本日は、泉田会館での修練。暖かな陽気の中で、鍛錬に励みます。
今日・明日と、泉田市民館では「泉田町文化展」が開催されます。その為、泉田会館で修練を行うのですが、近年は修練の途中で文化展を観覧する時間を取っています。地域行事に参加する事により盛り上げに一役買う事も出来ますし、門信徒や関係者が普段触れる事の無い文化的作品と関わる貴重な時間ともなります。泉田会館に到着した際、役割りで集まられていた組長さん達を見掛けましたので、「後でお邪魔します」と御伝えして、会館の階段を上りました。
今週水曜日に有給休暇で仕事をお休みしたのですが、翌日出勤すると私の机に2本の棒らしき物が。前日の仕事中に拾った先輩が、「そろそろ新しい物が必要かと思って(笑)」と下さったヌンチャクでした(笑)。「世間の少林寺拳法へのイメージって、やっぱりこれだな」と思いつつ、頭に浮かんだのは修練中に「誰が一番上手く回せるか」をやると盛り上がりそうだな~と言う事で。
作務を始め、祭壇の横にヌンチャクを置いておくと、一番乗りの小2八級のH君が早速ヌンチャクに食い付きます。ある程度の回し方を説明してやらせてみると、実に意欲的。「僕より上手に回してるなぁ」と言うと、結局終日ヌンチャクに御執心で。「チョロいもんだぜ(笑)」と微笑ましいですが、直接少林寺拳法と関係無い事でも意欲的に取り組む時間によって集中力を引き出し、それを修行への邁進に繋げる工夫は、常に模索しておきたいものです。

今日の修練も、小5A君の明日の少年五級試験に向けての習熟を中心に。法形や受身の習熟もそこそこ良い感じで進みました。後はA君自身の「より良い自分を体現する」事への意欲と集中度が、どれだけ試験の瞬間に顕わせるかでしょう。これは常々彼に伝えて来ている事ですが、入門して3年半経つA君も最近は行動の質が変わって着ている気がします。
副道院長のNさんが約1カ月ぶりの参座されましたので、法形演練・鎮魂行を経て、隣の泉田会館へ移動します。書道や写真、子供会の絵画を中心に、ミニ列車のジオラマやダカールラリーに出られた方の記録等、ここ数年内容の幅が拡がって来ている気がします。地域行事が廃れていく世相だと思いますが、そこに関わる人の在り方ひとつで、いくらでも空気や流れは変えられるなと感じます。
抹茶やお菓子のメインディッシュを頂いて、小1時間文化展を楽しんでから「自由練習」に。「掛かり稽古」的に攻者を入れ替わりながら、各自の科目・課題の習熟に努めます。小2H君は左右の区別や自分の身体の状態を認識するのには、もう少し時間や本人の意識が必要なレベル。まあ、そんなもんでしょうし、時間を掛けてでも本人に「成長したい」と思わせる関わりをすれば良いだけの話ですね。また、A君に対してはH君にするよりも高いレベル・感覚の説明を自然にしていましたが、時を経て彼もその段階に来ているのだなと感慨深く思います。ラストのターンでは、Nさんにいきなり「突きでも蹴りでも攻撃させて、それを投げ技に持って行ってみましょう」と課題を出しましたが、その前のH君とA君にしていた説明への聞き方が良いのか、それを反映させて上手く投げ技を繰り出していました。この辺りの「物の観方・話の聞き方」を、他の人も参考にして欲しいものです。
市民館の全ての部屋が文化展で使われている為。地区の役員さんが会議の為に数名事前準備にいらっしゃっていましたが、その中で繰り広げられる易筋行は、ある意味専有道場では出来ない公的施設ならではの空間と言えるでしょう。役員さん達が笑顔で小学生を見送って下さる様子に有り難さを感じながら、帰路に着きました。

0 人