12月24日(土)の修練。 | 刈谷北道院

12月24日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。

世の中はクリスマスで華やいでいるであろう中、刈谷北道院は本日が年内の稽古納めという事で、修練後には出席者が料理を持ち寄って行う「一品持ち寄り忘年会」を行う予定で、その前にやや浮ついた雰囲気でありながらも鍛錬に励みます。

今日の基本演練では、天地拳第三系の相対とレッグサポーターを付けての払受の練習を集中的に行いました。10月の武専で研究科4年の方々が指導実習で研究会にいらっしゃり、その中の一人が「払受蹴」の指導をされました。2000年10月に少林寺拳法を始めて以来、痛くない「払受」が出来ないかなぁとずっと思案して来たんですが、その指導実習の時間にいつも研究会で御世話になっているベテラン拳士さんに「払受が上手く出来ないんですよねぇ」と話した時に頂いたアドバイスに、少林寺拳法を始めて16年、正に天と地がひっくり返る様な発見をし、いつか練習で試してみようと思っていました。Nさんの中拳士参段受験が終わる前に行うと混乱するかなぁと思い、それが終わり一般の参座者の多い今日にしたのですが、割りと皆上手く出来ていた様ですし、結果受けた部分が痛いと言った方は一人も居ないという良い状態となりました。

法形演練ではNさんYさんとTさんKさんはそれぞれ演武練習。今日唯一の小学生のRちゃんは私とマンツーマンで「片手押抜」と「小手巻返」をやりました。小学生の科目表には「小手巻返」は出て来ませんが、技術レベルが高い&6年生のRちゃんには中学生になってもしっかりやって貰おうと、やや難しい事でも伝えておこうと思いやりました。ブ~ブ~文句を言いながらもそれなりにこなしていました。

自由練習では拳サポーターとレッグサポーターを着けての空乱を。ただ久々の乱捕りだったせいか、皆妙に熱の入った動き。そこら中で上段に突きが入ってしまい「あっ、すいません」・金的に入って「すいません~!」の声が。私自身もこの数週間のNさんの受験に対する準備で充実する中での精神的な高まり&9月くらいから行っている1週間だけ夕食を抜く身体絞りによる3キロほどの減量の為か、妙にキレッキレな動き。中段にくらって休む人間も出る中、最終的には私とRちゃんがマンツーマンで「さあ、修練納めだ、ガンガン来い~!」とやってました(笑)

修練終了後には、お待ちかねの「一品持ち寄り忘年会」。私も不慣れな料理ながら、お好み焼きを5枚焼いて持参。「失敗してるなぁ。大丈夫かなぁ~」とやや不安でしたが、そこそこ美味しく食べて頂けた様です。それぞれが忙しい中、調理し持参した逸品。今日の学科・法話でも「御馳走」という言葉を基に、他人に対する心配り・心尽くしとそれに応える心意気について話したのですが、多くの御馳走を食しながら縁を深められる良い時間と成りました。

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