開祖忌法要 ~受け継がれる思い~
今年は、開祖宗道臣が亡くなられてから45年です。
今回 当道院では、副道院長が導師として開祖忌法要を5月14日に執り行いました。
献香、教典唱和、表白文奉読、門信徒献香に続いての導師法話で、副道院長は
「私は開祖にお会いしたことはないけれど、その思いは少林寺拳法を通じてつながっている。」
「だから私たち一人一人が、開祖の思いを受け継いで、誰かのために自分たちにできることをしてほしい。」
とお話しくださいました。
今年、小学校に上がったばかりの少年拳士も、副道院長からの
「お父さんお母さんのお手伝いができますか。」との問いかけに、
「はい」と力強く答えていました。
開祖の思いを受け継いでいくのは自分たちである、ということを改めて自覚した一日でした。
合掌
2025年 新春法会
新たな一年の始まりにあたり、あいちZENセンターにて新春法会を執り行いました。
献香、教典唱和の後、門信徒一人一人が前に立ち、それぞれの今年の抱負を宣言しました。
また、昨年末に少年3級に昇格した小学5年生へ、合格証書と「茶帯」が手渡されました。
法会後の「おしるこ」も おいしかったです。
皆が新たな思いを胸に、今年も一年 元気に過ごせますように。
合掌
2024年の納会
今年の締めくくりとなる納会を、中部大学第一高等学校少林寺拳法部の皆さんにも
参加していただき、実施しました。
まず、準備運動です。愛知香久山道院の最年少(小学2年生)の拳士が
前に立って先導してくれました。
次に鎮魂行を行い、
いよいよ家族が見守る中、各拳士が順番に演武の披露です。
皆で気持ちを合わせて、一年の成果を発揮することができました。
その後は、恒例の讃岐うどんを、拳士が手分けして温めます。
拳士・家族を含めて総勢40名を超える参加者が、舌鼓を打ちました。
最後に、お楽しみのプレゼント交換。
今年も一年、ありがとうございました。
合掌
祖師 達磨大師の遺徳を偲ぶ
愛知香久山道院(あいちZENセンター)では、10月9日に達磨祭(だるまさい)を開催しました。
達磨祭とは、禅の始祖である「達磨大師(だるまたいし)」が亡くなった日とされている10月5日前後に、達磨大師が残してくださった大事な教え(遺徳)を、みんなで思い返す(偲ぶ)という行事です。
道院長からは、異常とも言えるほど暑く長かった今年の夏を振り返って、道院の庭で育った柿や、その枝に付いていたミノムシを例えに出して、
「今年は、暑くてつらい夏で、虫にとっても生きるのに大変でしたね。道院の庭の柿の木も、例年と違って、小さな蓑虫がたくさんついていたので、虫も生きるのに懸命だったのでしょう。人はなおさら生きることを大切にして、知恵を絞って生きないといけません。」とお話しいただくとともに、
「達磨大師は、自分の良いところを目覚めさせ、信じて育てるということを教えてくださいました。自分と同じように相手も信じて、生きていくことが大事です。」
との、講話をしていただきました。
あいちZENセンターに集まる私たち一人ひとりが、達磨大師や先人たちの思いを大切にし、お互いを信じて成長していけるように、これからも修練していきます。





合掌
夏のお泊まり会
待ちに待った「お泊まり会」を8月16日(金)~17日(土)に開催しました。
今年は、拳士以外に幼稚園児の兄弟も加わって、たいへんにぎやかな集まりとなりました。
まずは、いつもの修練と同様に、作務と準備体操、鎮魂行。
あたりが暗くなったのを見計らって、徒歩で「肝試し」会場に向かいます。行き先を知らされず、懐中電灯を片手に、みんなで列になって進みます。
着いたのは、日進市のシンボル「岩崎城址公園」。月夜に映えるお城をバックに肝試しの開始です。
岩崎城歴史記念館周辺に、脅かし役の幹部がスタンバイしましたが、街頭が明るかったせいか、あるいは道衣が白で目立っていたせいか、園児も小学生も「ぜんぜん怖くなかった」とのこと・・・。
しかし、みんなでおしゃべりしながらの夜道は、普段とは違った話題で盛り上がったようです。
出発から1時間ほどかけて道院に戻りましたが、みんな疲れも見せず、すぐに高速道路近くのスペースで「花火大会」を実施。手持ち花火で小さな花火大会を楽しみました。風が強く、なかなか火が付きませんでしたが、夜空に咲く花火の美しさに、拳士たちの歓声が響き渡りました。
お風呂に順番に入って、夜が更けるとDVD鑑賞の時間です。
修練場に敷いた布団の上で映画を観ながら、リラックスした雰囲気の中で過ごしました。
翌朝は、6時起床。眠たい目をこすりながら、作務・鎮魂行をした後、みんなで協力して朝食の準備をしました。レトルトカレーとサラダを手際よく用意し、みんなで食卓を囲みました。自分たちで協力して用意した朝食は格別でした。
昨年は、豪雨のために肝試しも花火大会も中止でしたので、今回無事に実施できて本当に良かったです。子どもたちの楽しそうな姿を見て、企画側も嬉しい気持ちでいっぱいです。
まだまだ暑い日が続きますが、これからも楽しく道院に通ってくださいね。
合掌