10月8日(土)の修練。 | 刈谷北道院

10月8日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。

雨かと思っていたら予想外に降り続けず、それでも湿度は高い状態。理科研究でRちゃんが・お子さんの誕生日祝いの「お出掛け」でTさんが・雨で少年野球が中止になって参座してくれるだろうと予想していたR君が、雨が続かずに欠席。代わりに?愛教大のKさんがスイーツ持参出稽古に来て下さり、一般の方が率の多い参座状況でした。

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今日の修練を始める前には、ある程度何をやるかはイメージを持って臨んでまして、その中で状況状況に応じて「これは後に回して」、「これは今日は止めよう」と取捨選択して組み立てて行きました。

しっかり身体を動かして汗をかこう・乱捕りで全員の相手をしようとの自身の意識。木曜日の修練時に宣言していた、「土曜日は試験の近いMちゃんの為に集中練習」。愛知武専に9月より入学したYさんの為に、10月の予科1年の科目の予習のやり残し「順蹴地一」。Nさんの三段科目の復習として序盤に出て来る居捕の法形。先週の修練後に知立駅まで送って行った車中での、「ガシガシ乱捕りやるとかよりは、柔法で出来なかった事が出来た時なんかに喜びを感じてましたね」というKさんの大学拳法部時代の話を基にイメージを構成。

実際は身体が重ダルかったのであまりウォーミングアップをみっちりやらず、ここ何回かやっている「空気イス」や「手押し車」の筋トレと、普段あまりやらない開足中段構からの目打ちと金的蹴りに時間を割きました。基本演練もそんなにしっかりとやった訳でも無く、最初にイメージした内容を全て消化する前に時間切れになる事が予想されたので、早々に運歩や構え、受身・体捌の確認に移りました。また何の時にやったのかは全く覚えていないんですが、居捕の際に必要な体捌であろう「伏虎構」の状態で差し替えて前に進んで行く様な練習もやってみました。私自身は初めて行った時にも上手く出来て手応えを感じた記憶が有るんですが、皆なかなか上手く出来ず、しかもカーペットで足を擦って摩擦で火傷するというオマケ付きです。

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学科・法話の時間に、I君が「このページ読もう」と指定して来たページの全てが「メモ」や目次のページ(苦笑)。なので、少年読本と一般の金剛禅読本、そしてKさんが持参されてた一般財団の読本の目次を読み比べて、何故そして何処が法人によって内容が違うのか、その違いを越えて踏まえて行かなければいけない点は何処かを話しました。突発の、それもちょっとした冗談くらいの発言をきっかけにしながらも、それなりの法話になっていたかなと手応えを感じるところです。

法形演練では「Mちゃんの為に」と称して全員で「内受蹴」を。それでほぼ時間を使い切ってしまったので、鎮魂行の後の自由練習では乱捕りを取り止めにして科目の復習に当てました。少年二人は、腰が浮いて構えが崩れた結果、受ける腕の使い方がバラバラになって十字受が出来ないI君の為にも、スネ当てを付けての十字受&「十字受蹴」を。一般は「居捕送小手」と「居捕押小手」を立ち合いの状態で行うものの復習を行いながらやりました。途中、予科1年の10月科目「諸手送小手」も挟みながら充実した練習が出来ましたが、やはり時間が足らず「順蹴地一」に進めたのが、「お茶の時間」になってから。小学生二人にブ~ブ~言われながらも何とかこなし、お待ちかねのKさん手作りのチーズケーキとチョコラスク・ガーリックラスクを頂きました。

充実した修練に、感謝・感謝です。

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