本日も泉田市民館での修練。
門信徒の通う小学校で刈谷市の小学校からの代表が集まっての音楽発表会が開催され、小学生全員と保護者のNさんも観覧の為に遅れての参座となり、またTさんも息子さんの耳鼻科への通院の付き添いがありお休みされたので、始まりは私とYさん・Kさんだけという先週以上の「少数精鋭」でのスタートとなりました。ただ気候も程良く暖かく鍛錬には持って来いの日柄ですので、頑張って励まないといけませんね。
今日は基本演練の時間に、順逆の二連突をしてくる相手に対し、体捌・足捌を意識しつつ守る、そして順突・逆突のどちらでもカウンターを取る様なタイミングで動くという練習をしてみました。剛法において「受けてから反撃」という意識が強すぎると、受けた時点で反撃の体勢を整える事が難しくなる様で、多少遅れてもカウンターを当てるくらいの感覚で動ければ、その反撃の手を防御に代えるだけでタイミングを掴みやすくなるかなと思っての練習です。
何れも基本の突き蹴り受けや体捌・足捌きが備わっていないと、慌ただしく動くだけになってしまいますが、その後12月度武専の予科の科目である「外受蹴」や「内押受突」の予習をしている時にも、出来る出来ないはともかく「動くべきタイミング」や「整えるべき体勢」が理解し易くなっていた気がします。
学科・法話の時間には、10月末に大分での全国大会の観覧に行かれていたYさんにその感想として一言話して頂きました。本当は先週やって頂く手筈だったんですが欠席者が多く延期し、一昨日の修練時に話して頂いたんですがこれまた欠席者が多かったので、今日2度目の「一言」です。いつもの修練とは順番を変えて、音楽発表会終了後の人が集まる時間帯に学科・法話の時間を持って来て行ったんですが、Yさん自身は内容をまとめて流暢に話す事があまり得意ではない様子。それでも同じテーマでの2回目となる一言を、それなりに違う構成にして話して下さいました。そんな経験もたまにはしておくと、日常でのコミュニケーション能力の開発にも少しは役立ちそうな気もします。
自由練習の時間では、久々に乱捕りでたっぷり汗をかいた後に全員で「送小手」を行い、一般は加えて「送捕」・「送四指捕」の復習も。原理のみで創作した「送小手もどき」というのを繰り返しやって来たからか、小学生達も体勢作りは割りと上手に行います。このまま技の面白さも感じて、自らの意志で鍛錬に励む様な方向に向かって行って欲しいものです。
今日は先週お休みされたKさんの手作りスイーツが有るので、「お茶の時間」も充実していました。特にさつまいも好きのRちゃんは、参座した早々に冷蔵庫に冷やしてあったスイートポテトを見付けてはしゃぎまくり。また普段少年野球で土曜日は休みがちのR君も、今日は発表会が有った事もあり参座してくれたので、Kさんとも昨年11月の演武祭以来の再会を果たし、パウンドケーキやいも外郎を皆と一緒に味わいました。