本日は専有道場で月1開催の一般のみの易筋行。
本当はNさんの試験1週間前の来週にしようと考えてたんですが、逆に1週間前は私自身がマンツーマンで相手を務めて「自主練」をする事にしまして、その前週の本日に。最近は三段科目中心の法形演練になってましたので、二段科目のあまりやってないものや、名前が似ていて抽出科目で突然言われた時に「ド忘れ」し易い法形の総ざらいの日としました。
科目表が数年前に改訂された時に、各法形の出て来る時期がやや変わった事もあり、私自身の記憶や分類と若干違う面もあるのですが、科目表の後ろの方には各段で修練する法形が拳系別に記されており、比較しながらの総ざらいには実に便利です。「~天一」だ「~天二」だのこんがらがり易い名前の法形一つ一つ復習する事が出来ました。各法形の類似点・相違点を発見しながら、また何故このネーミングなのかも想像しながらの修練は楽しいものです。
今日は「合掌送捕」を「吊落」・「吊上捕」を関連させて、「引胸落」と「引落」を間違え易い法形としてやろうと考えてたんですが、「引胸落」の前に「片胸落」をやり「襟十字」をやり、関連させて「巻落」と「外巻落」をやりとしていると、やらなきゃいけない事がどんどん増えて行きます。「送天秤補」や「送肘攻」も復習して行くと、この法形はほとんど反復練習をしてないなぁと思うものも多く有ります。
関連させて復習して行くと共通点も認識し易いですし、逆にその法形固有の動きも見えてきます。Nさんの試験まであと2週間。私自身の習熟の為にも、しっかり鍛錬に励みたいと思います。