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Shorinji Kempo

地域のイベントで、演武を披露

本日(10月25日)、「香久山フェスティバル」が香久山会館(公民館)で催され、その中の出し物の一つとして、少林寺拳法の紹介や、技・演武の披露をしてきました。

このイベントは、さまざまな趣味を持つ地域の方々が集まって出し物を披露し合う、今回 初めて開催された地域行事です。
月に一度、香久山会館で修練を行っている私たちにもお声がけをいただき、香久山周辺に住む5人の愛知香久山道院の拳士(大人3人、小学生2人)が、このフェスティバルに参加することになりました。

道院で何度も予行練習をして当日を迎えましたが、やはり多くの観客を前にすると表情も硬くなってしまうものです。
それでも拳士たちは大きな声を出して、精一杯これまでの修練の成果を発揮することができました。

演武後に、来場の皆さんから
「少林寺拳法は初めてだったけど、いいものを見させてもらった」
「(胴に突き蹴りするときの)音が迫力あってすごかった」
「小学生の技のキレと気迫が素晴らしかった」 など、
嬉しい声をかけていただき、とても励みになりました。

緊張しながらもそれぞれが自分の発表をやり切ったことは、大きな達成感につながったことでしょう。
このようなご縁をいただけたことに、心より感謝いたします。

合掌

新道院長のもと、達磨祭を挙行

達磨祭とは、金剛禅の始祖 達磨大師にちなみ10月5日の前後に行われる行事です。

今回は、新道院長が中心となって祭祀を挙行するとともに、今年 入門した少年拳士をはじめ、門信徒同士が心を合わせて行事を執り行いました。

白帯の少年拳士も、修業の成果を精一杯披露し、奉納しました。

達磨大師の遺された教えを胸に、お互いが助け合って成長し続ける、そんな拳士の集う道院になれることを、これからもめざします。

合掌

夏のお泊まり会、開催!

毎年恒例の、夏のお泊まり会を8月8日(金)~9日(土)に実施しました。

8日(金)の夕方、まず道院に集まって鎮魂行をし、暗くなる頃に肝試しに出発!

道院の近くにあるものの、普段 通ったこともないような薄暗い道を みんなで声かけながら、ときにはオドオド、ときには楽しく歩きました。

今回の試練は、ある神社の鳥居から 境内にある薄暗い階段を一人ずつ登って、無事に本殿にたどり着くことでしたが…。

さすが、平常心で全員クリアすることができました!

次は、花火大会。

今年は、大きな手持ち花火や吹上花火もあり、老いも若きも暑さも忘れて、キレイな光に包まれました。

翌日は、鎮魂行の後に朝から皆で食事の準備。

新たに設置されたエアコンのおかげで、少年拳士たちは、昨晩 遅くまで映画を見ていたことなど感じさせないほど、みんな協力して食事の準備と片付けをしてくれました。

暑い夏は、まだまだこれからが本番です。

皆さん元気に過ごしましょう!

合掌

エアコン通電式

連日、最高気温が更新されている中、道院の2階にある修練場のエアコンはフル稼働ですが、このたび1階にもエアコンを設置しました。

所属拳士からの寄付によるものでしたので、通電式を開催し、拳士みんなが見守る中で、エアコンのスイッチを入れました。

これまでは1階の第2錬成場と道院長室は、ペットボトルを凍らせて扇風機であおいで凌いでいましたが、これからは快適です。感謝。

合掌

愛知県少林寺拳法大会へ参加


2025年6月8日(日)、会場の確保が難しい中、役員の皆さんの努力で 無事に愛知県少林寺拳法大会が、一宮市 木曽川体育館で開催されました。
500名以上の拳士が集まり、愛知香久山道院からは2名の小学生拳士が単演の部に初出場、運営協力に3名が参加しました。

2名の小学生拳士は、大会練習を始めた2か月前と比べて、気合も切れも格段に良くなったように見えました。
本人たちも力を出し切ったとのこと。最優秀賞と優秀賞のメダル以上に良いものを手に入れました。練習してきてよかったね。
お父さんお母さんに合掌。教えてくれた先生方に合掌。
朝早くからお疲れさまでした。

合掌

開祖忌法要 ~受け継がれる思い~

今年は、開祖宗道臣が亡くなられてから45年です。

今回 当道院では、副道院長が導師として開祖忌法要を5月14日に執り行いました。

献香、教典唱和、表白文奉読、門信徒献香に続いての導師法話で、副道院長は

「私は開祖にお会いしたことはないけれど、その思いは少林寺拳法を通じてつながっている。」

「だから私たち一人一人が、開祖の思いを受け継いで、誰かのために自分たちにできることをしてほしい。」

とお話しくださいました。

今年、小学校に上がったばかりの少年拳士も、副道院長からの

「お父さんお母さんのお手伝いができますか。」との問いかけに、

「はい」と力強く答えていました。

開祖の思いを受け継いでいくのは自分たちである、ということを改めて自覚した一日でした。

合掌

社会福祉法人 愛光園 設立50周年記念式典

愛知香久山道院の平沢です。

東浦町を中心に障がい者や高齢者向けの福祉事業を行っている「社会福祉法人 愛光園」の設立50周年記念式典(2月15日(土)開催)に、愛知香久山道院を代表して出席しました。

「あいち健康の森プラザ」で開催された式典には、地元の首長をはじめ多くの関係者が集まり、障がい者の方々に寄り添ってきた愛光園の歩みを振り返るとともに、次の50年に向けて日高理事長、創設者の皿井壽子先生、初代施設長の廣瀬治代先生らの熱い思いが語られました。

愛光園創設者 皿井壽子先生

初代施設長 廣瀬治代先生(左)

愛光園は、学校へ通えない重い障がい児のための通園施設として、公共の支援を受けられない中、親御さんたちのたいへんな苦労によって、開設されました。

愛光園開設当初の写真

愛光園と本道院のご縁は、現 愛知香久山道院 須田道院長が指導する、中部大学第一高校の少林寺拳法部員とともに、ボランティア活動をするようになったことが始まりです。

現在は毎年11月に開催される愛光園「ひかりのさと のぞみの家」のバザーで、愛知香久山道院の拳士たちがお手伝いをしてきました。

今回の式典での多くの方のお話をお聞きし、愛光園で重度障がい者と向き合う方々が「共に生きる」という理念の下に運営されていることに、とても感銘を受けました。

その理念は、少林寺拳法の「自他共楽」に通じ、道院で唱える教典を思い返す機会となりました。

ここ数年コロナ禍でバザーに参加できていませんでしたが、今年こそは愛知香久山道院と中部大学第一高等学校の拳士と一緒に、バザーに参加したいものです。

合掌

愛光園ホームページ

https://www.aikouen.jp/

2025年 新春法会

新たな一年の始まりにあたり、あいちZENセンターにて新春法会を執り行いました。

献香、教典唱和の後、門信徒一人一人が前に立ち、それぞれの今年の抱負を宣言しました。

また、昨年末に少年3級に昇格した小学5年生へ、合格証書と「茶帯」が手渡されました。

法会後の「おしるこ」も おいしかったです。

皆が新たな思いを胸に、今年も一年 元気に過ごせますように。

合掌

2024年の納会

今年の締めくくりとなる納会を、中部大学第一高等学校少林寺拳法部の皆さんにも参加していただき、実施しました。

まず、準備運動です。愛知香久山道院の最年少(小学2年生)の拳士が前に立って先導してくれました。

次に鎮魂行を行い、

いよいよ家族が見守る中、各拳士が順番に演武の披露です。

皆で気持ちを合わせて、一年の成果を発揮することができました。

その後は、恒例の讃岐うどんを、拳士が手分けして温めます。

拳士・家族を含めて総勢40名を超える参加者が、舌鼓を打ちました。

最後に、お楽しみのプレゼント交換。

今年も一年、ありがとうございました。

合掌

祖師 達磨大師の遺徳を偲ぶ

愛知香久山道院(あいちZENセンター)では、10月9日に達磨祭(だるまさい)を開催しました。

達磨祭とは、禅の始祖である「達磨大師(だるまたいし)」が亡くなった日とされている10月5日前後に、達磨大師が残してくださった大事な教え(遺徳)を、みんなで思い返す(偲ぶ)という行事です。

道院長からは、異常とも言えるほど暑く長かった今年の夏を振り返って、道院の庭で育った柿や、その枝に付いていたミノムシを例えに出して、
「今年は、暑くてつらい夏で、虫にとっても生きるのに大変でしたね。道院の庭の柿の木も、例年と違って、小さな蓑虫がたくさんついていたので、虫も生きるのに懸命だったのでしょう。人はなおさら生きることを大切にして、知恵を絞って生きないといけません。」とお話しいただくとともに、
「達磨大師は、自分の良いところを目覚めさせ、信じて育てるということを教えてくださいました。自分と同じように相手も信じて、生きていくことが大事です。」
との、講話をしていただきました。

あいちZENセンターに集まる私たち一人ひとりが、達磨大師や先人たちの思いを大切にし、お互いを信じて成長していけるように、これからも修練していきます。

合掌