11月20日(日)、11月度道院修練(一般のみ)。 | 刈谷北道院

11月20日(日)、11月度道院修練(一般のみ)。

本日は専有道場での一般門信徒のみの易筋行。

当初午前中の9時~12時に行う予定でしたが、来月に中拳士参段の受験を控えたNさんが町内のスポーツフェティバルへの参加とカブってしまう事が月頭に判明したものの、他の日は少林寺拳法関連の行事で埋まっていた為、午後の14時~17時に変更しました。結果、道院修練終了後にレジャーに出掛ける予定を入れたTさんと、大学での補講が入ったKさんは参座出来ずでしたが、YさんNさんと技術の向上に励みました。

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今日は3人だけになる事は始めから判っていたので、私自身がしっかり二人の相手をするぞと意気込んでいたのですが、Nさんが20分程遅れた為、先にYさんと四級科目の復習を始めていたら、「外受蹴」・「外受突」が終わりNさんが到着された頃には正直ゼ~ゼ~言ってました(泣)

その後三段科目の習熟を中心に進めましたが、「合掌引天秤」を始める前に「引天秤」・「逆引天秤」から始めたら、それぞれの手の掛け方に工夫がいるなと気付きました。それも天秤を極める腕刀側の腕の使い方や接触するタイミング等も、雑にやったり勢いに任せて動いていてはいけない部分も感じますね。

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今日はどの法形をやる時も、「末端の筋力以外のエネルギーを使う事」とそのエネルギーを相手に伝える為の「膝の向き」を強調して説明しました。どちらも「感覚的」なものなので「ピンと来ない」人にはかえって理解し難くなるでしょうが、「力のやりとり」なんて所詮感覚的なものでしょうから、如何にやってる本人がそれを掴み取ろうと意識するかによって理解度も習熟度も変わって来ます。世の中の物事全てがそうなんでしょうが、周囲の環境がどうこうあの人この人がどうこうではなく、自分自身が何を目指してどう動き自分をどう変えていくかが肝心なのでしょう。そんな「自分を練る」事に対する一つのきっかけに成る様な易筋行にしたいものです。

そんなこんなを考えながら修練に励んでいたらあっという間に時間は過ぎ(後半は例によって例の如く、「あーだこ~だ」言ってるだけで私自身の動きはかなり減りましたが、いつもよりはやったほうかな(笑))、終了時刻を15分程オーバーした頃には外はかなり暗くなっていました。陽の落ちるのも早くなり、寒さの増してきた今日この頃。Nさんの受験まで残り1ヵ月を切りましたし、体調管理に留意しつつガンガンテンションを揚げて行きたいものです!

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