11月26日(土)の修練。 | 刈谷北道院

11月26日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。

R君が少年野球・I君が部活のバスケットボールの大会出場・Mちゃんがその応援、愛教大のKさんが今年から地元のお祭りに参加されていて、その忘年会が有るとの事でお休みされましたので、一般門信徒の方が数が多い状態での修練です。

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約1ヶ月後に中拳士参段の受験を控えたNさんに徐々にテンションを揚げて頂こうと思い、修練時間中に単演の号令を掛けて頂く為に、R君の参座してくれる木曜日2回で小学生達にも天地拳の五系・六系を教えたのですが、肝心のNさんに「紅卍拳」と「龍の型」を教えていない事に気付きました。「試験までに1ヶ月無い状態で教えてちゃイカンなぁ」と思いますが、まあNさんは基本のレベルが高いので順番と動きを教えるだけで良いかと胡坐かいてます(笑)。ついでにと言う訳ではないですが、今日は唯一の小学生のRちゃんにも「土曜日はシゴクでぇ~!」と伝えておいたので、一緒にやって貰いました。唯一の小学生なのでいつも以上に甘えた素振りですが、こちらも基本のレベルが高いので順番と意味・意識を覚えるだけで充分?「今日覚えたことを、他の皆に今度教えてくれよ~!」と言うと、「無理で~す!出来ないもん!」と言ってましたが、まあやってくれるでしょう(笑)。

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最近「肉体強化」の目的でストレッチを小まめにやっているのですが、足首を念入りに回す事で血行が良くなるのか足が軽くなり、またそれ以上に体調が良くなり精神的にもプラスのテンションで行動する事が出来ています。まさに「拳禅一如」と実感し木曜日に学科・法話の時間に皆にも伝えたのですが、今日は自宅パソコンに送って頂いたNさんの参段受験の宿題への添削部分を御伝えしたりもしたので、学科・法話の時間にも一般の読本を使い、普段から進歩した自分が他人の為に支えに成っている事をイメージして精進に励む事の大切さを伝えました。その「目的の確立」がぼんやりしていると、易筋行に励んでいても結局は技術レベルも然程上がらないでしょう。

法形演練では少年二級科目の復習を全員で。「屈身突」や「送小手」をやりましたが、一般門信徒にとっては級科目の復習ですが小学生より上手く出来るとは限りません。有段者と言えど、ただ自分が楽しむだけの為に練習している人と、進歩した自分が他人に伝える・他人の手本に成ると考えて練習している人とでは、見えるもの・身に付くものも違って来ます。どちらを選ぶかは本人次第ですが、是非「世の為人の為」に成る修行に取り組んで頂きたいものです。

今日はRちゃんの為に「小手投」をやりたかったのですが、「龍の型」と「逆小手」をやっていたら自由練習の時間も残り10分に。「あと10分でホントに終わるの~?」とのRちゃんの言葉も他所に、中段突を突き終わった体勢からの投げの動きだけをやりました。「逆小手」や先日行った「逆合掌投」と同じバックダウン系の法形だけに、Rちゃんもそれなりに理解出来ていた様です。その後の「お茶の時間」でも好物のサツマイモを使った期間限定「おさつスナック」をバク付き、機嫌良く帰路に着きました。

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