本日は、月1回行っている専有道場での一般のみの易筋行。
昨日ほどではないにせよ、蒸し暑さの強い中、五級科目の復習から始めました。一応クーラーはあるんですが、普段人が生活してないので電気の容量を最低アンペアにしてるそうで、クーラーを点けて2分後にブレーカーが跳んでしまうので(苦笑)
「流水蹴(前)」と「上受蹴」の裏・表を始めとして、仁王拳各種の共通点を感じながらの復習はなかなか面白いものでした。
「片手寄抜」と「巻抜(片手)」をやった後に、送り系の有段科目をやってる頃に、7月から在籍して下さっているYさんが到着。今日は家族サービスで名古屋港水族館に行かれるそうで、「ちょっと顔を見せるくらい」と来て下さいました。当然ただ観てるだけで終わらせる訳もなく、普段着姿で易筋行です。家族や仕事が有ってこその修練であり、その中で如何に時間・体力・テンション・その他を調整して行くかが「修行」なんでしょうね。しっかり「奥さん孝行」して下さい。
最後には、来年3月受験を予定していながらも遅々として進んでいない四段科目・五段科目の復習を。形だけでなく、いろんな理法も考慮しての再点検・再構築もやはり面白いものです。
その中で、「この技、もうちょっとこう出来ないかなぁ」と思うものも多く、「次の武専で色んな先生に聞いてみよう」と意欲も湧いて来ます。
「修行の心得」の1番初めに「目的の確立」が出て来ます。武専を11年間で卒業した(してしまった)身としては、「ただ何となく」その場に行き、時間が過ぎてしまったなと反省も多いんですが、「五段受験」という目標を定めてからは「今日はこの法形、次はこの法形、その為にはこの時までにこれは復習しておかないと」と、やるべき行動が明確に意識出来て来ました。やはり学科や教えの面を疎かにして技術の進歩は無いという事でしょうか。