道院行事
Shorinji Kempo

夏のお泊まり会

待ちに待った「お泊まり会」を8月16日(金)~17日(土)に開催しました。

今年は、拳士以外に幼稚園児の兄弟も加わって、たいへんにぎやかな集まりとなりました。

まずは、いつもの修練と同様に、作務と準備体操、鎮魂行。

あたりが暗くなったのを見計らって、徒歩で「肝試し」会場に向かいます。行き先を知らされず、懐中電灯を片手に、みんなで列になって進みます。

着いたのは、日進市のシンボル「岩崎城址公園」。月夜に映えるお城をバックに肝試しの開始です。

岩崎城歴史記念館周辺に、脅かし役の幹部がスタンバイしましたが、街頭が明るかったせいか、あるいは道衣が白で目立っていたせいか、園児も小学生も「ぜんぜん怖くなかった」とのこと・・・。

しかし、みんなでおしゃべりしながらの夜道は、普段とは違った話題で盛り上がったようです。

出発から1時間ほどかけて道院に戻りましたが、みんな疲れも見せず、すぐに高速道路近くのスペースで「花火大会」を実施。手持ち花火で小さな花火大会を楽しみました。風が強く、なかなか火が付きませんでしたが、夜空に咲く花火の美しさに、拳士たちの歓声が響き渡りました。

お風呂に順番に入って、夜が更けるとDVD鑑賞の時間です。

修練場に敷いた布団の上で映画を観ながら、リラックスした雰囲気の中で過ごしました。

翌朝は、6時起床。眠たい目をこすりながら、作務・鎮魂行をした後、みんなで協力して朝食の準備をしました。レトルトカレーとサラダを手際よく用意し、みんなで食卓を囲みました。自分たちで協力して用意した朝食は格別でした。

昨年は、豪雨のために肝試しも花火大会も中止でしたので、今回無事に実施できて本当に良かったです。子どもたちの楽しそうな姿を見て、企画側も嬉しい気持ちでいっぱいです。

まだまだ暑い日が続きますが、これからも楽しく道院に通ってくださいね。

合掌

2024年 少林寺拳法 合同演武会に参加しました

5月26日、日進市スポーツセンターでおこなわれた合同の演武大会に参加しました。日ごろ修練していることを自由に発揮できるいろいろな種目がある大会です。

今回は、元気にお腹から気合を出すことと、のびのびとした突き蹴りができることをめざしての参加です。

小学生、中学生、社会人の5人が単独演武に出場。ひとりひとりが自分と向きった成果を発表。そして家族4人の団体演武は気持ちを合わせたものを披露しました。

「やれた」「もう少し」「緊張して、真っ白」と、それぞれの感想でしたが、たくさんの仲間がそれぞれ頑張っているのを見ることができ、自分ももっとやろうという気持ちになったようです。家族そろって演武ができたのも、思い出に残る大会でした。

合掌

開祖忌法要

5月8日に、開祖忌法要を行いました。

開祖忌法要とは、宗道臣開祖の命日(5月12日)の前後に、開祖の「志」に思いを馳せ、遺徳を偲び、その偉業を称えて感謝する行事です。

今回は、法要(教典唱和、献香)のあと、4月に補任されたばかりの高校生少導師(輪袈裟を着けている拳士)から「開祖がどのような思いで少林寺拳法を創始されたのか」を、読本を基に法話してもらいました。

(急に法話をお願いしましたが、やり切ってくれました)

このように、開祖忌法要を通じて開祖の思いを今一度確認し、門信徒(もんしんと)が一丸となって金剛禅運動に邁進することを改めて誓い合いました。

また併せて、4月の昇格考査で少拳士二段を允可された、高校生拳士への允可状授与も実施しました。

拳士たちの成長が著しい、今日この頃です。

合掌

高校生 少導師 補任式


4月5日(金)、あいちZENセンターにて、「少導師補任式」を開催しました。
少導師とは、僧階の一番最初の階位で、金剛禅総本山少林寺の布教活動を行うことができる資格です。
今回 愛知香久山道院では2名の高校生が補任(僧として認められること)を受け、式に参加した後輩拳士からも拍手で祝福されました。
高校生で少導師になる人はあまり多くはありませんが、初めて着用した黒い法衣(ほうえ)姿の彼らは、とても凛々(りり)しいですね。
これからは有段者としてだけでなく、少導師として 後輩の教化育成にますます励んでくれることを期待します。
合掌

新春法会を執り行いました。

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

新年の修練開始にあたって、1月10日(水)に「新春法会(しんしゅんほうえ)」を執り行いました。

まずは、献香と教典唱和。
その後で、拳士一人ひとりが自分で書いてきた「今年の目標」を読み上げました。少林寺拳法のことだけでなく、勉強や仕事、家族の手助けをすることなど、各拳士がその思いを堂々と発表できました。


次に道院長からの年頭挨拶がありました。
愛知香久山道院の建物は「あいちZENセンター」と名付けられていますが、その理由の一つとして「ここが、金剛"禅"を修める場であると同時に、"全"愛知県の中心になるような、拳士が集う場所にしたい」という思いが込められているといったお話をしていただきました。


奉納演武の後は、新年恒例の「おしるこの会」。拳士が各自の役割を分担して準備し、おいしいおしるこを食べました。クリスマスにもらったプレゼントの話で盛り上がるなど、終始 和やかな雰囲気でした。

改めまして、今年も一年間よろしくお願いいたします。

合掌

2023年 納会

2023(令和5)年の締めくくりとして12月18日(月)に「納会」を開催しました。

拳士とそのご家族をはじめ、中部大学第一高等学校 少林寺拳法部の皆さんにも参加いただき、厳かな中にも和気あいあいとした雰囲気で納会を執り行いました。

まず、中学生拳士の先導・主座による「準備運動」・「鎮魂行」を実施した後、参加者による「演武」を級別・段別に披露しました。

そのあとは恒例の「夕食会」。拳士で役割分担して讃岐うどんを茹でて、家族を含めて楽しく舌鼓を打ちました。
 

最後は、お待ちかねの「プレゼント交換」と、道院長からの贈り物。初めて納会に参加した小学生拳士もご満悦でした。
 

世界的には悲しい戦争が続いていますが、愛知香久山道院の一年を、こうして無事に楽しい雰囲気で締めくくれたことに、感謝いたします。

合掌

達磨祭を行いました

 

愛知香久山道院では、9月27日に達磨祭(だるまさい)を挙行しました。

達磨祭とは、禅の始祖である達磨大師の命日とされている10月5日前後に、祖師達磨大師を礼拝し、その遺徳を偲ぶ行事です。

道院長が読み上げる表白文を聞きながら、参座した一人ひとりが「拳禅一如」の修行に一層精進することを誓い合いました。

最後に道院長からのお土産(だるまさんが描かれたハンドタオル)を手渡され拳士たちは、ニコニコでした。

  

 

合掌

4年ぶりのお泊り会

 

4年ぶりに愛知香久山道院(あいちZENセンター)でのお泊り会を実施しました(2023年8月26日~27日)。

初日は、あいにく夕方から大雨となり、楽しみにしていた「きも試し」「花火」が中止となってしまいましたが、 参加した拳士たちは、道院に初めて泊まるということで、ワクワクしている様子でした。
いつもの修練日のように準備運動と鎮魂行を行った後、体を使ったレクリエーションを楽しみました。 入浴後、布団に入って横になりながら映画を鑑賞したりして夜を明かしました。

翌朝は、眠い目をこすりながら体操し、鎮魂行。みんなで準備した朝食を一緒に食べて、解散しました。

コロナ禍の最中に入門した拳士たちは、初めてのお泊り会を楽しめたようですし、 久しぶりに参加した人たちにとっては泊りがけの行事ができることのありがたさを再確認する機会となりました。
   

合掌