、僧階の一番最初の階位で、金剛禅総本山少林寺の布教活動を行うことができる資格です。
今回 愛知香久山道院では2名の高校生が補任(僧として認められること)を受け、式に参加した後輩拳士からも拍手で祝福されました。
高校生で少導師になる人はあまり多くはありませんが、初めて着用した黒い法衣(ほうえ)姿の彼らは、とても凛々(りり)しいですね。
これからは有段者としてだけでなく、少導師として 後輩の教化育成にますます励んでくれることを期待します。
合掌


