2月11日(日)、「泉田町芸能発表会」での演武発表。

本日は、毎年1月末に修練場所でもある泉田市民館で開催される「泉田町芸能音楽発表会」の日。刈谷北道院全員で演武発表を行いました。

演武は白帯6人での「団体演練」・茶帯4人での「団体演武」・NさんKさんでの組演武の3組を披露。スタート時や合間に、少林寺拳法の創始のいきさつや技術的特徴の説明を織り交ぜ、普段少林寺拳法や金剛禅と縁の無い方々の前で、これまでの修練の成果を発表しました。

白帯団体演練の号令役でもある小2男子のK君は、精神的ストレスがリアルに体調に影響してしまうタイプらしく、この3回参座する予定だった修練を、腹痛・発熱・足首の痛みを理由に休みました。今朝方、K君のお母さんにメールで様子を確認したら御電話を頂き、「見た感じ、昨日より調子も良くてピンピンしてるのに、聞くと『痛くて演武出来ない』と言うんです。道院長から電話が掛かって来た事にして、ちょっと話して貰えませんか」との事で。このK君のお母さんとは、昨年6月の体験会参加当初から、金剛禅の教えの有意義さや、我が子が普段どんな様子で、どんな変化をして欲しいか等、割りとコミュニケーションを取れていましたので、昨日K君が休んだ時点で「もうプレッシャーが掛かってるのかも知れませんね」との御話もしていました。電話に出たK君に「取り敢えず道衣を着て、時間より少し早くおいで。僕は魔法の治療法を習得してるから、K君の腰を少し触れば、足首の痛みが見事に消える。もし痛みが残ってたら、Mちゃんに号令役を代わって貰えば良いから、とにかく来るんだよ」と伝えると、K君のお母さんから「『行く』と言ってます」と。結果としては、集合時間にはピンピン走り回ってR君と追いかけっこをしているK君の姿が。動きを確認したらそれなりに出来ていたので、そのまま号令役もやって貰いました。

演武発表前に観覧席の皆さんに拍手の練習もして頂き、雰囲気も作った上で演武発表。白帯も緊張しながら張りのある気合いで、元気に盛り上げてくれます。茶帯団体演武は、この2ヶ月で4人全員が揃ったのは1回だけという状態でしたが何とか動いてくれましたし、直前に説明したポジション取りの注意点もそこそこ反映させていました。NさんKさんの組演武では、舞台に敷かれている赤いマットが剥がれて来てしまう白熱ぶり。こちらも合わせて練習出来たのが3回くらいで、Nさんのシンガポール出張疲れの残る中で、見事にこなしてくれました。

最後に出し物として、星野源の「恋」とRADIOFISHの「PERFECT HUMAN」の最後の部分の歌詞を変えてメドレーで。伴奏無しで手拍子だけで小中学生達に歌って貰いましたが、会場からも大きな手拍子を頂き、かなりの盛り上がりをみせました。当初予定していた出し物は全てこなし、会場の盛り上がりも予想以上。あとは取り組んだ本人達に、成長の手応えや次への意欲が湧いていれば文句無しなんですが、保護者の皆様にもそれなりに喜んで頂けた様で、充実した感を持って解散する事が出来ました。

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