本日も泉田市民館での修練。
風は小寒いのに日差しは強く、建物の外と中とでは体感温度にかなりの落差のある中での修練です。Yさんが全国大会観覧と里帰りも兼ねて大分に行かれていて欠席ですが、残りのメンバーで鍛錬に励みます。
そろそろ小学生達に天地拳第五系の単演を教えようかと思い、今日は基本演練で四系までの復習を。細かい部分を精査して行くといつまで経っても100点満点には成らないんですが、少しでも良い状態に到達しようと思うなら、細かい部分に気を付け続けるしかないですね。相対演練もそうですが、ただ手足の動かし方を覚えただけには成りたくないものです。
最近副道院長のNさんがしきりに「腰が痛い」と仰るので、基本演練の最後に全員で腰の押圧の練習をしました。決して無理に力押ししたりふざけて反動をつけたりして「事故」が起きない様に注意しつつ、自分の体重を上手く活用出来る様な姿勢・腕の角度を伝えました。受けている相手の緊張や呼吸にも気を付けつつ、上手く接触点を密着させ無駄に力まない様に気を付ける。柔法全般にも共通する感覚ではないでしょうか。
自由練習では、全員で少年三級・二級科目を復習した後に一般は三段科目の習熟を。今日は連盟の会報にも載っていた「送四指捕」と「木葉返」「木葉送」を。いずれもややこしいですし、暫くやっていないと忘れてしまいますね。ただ原理を理解しながら修練した回数が多ければ多い程、他の法形との共通点を発見して再現する事が容易になって来る気がします。基本の習熟から理の探究を意識した上での法形演練まで、統一された流れの中で易筋行を組み立てて行きたいものです。