私が少林寺拳法と出逢ったのは、学生時代に過ごした、至学館大学(元中京女子体育大学)の少林寺拳法部でした。
当時監督だった、故進藤勝則先生(刈谷中部道院道院長)の心の教えにいたく感動し、それ以来私は少林寺拳法に一直線となりました。
大学卒業後も、進藤先生の道院へ片道1時間半かけて通いました。そこで初めて少年部指導をまかされ、指導の楽しさ・大切さを感じるようになった頃「地元に一粒の少林寺拳法の種をまかないか!」という先生の言葉に心が震え、道場を出そうと決意しました。
仲間たちと共に協力し、出来なかったことができるようになる喜びを分かち合えるよう
な指導を
一人一人の個性を大切にし、それぞれの良さを伸ばすような指導を
人の痛みをわかる心を、人の悲しみに寄り添える思いを、困っている人に差し伸べる
行動力を身につける指導を
誰もが昨日までの自分を越え、楽しく共に成長していけるような、そんな指導を
心掛けています。
『半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを』
いつでもみんなが集まれて、誰かが困っていたらみんなで支えあえることができる
全国の道院との交流を深め、心のつながりを広めていけるような道院を目指しています。
・道院長が本山少年部教化育成委員であり、趣向をこらした準備運動やトレーニング、体幹トレーニングなどを行っています。
・絵本の読み聞かせを使った学科を取り入れており、子どもたちの心に響き、届くことのできるような指導を行っています。
・子どもの頃に道院長に出逢い、やめることなく続けてきた人たちが指導者になり、指導にあたっています。
私は小学6年生の時に少林寺拳法を始めました。強くてやさしい人になれるようがんば
って練習していました。中学の時、一度道場をさりましたが、少林寺拳法と先生のこと
が忘れることができず、再び道場を訪ねました。その時先生に、笑顔で迎えてもらえた
ことを、今でも覚えています。
20年以上、少林寺拳法を続けていられるのは、先生と仲間たちがいるおかげです。(40代女性)
小学3年生の時に出会った少林寺拳法。おとなしく、人前で話すことのできなかった
私が現在では、子ども達の前に立ち指導にあたっています。楽しく元気よく成長して
いけるような指導ができたらと思います。(副道院長)