本日も、泉田市民館での修練。いつ雨が降り出してもおかしくない空模様の中、鍛錬に励みます。
やや遅めの準備で家を出た途端、横殴りの雨が降り出す始末。市民館に着き、玄関まで走り込むと、用事を終えられた公民館長さんに御会いしましたので、来たる8月に「泉田町盆踊り大会」が開催されるのかを御聞きしました。刈谷市の「わんさか祭り」や花火も行われる事もあり、2日の開催日を1日にし、「夜店を楽しむ」時間も、規模は縮小し飲食物は販売しない形で行われるとの事で。「3年前まで、夜店の時間で少林寺拳法の演武を披露させて頂いてましたので、今年は是非宜しく御願いします」と御願いしましたら、快諾を頂きました。まだ何も段取りはしていませんが、地域行事を盛り上げる為にも、しっかり取り組みたいと思います。
今日も、体調不良や刈谷市の小学5年生のサッカー部・バスケ部の大会があったりで、欠席者多数。自発性を引き出す取り組みの一環として、準備運動で皆に2つずつ号令を掛けて貰いましたが、先回よりも意欲を挙がっている様ですし、そこに「動きの説明を言葉でして」と課題を足して行くと、少しずつレベルも挙がる様に思います。
基本演練では、下受の受け手の感覚を相対で確認し、その後打払受から半転換まで進みました。「問い掛け」の影響なのか、先週からやたらと意欲的な瞬間が増えた小3黄帯のA君。下受の際に、打払受の様に腕を伸ばしがちなので、その2つの受けに半転換を交える事で、違いを認識し易かった様に思います。
先週の道院修練を取りやめにして、入門式は7月に延期したのですが、「あ・うん」を活用した学科・法話をやりたかったので、グループLINEで告知して各自に「あ・うん」を持参して貰いました。先月末の3年ぶりの道院長研修会時に、こちらも3年ぶりに成る前日金曜夜の本部道院への出稽古を行ったのですが、小学生の学科・法話の時間で「あ・うん」を使用していまして。今回の号から小学生の為のページが出来るとの事でしたが、目の前でそのページの使い方を見せて貰えましたので、今回「モロパクリ」でそのままやってみましたが、各自の積極性を引き出すには実に良い方法だと実感しました。
鎮魂行を終え、自由練習の時間に長めの時間を取って「鈎手守法」の説明をしました。ホールの中にあった椅子を使ったり、人に相手をして貰ったりの中での、小難しい感覚の説明でしたが、出来る出来ないはともかく、「何とな~くそんな感じなのかな」的なニュアンスは、伝わった様に思います。
自由練習後半では、組み合わせと内容を変えながら、柔法中心の法形の習熟に努めます。実際にレベルが挙がったかどうかはともかく、集中力の無い人が多い中で、全般的に意欲的な取り組み方が持続出来ていた様に思います。実際にはもう少し技術レベルも挙げたいのですが、そこに向かう前に「自らやる気に成る」と言う部分をクリア出来るかが、大きな鍵に成るでしょう。その部分に対する工夫は、常に心掛けていきたいものです。