本日は専有道場でスタート。達磨祭も執り行いました。予定外の欠席者もいる状況でしたが、愛教大のKさんも出席して下さり、それなりの厳かさを維持して挙行できたと思います。
昨年の11月に本山での講習を受けて大導師に補任されたのですが、その時の法話実習では1ヶ月前にも行っていた達磨祭での法話を選択したので「4分間で」という条件も上手くこなす事が出来たので、何かしら自信を得て戻って来た記憶が有ります。今回は、この1年で道院長としても道院の状態としても然程成長・発展出来ていないなぁという反省の念がこもった導師法話になりましたが、それでも参列して下さった方々の日常生活に少しでも活かされる様な、且つ「不撓不屈」の在り方が伝わる様な法話でなければとの想いは、逆に強かった様に思います。
また終了後の学科では「あ・うん」の開祖の言葉を皆で読んだのですが、先の導師法話で話した事と絡めて上手く皆に説明出来た気がします。
場を変えて易筋行。今回は市民館のホールが文化展開催の為使用出来ないので、別棟の部屋で。ただ以前公民館長さんが「利用者団体を文化展で紹介したいから」と写真を撮影して下さっていたので、易筋行に入る前に皆で観覧に行きました。
普段そんな場を作ろうとしない限りは、なかなか文化的な空間に関わる事も少ないでしょうから、門信徒達にも貴重な時間になったでしょうし、道衣姿での観覧は「町内行事にも出向きましたよ」との実績作りにもなりますね(笑)
また私自身は30歳手前で地元の消防団に入団し、その事が少林寺拳法を始めるきっかけにも多少関わりがあるのですが、その2期後輩に当たる方が現在の分団長をされていて明日の模擬の消火器での消火体験実施の準備の為にいらっしゃっていたので挨拶したら、「今日やれますよ」との事でしたので全員で消火体験をやらせて頂きました。感謝・感謝です。
今日はMちゃんとI君が明日の地元のお祭りでのお囃子のリハーサルの為に早上がりするとの事でしたので、残り20分で二人それぞれを一般拳士が相手をする形で試験科目の復習をしました。普段試験練習はどうしても小学生同士で行う事が多くなるので、大人が相手をする事による勝手の違いが、少しでも試験に向けての緊張感アップにつながると良いですね。
迎えにみえるはずのMちゃんI君のお母さんが予定よりやや遅れてみえたので、短いなりに充実した復習になりましたし、終了後にKさん手作り(明後日誕生日のRちゃんの為に御願いしていたのですが、当のRちゃんが理科研究で休みでした(泣))のシュークリーム・チョコケーキ・マシュマロ2種を二人のお母さんにも味わって頂き、お母さんがKさんと「いつも有難うございます。御裾分けも頂いてます。今日はお借りしてたタッパーを用意してたのに忘れちゃいました~」と笑顔で言葉を交わしている姿を見て、「ええ光景じゃのう」と嬉しく思いました。
その後の一般だけの三段科目の習熟と攻守限定無しの乱捕りも、濃密な中でも豊かな心持ちで行えたと思います。