少年野球に長年携わり、監督の責任をおりて、45歳で少林寺拳法に入門することになった。
一生懸命修行するうちに、少林寺拳法の魅力と教えることの楽しさを感じるようになった。
もとより少年達を教えることが好きであったので、退職後には少林寺拳法を教えたいという目標を持った。
そして公務員を退職後、念願の道院を開設した。
現在60代の私は、足での高蹴りが上がりませんが皆は半分は理解してくれています。
そんな少林寺拳法が好きだから生涯修行を続けています。
笑顔で子供たちと接すことと、子供達が楽しく過ごせるような環境作りをしていくことです。
拳士としての心得である「脚下照顧」「合掌礼」「作務」「服装」「態度」「言葉」の行動を厳しく指導し、自分のことだけでなく他人の事ができた子には褒めてあげることに心がけている。
一般拳士には、少林寺拳法の技を楽しみながらお互いの仲間意識の高揚を求めている。
一般の拳士と少年拳士、同じ学年の拳士と上級生そして下級生となる横と縦の関係、人と人との輪をつなげるような、人が成長できる道院を目指して行きたい。
少年部も一般も皆仲良く、道場で顔を合わせるのがみんな楽しみにしている、そんな雰囲気を持っていると思います、休憩時間には、高学年も低学年も一緒に遊ぶことが大好きで皆楽しみにしています。
また、技の練習には大人が高学年を指導し、時には低学年は高学年の拳士が技の指導をします。
高学年拳士は教えることが大好きです。
少林寺拳法をやっていて、良かったと思うことが二つあります。
一つ目は、友達を助ける事ができるようになった。
それは、友達がいじめられていたのに足が動かず悔しい思いをしました。少林寺拳法を習うようになって自身と勇気ができ、強い心を持ち、いじめられている子を助ける事が出来ました。
二つ目は、少林寺拳法をやって友達が増えたことです。ほかの学校の子と友達になるなんて考えた事もなかったけど、少林寺拳法を始めた時は知らない子がいて、緊張したけどすぐに仲良くなり友達になりました。
これからも、友達を大事にして人のためになる少林寺拳法を頑張りたいと思います。
(5年生拳士)