本日の修練は専有道場でスタート。
10月の地区昇級試験で少年三級に合格したMちゃんと少年四級に合格したI君の合格証書授与を行いました。当日の感想と今後の抱負を語って貰い、やる気に満ち満ちた言葉は全く無かったんですが、着実に進歩してくれている事には感謝しないといけませんね。
月1回専有道場でスタートする時は、皆で作務をやり鎮魂行を行った後に、ロウソクの灯りが消えるまで連盟の会報や「あ・うん」を使っての学科・法話を行います。合格証書授与も行ったのでやや急ぎ足で開祖の言葉や「実に帰る」のページを読んだのですが、朝からの雨で少年野球が中止になり参座してくれたR君が、足の指をいじくったり会報や読本の他のページを読んだりと他事をやりながらの聞き方にも関わらず、内容や言葉をよく理解しています。鎮魂行の後に一言言い、「これ、木曜日に一般の読本を読んだ時に言ったけど」と皆に聞く中で、一人だけ「行住坐臥」と答えましたし、今日の法話のまとめで「開祖は、どんな小さな行いでも良いからリーダーに成れって言ってたんだよ。これ何処かに載ってたんだけどな~。何処だったかな~?」と私でも判らなかったのに、「あ、ここだよ」と今日は全く開かなかった「あ・うん」の最後のページを見せてくれました。集中力が有るのか無いのか、良く解りません(笑)
場を変えて易筋行を。今日は泉田市民館のホールが厄年会の集まりが有り使用出来なかったので、久々に別棟の部屋で。
専有道場の学科・法話で会報を使用する時に、少しでも技術に興味を持って貰おうと「実に帰る」のページや「あ・うん」の裏表紙等、技術に関する部分をよく使用するのですが、先日ふと思い付き読むだけでなく皆でやってみる事にしました。今日は「逆合掌投(二種)」を。失敗する事が嫌いなRちゃんは、「四段科目の~」と聞いて「出来る訳無いじゃん!」と尻込みしていましたが、「ここは巻小手と一緒」・「この動かし方は、逆小手でもやってるでしょ」とあれこれ説明を加え段階を区切って練習して行くと、皆それぞれにそれなりにこなしていきます。
「逆小手」の理を体感する為には「巻小手」を先にやった方が解り易いだろうと、先に「巻小手」を練習させていたら少年科目表に出て来ない事に数か月前に気付きましたが、少しでも技術に面白味を感じ、その結果自発的に意欲を持って修練に励む事が出来、ひいては少なくとも自分の人生では積極的・意欲的にリーダーシップを取って行ける人間になってくれればと、自分の「うっかり」を正当化しています(笑)